タイトルから、片方が死ぬのを見届ける系かな…
とドキドキしながら読みましたが、
文句なしのハピエンで良かったです。
人間のリュカが瀕死の獣人ヴェルクを拾い、
生活を共にするようになります。
ヴェルクからは熱烈に番になることを求められますが、家族を失った傷がまだ癒えないリュカは
素直にその気持ちを受け入れられなかったのだけれど。
リュカが狩りの途中の事故で生死を彷徨い、
目覚めたあとは先祖返りで耳付きに!!
生きるか死ぬかを経て覚悟も決まり、
懸念事項の寿命も等しくなり、
無事番になったのでした。
リュカがエッピなお兄さんキャラで
ヴェルクが黒髪獣人の甘えん坊、最高です♡
腐友おすすめのこちら。
丸木先生の御本はシリアスめなものが多い印象でしたがコミカルなタイトル、楽しく読ませていただきました!
期待通りオタクにまつわる描写がストレートで
おもしろかったです。
今はあまり聞かなくなった「ホモ」描写も新鮮。
こーたろーが執心していたメイドさんとは身体の関係は無かったけれど、泉田さんが呼んだ高級コールガールとの性描写が軽くあります。
私はBLに女性との絡みが出てくるのは地雷なのですが、泉田さんのこーたろーに対する執着がヤバすぎて、過去の女たちは些末なことだと思い至りました笑!
バリエーション豊かなエッピシーンがお楽しみ
いただける1冊です笑♡