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女性いるいるさん

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離れていてもギヴン

書影が出た時に叫び悶えましたね(///Д///)

けしからんほどの格好良さと男の色気…!!!
そんでこの2人がカプという事実ッッ…!!!
(神様ありがとうの五体投地)

ギヴン初見でココを読む人いないとおもうけど、
表紙の2人はカプなんですよ。すごくないですか?
興味が出たら是非買って下さい←


そんな余談はさておき、とうとう8巻です。

真冬自身も知らず知らずのうちに音楽を拒否していた。
歌えない、聞こえない、聞きたくない。
気付いた真冬は混乱して戸惑い歩みを止めてしまいます。

反対に上ノ山くんは音楽に本気で向き合いたいと、
今出来ることを一生懸命やると心を決めます。
そして音楽を拒否してしまった真冬を引きずり上げてやるーーと展開します。


帯に書かれている「背中合わせ」という表現。
今の真冬と上ノ山くんはまさに背中合わせの状態で、
見ている先が180度違っている事実がジワジワと切ない。

でもなんかこう……、
いいですね、若人って……みたいな感想も出てくる。

上ノ山くんが「音楽で真冬を殴る」とか、
ものすごく等身大の高校生だなぁと思いました。
(包容力とか大人の対応とか搭載されていない攻め様)
(良い…。まだ高校生だもん、それでいいんだよ……)

真冬のことでグチャグチャに悩みながらも、
自分に出来ること・自分が今優先すべきことを
自ら選択して進む強さが眩しかったです…!良き!!

真冬がグルグルと悩んでいる様子は、
きっと"蛹"の中でドロドロに溶けてる状態なんでしょう。
秋彦や雨月も乗り越えてきた心が不安定でシンドイ時期。

8巻は真冬の不安定さが顕著だったんですが、
個人的に比較的安心して読めたのは『ギヴン』が在るから。

8巻もまた4人が揃うシーンがなく、
ギヴンの音楽をやっているシーンはありません。

でも秋彦と春樹さんがぶれずにドンと構えて、
舞台に1番近い上ノ山くんが引っ張り上げる準備をし、
みんなで真冬を待っている。真冬を置き去りにしない。

ギヴンが揃わなくともギヴンの精神は存在する。
みんなで真冬を信じてるのが胸熱で…(;///;)ウウウ

読み手としてもぶれない支柱がいるおかげで、
安心して真冬を見守っていられるなーと思いました。

もうね。めっきり登場シーンが減っちゃったけど、
秋彦×春樹さんの安定感とイチャラブがマジ支えです。
(あと付き合いだしてからの秋彦の年下感…。何あれ)
(大好きです!萌えます!ありがとうございます!!!)

7巻で萌え殺しにきたしずちゃん×柊。
こちらは幕間ですこしだけイチャラブの様子が…。
柊の圧倒的光属性とあっけらかんとしたこと好き。
(柊のインスタ見てぇぇぇ!!!)

今後、真冬の心が定まる瞬間がとても楽しみです。

で!!!!
描き下ろしは定例の四コマ漫画なんですが、
その後ろに収録されているのが雨月視点の『羽化』
(映画ギヴンの円盤ブックレットに収録されていたものだそうです)

これがめーーーーちゃ良かったです!!!

秋彦が羽化していく姿を横で見ていた雨月。
お互い傷つけ合ってグチャグチャになって、
秋彦だけが一足先に翅を開いていったあの頃。

5巻で真冬が歌詞に乗せたメッセージに号泣したけれど、
この羽化でも「大丈夫」で再び泣かされました(;///;)
きっと雨月の心の支えになってるんだろうな…(;///;)

本編でも雨月が再登場してますし、
真冬と雨月が影響を与え合う関係性もかなり興味深いところです。

9巻も楽しみだーーーーー!!!!ヾ(*´∀`*)ノ

桧木さんがいじらしくて堪らない気持ちになる(;///;)ウウウ

ドラックレス・セックス <杉野と桧木>番外編。

R18表記ナシの全年齢本です(﹡´◡`﹡ )
(全年齢!?マジ!?って二度見した…)
(濃厚キスと桧木さんの顔は18禁かもしれぬ)

紙での再版予定はないそうですが、
とらのあなで電子書籍版が発売されているそうです♪


さてさて。

杉野×桧木 来ましたよーーー!ヾ(*´∀`*)ノ
続刊では辰見と戌井がフォーカスされていったので
他のカプについては中々音沙汰がなく。。。

仲良くしてるかな~
桧木さん泣いてないかな~
 
…とね。その後が気になってたんですよ(;´///`∩)
杉野が一枚上手なので振り回されてないかが心配で;

なので今回読むことが出来てホント~~に良かった!
色々と安心出来ました (←何目線)



(以下ネタバレ注意)


人と同じベッドだと中々寝付けない桧木。
ゴソゴソと落ち着かない様子に気付いた杉野は
「眠くなるまで喋ってよう」と声をかけます。

ウトウトしながら桧木が口にする言葉は
杉野への愛情と、少しの不安。
話を聞いている内に杉野の我慢が効かなくなってーーーと展開します。


( 」゚Д゚)」{か・わ・い・い・ぞーーーー!!!
桧木さんが可愛くて可愛くて悶えた。かわいい。

人付き合いが下手って自分でわかってるから自信なく、
杉野は人当たりが良くてコミュ力あるモテる恋人で…。

自分といたらつまらないのでは?とか、
嫌なこと言ったりしてないかな?とか、
いじらしくて健気受けスキーのツボにギュンギュンくる!

こう言ってはなんだけど、
自信がなくて不安げなとこが可愛いんですよね(;´///`∩)
杉野にベタ惚れしてるのがダダ漏れだから更に可愛さ増し。

そりゃ杉野も堪りませんってーーー!!!(ニヤニヤ×∞)

で、今回すごく感じたのが、
杉野から出てる矢印の数が可視化できること!!!
"桧木が可愛くて仕方ない"と思ってるのが目に見えるw

桧木の表情がさ、杉野の前だとふにゃっとなっててね。
そりゃ嬉しいよ。可愛いよ。堪んないよ。クソ可愛よ。
自分にだけガード緩くなる特別感がすごいのよ。

杉野の気持ちが手に取るようにわかるほど
桧木が可愛くて可愛くてニヤニヤが止まらない(∩´///`∩)

これさー…、
杉野が執着攻めになるのも時間の問題なのでは?
俺のアピールしまくる攻めの片鱗が見え始めてる…?
(結局どこに転がっても)
(桧木が振り回される結果しか見えない)

もう一度、ここから

表紙見て「絶対買う~!」って決めてました。
なので一切情報無しで手に取ったんですが…。

(;゚д゚)(つд⊂)ゴシゴシ(;゚Д゚)…?!

表紙のキャラは絶対受けだと思ってたーーー!!
(思い込みって怖……好みの刷り込みって怖……)

でもポジション決めは流れ的にごく自然で、
とてもカッコイイ攻めだったので結果オーライです。
というか、純粋にストーリーがすごく良かった!!!

境遇が全く違うけれど人生の迷いやどん底にいる時、
些細なキッカケで前を向ける。生きようって思える。

"もう一度 頑張ろう"が刺さる相互救済BLで泣けました。


さてさて。


受け:比呂
元看護師で現コンビニ店員。
訳ありな人を放っておけないお人好しで警戒心が薄い。
気が弱くてコミュ障で人と話すときはオドオドしてます。

攻め:山鹿
死んだ魚のような闇を抱えた真っ黒な目。
男の色気とアウトローな空気をバンバン放ってます。


山鹿は比呂と出会った時は何もかもが嫌になって、
人生を終わらせたいと思って投げやりになっていました。
しかし比呂は山鹿を放っておけず助けたいと思ってます。

そこから奇妙な同居が始まりました。
少しずつ2人の距離が縮まったけれどーーーと展開します。


1番印象的で特筆したいのが山鹿の目!!
真っ黒でなんの光も差さなかったけれど
もう1度やる気を出した瞬間に目の色が変わり、
めっっちゃ感情揺さぶられるんですね(;///;)

これがもう胸熱で……!!!!!
私は山鹿の目ばかりを注視しながら読んでいました。
(前半と後半の違いが顕著で萌えがドコドコ踊っちゃう)

比呂は自分に自信がなく何をやっても上手くいかなくて。
看護師を辞めたことも含めて常に自分の選択肢に迷いを持っています。

けれど案外図太いというか強さを感じさせる時もあって。

悪い人相手でもお人好しな比呂に対して、
山鹿は遠回しに偽善者だと当て擦りするんですね。
その言葉を比呂は肯定して理由を話すんですが…。

常に選択肢に迷いながら生きているけれど、
過去の後悔を繰り返さないように意識している強さ。
自分はダメだと思うけれど努力を積み重ねられる強さ。

ネガティブでオドオドしていても比呂の強さを感じられ、
山鹿に影響を及ぼしていくのが説得力があって良かった!

山鹿と比呂は正反対のようで根本が似ていた気がします。
山鹿も比呂と負けず劣らずお人好しで優しい人です。
だからこそ守りたいモノを守れなかった情けなさで、
全てを投げ出してしまっていて。

1度投げ出したモノの後始末。
比呂の将来への影響。

山鹿が取った選択・言葉にめちゃくちゃ泣きました。
そんで思いっきり泣かされた直後に
今度は別方向から泣かされて情緒を乱しにきてから、
もうひとつ畳み掛けるような展開に泣けてしまって…。

たった数ページでグッとくる三段攻撃ですよ~(;///;)

切なさ・悲しみ・優しさ・温かさ・喜び
もう一度頑張ろう、前を向こう、と決意した2人の心

色んなものがグワッと押し寄せて堪らなかったです。
語彙力ないのでこれしか言えない。めっちゃ良かった!

あと単純に山鹿がめっちゃカッコイイです!
目の色を取り戻したあとは性格までもがカッコイイ。
(アウトローな色気になけなしの乙女心が刺激された…)

描き下ろしでは
イチャイチャしたい山鹿の遠回しな誘いに笑いましたw
カバー下は比呂がアザラシの姿になるだけで
なんだかハートフル物語に入れ替わっててめちゃ可愛い。

癒やされた~!!!(∩´///`∩)
強面×可愛いの組み合わせが最強です♡♡♡

満を持して……!

初回限定版購入。

小冊子も含めてすごくよかった…!!!
小説ガーランドを読んで気になっていた部分の回収や、
ジークフリード家の解像度が一気に上がった巻でした。
(追記:ガーランド未読でも問題ないです)

すっかり丸くなったジュダとダートが
会話を大事にして意思疎通が取れているのも良きです。
言葉足らずで散々すれ違ってきたカップルですからね。
(だから私は2人のリラックスした会話シーンが大好き!)
(幸せに満ち満ちた時間がグッとくるよ~~!(;///;))

あとはもうなんと言っても…!!!
満を持して登場する2人に興奮した…!!!
(裏表紙がネタバレ絵になってて、)
(え!?マジ!?って2度見した。ビックリした)


ーーーーというわけで以下ネタバレ注意。


さて。冒頭は6巻の続きですね。

完璧に見えていたウィルが吐露する弱さ。
一見弱いようで芯の強さを見せるフリオ。
ウィルとフリオが出会った時の印象が逆転していて、
ホッコリ微笑ましい気持ちになりました(﹡´◡`﹡ )

フリオはあのダートと一緒に育った親友ですからね~!
それに娼館で人生の荒波を生き抜いた過去もあって。

ダートに比べたら弱いかもしれないけれど、
違う意味でダートにはない強かさと生きる術が…w
フリオの逞しさが垣間見えるのがめっちゃイイー!!

今後は案外ウィルの方が振り回されるのかな…?
そうだったらオラ ワクワクすっぞ!ヾ(*´∀`*)ノ

ウィルの問題が一通り解決したあとは、
懐妊⇒新婚旅行へと物語が進んでいきます。

懐妊関連は今まで番外編で多々描かれているせいか、
本編では懐妊に繋がった発情エッチがメインでした。
(巣作りオメガバース好き…♡)
(体液描写がとってもエッチだった////)

そしてそして!
新婚旅行回ではついにダートの両親が登場しました!
やったーー!!!ドンドンパフパフ♪ヾ(*´∀`*)ノ♪

ジュダよりもっと凶悪なお顔のジュダパパ。
性格はめっっちゃ優しくてスパダリなんですよね~!
ニコッと笑った時のギャップに悶絶ッッ!(///Д///)

ジュダママは小説版で女性的な印象でしたが、
髪を切ってお歳を召したせいか素敵なおじさまでした。

パパママがジュダの子供時代の話に華を咲かせてて、
恥ずかしくてタジタジになってるジュダが愛らしいです!
(ジュダが子供にしか見えなくなるマジック♡)
(ジュジュ呼びされててニヤニヤしちゃう////)

んで、ジュダパパ・ママが登場する回で
私は今まで大きな勘違いをしてたことに気付きました。

今まで『番=夫婦=家族』と繋げてたけれど、
ジークフリード家では全く当て嵌まらないんですね。

Ωはあくまで子孫を産む道具。
人間のΩが家族なんてあり得ない…!っていう風潮で。
(冷静に考えればそうなのにすっぽ抜けてたなぁ…;)
(ココは小冊子と合わせて読むと解像度が上がります)

その中でジュダパパ・ママは戦って家族を勝ち取り、
そんな親を見て育ったジュダは想いを引き継いでーーー。

改めてジュダとダートが置かれている立場を知り、
一族の中で家族を持つ意志の強さがグッと来ました。
ジュダパパの言葉が沁みて涙腺が緩むよ…(;///;)

ジュダパパ・ママを介して
違う側面からジュダートの関係性を見られる。

2人が登場した意味がちゃんと感じられて、
完結にふさわしい展開だったと思います。
めちゃくちゃ良かった……!!!!!!!

子供が生まれたのちのお話はプチミニョンへ繋がります。
もし未読でしたら7巻を読んだあとに手を伸ばすが大吉!

愛が繋がっていく

読み終えたあとの感情がうまくまとまらなくて、
心臓がバクバクして鳩尾がキュ~っとなったまま。
興奮ばかりが先立ってしまう…、そんな感じです。

普段は長々レビューをかいてしまう方ですが、
上手く言葉に出来ないのでシンプルに。。。

ものすごく琴線にガツンとくる作品でした。
ジーンとトレヴァーが出会えた運命が嬉しかった!!
良かった…!ホント良かったとかし言えない(;///;)

作中のジーン父の言葉なんですが (引用すみません)

『その瞳でこの世界をみておいで』
『そうして愛を身につけたら、
  いつか己も赦してあげなさい』

とあって。

トレヴァーと出会って 愛し愛されて 赦し赦されて、
やっと父の言葉が理解出来たのではないかと沁みました。
(ここは何度読んでも涙が込み上げてくる(;///;)ウウウ)

いつまでも故郷に置き去りになったままの心が、
ジーンの心に戻ってくる描写がとても良かったです。

『親愛なるジーンへ』で始まって、
『親愛なるジーンへ』で終わる。

ダブルミーニングになっているのもグッときます。
ジーンに宛てた手紙で心地よい余韻を味わいました。
愛情と愛情を結ぶ2人のジーンの存在に救われる…ッ!!


そして小冊子の方でチラッと出てくるテオ。
これは単に私の妄想なんですが……、

2人がNYの街角で再会…という未来があるかもしれない。
その時はダニーとクロエが家族とジーンの話をするように、
ジーンもテオと故郷の話が出来る日があるのではないかと。

そうだったらいいな。
きっと今のジーンなら楽しい思い出も話せるはず。
家族への懺悔でも後悔でもなく、愛を語れるはず。
同郷のテオだからこそ共有できる感情もきっとあると思う。

そんな優しい時間をテオと過ごせたらいいなと妄想し、
自分勝手なただの妄想だけで泣きました←

この素敵な作品が、
時代関係なく長く読まれ続けますようにと願ってます。

(あとがきを見る限り、もっと見たいと言うのは酷かな?)
(描きたいものは描ききった!というのが強く伝わるよ…)
(欲を言えばジーンとトレヴァーの現在をもう少し見たかった…ゴニョゴニョ)


~ ン年後に作品チェックをしている未来の方へ~
発売年だけで判断しては勿体ないですよ!
難しく重いイメージがあったら払拭して……!!
エロ描写も美味しいし、コミカルな部分もあって、
温かい余韻が味わえる作品ですので是非ッヾ(*´∀`*)ノ

好きでいることの苦さ。好きをやめられない苦さ。

めちゃくちゃビター。
苦みが口の中に広がって心がシクシクしました。
けれど、ああ…なんかわかるなぁ…と共感する。

好きでいることの苦さ。好きをやめられない苦さ。
好きなのに、好きだけど、湧き上がる嫌な気持ち。
嫌いになりたいのに嫌いになれない気持ち。

シンプルな「好き」だけで続かなかった関係が描かれた、
大好きな恋人との別れから始まる物語です。

これがもうめちゃくちゃ心に刺さるというか。
心理描写や魅せ方が上手いんですよね…。
別れたのにいつまでも引きずっちゃう気持ちとか、
幸せな時間の回想が上手く差し込まれててですね。

ガンガンに琴線に触れてくるんですよー(;///;)
またここから始めようというメッセージがグッとくる!

とはいえ甘々スキーで生きてる民には苦すぎて…;;
蜂蜜たっぷりのカフェオレが読書のお供に必須でした。


さてさて。

攻め:尽(つくし)/ 美容師
世話焼き体質で人に寄り添うタイプというのかな。
けれど無下にされることが続いて心がチクチク…。
堪忍袋の緒が切れて別れを切り出します。

受け:桐生 (とうい) / 小説家
とってもマイペースで自由奔放。
職業柄もあってのめり込むと尽の存在も忘れることも…。
言葉で理解しあう前に有耶無耶で終わらそうとしています。

別れたけれど踏ん切りがつかない尽は、
呼び出されると放っておけず会いにいってしまいます。
そして桐生から仲直りエッチに持ち込まれ拒みきれず。
その度に何度も後悔を繰り返しています。

断ち切りたいのに断ち切れない。
楽しかった思い出が蘇る度に辛くなる。

ずっと返せないままでいた桐生の部屋の鍵を突き返し、
最後の「さよなら」を告げてーーーと展開します。


個人的に最初は桐生のだらしなさが嫌でした。
一緒に暮らしてて報連相がないのってマジでストレス!
4年もアレに振り回されたらそりゃ堪忍袋もキレますよ…;

でも桐生だけが悪いんじゃないのが見えてくるんですね。
尽は桐生からの言葉を待ってばかりの部分があって…。

"このままじゃダメだ" と鍵を返したのは
尽自身がリセットするための覚悟に感じたのですが、
とても苦みがつきまとうモノで読んでて息苦しかったです。

で、桐生視点に変わるとまた見え方が変わる。
今度は桐生が言葉を口にしない理由が見えてきます。

最後のデートの下りは誘いの段階から泣けてしまって…!
桐生も "このままだじゃダメだ" って感じてて、
桐生なりの覚悟とケジメだったのかなー?と…。
(このシーンは何回読んでも泣けちゃうよ(;///;))

ダメダメな悪循環に陥ってた2人なんですが、
それぞれに"これが最後"と区切りを見せるのが良かった。
ループを断ち切って、反省して、また一緒に前を向いて。

お別れから始まる物語ですが、
無駄に傷つけ合うようなことをしないのもホッとします。
むしろ別れても離れられない指先の描写とかグッとくる。
(尽が色々思い出しながら寝てる桐生の髪を梳くシーンが切なくてめっちゃ好き!)

繊細な心理描写が刺さるお話でした。
幸せな回想が流れるほど苦みが強かったけれど、
躓いた心を立て直して向き合っていくのが胸熱です!

オニヒトコマイヌ

おや~~~~???(?・ω・)?
4巻にして初めて【#切ない】を感じてしまった。

色々事情があってのことだけど、
穂高がらしくないことをするとこうなっちゃうのか…。
(うぐぅ…日和が傷ついた顔に萌えちゃったよ…(懺悔))

ってな感じで少~しだけすれ違ってしまう巻です。
今まで噛み合わないことがあったとしても、
日和がこんなガチで傷つくまでには至らなかったような。
(といってもすぐイチャつく安定バカップルなんですが♡)

なのでモヤモヤが拭えなかったんですが、
その主な原因は新キャラ・雲取……!!!

(」°ロ°)」{イヌは優しくて好感度高いって本当!?!?
(」°ロ°)」{それ誤情報だから!!イヌしつこいから!!
※作中の話です。犬に罪は無い…。

個人的に基本ワンコ系のキャラ大好物なのに、
雲取はちょっと苦手で受け付けなかった…;;
なんやろう。胡散臭い。嫌な匂いがプンプンする。

とモヤモヤを抱えつつも、
やっぱり最後はニヤニヤ大爆発で楽しみました♡♡♡
人前でもナチュラルにイチャついてるとこツボすぎる。


さてさて。
日和は穂高に告白しようとするけど上手く出来ず。
そん中「校内にヒトがいる」という噂が出始めます。

ビクビクドキドキと学校生活を送る日和に
雲取(コマイヌ)がやけに接触してきてーーーと展開します。


上にも書いたけれど、個人的に雲取は苦手でした。
え?本当にイヌキャラなの!?って思うほど胡散臭い。
ニコニコと自分の感情を押しつけるの鬱陶しかった…。
目的がわかんない行動が嫌だ…。

日和は雲取に対してもチョロさを発揮するからさーー!!
もう、ホンット!!!日和シッカリしてーーーー!!!!
ってなるんですよ…(;´・ω・`)

穂高も穂高で雲取が日和に近づいても文句言わなくて。
いつもなら速攻で鬼圧セキュリティー発動させるのに、
全ッ然!全ッッッ然!動かない。
そのせいで日和の不安が募って……って話なんですね。

一瞬とはいえ日和が傷つく顔が心臓ギュッてきた(;ω;)
ヒトバレで怯えてたところの追い打ちだったから、
余計に可哀想で痛々しくて……(;ω;)
(そして傷つき萌え属性持ちなのでめちゃ萌えた←)

らしくない行動を取ってた穂高だけど、すべて日和の為。
なんだかんだで全くブレずに全体的にはラブイチャです!

雲取がいる前なのにイチャイチャ始めたり、
薬師がいる前でもギューギュー抱き合ったり、
すぐに2人の世界に入っちゃうほどラブラブでニヤニヤが止まらーーーーん!!!

・雲取が日和に近づいた目的とは…?
・日和の告白の行方は…?
と進むにつれてモヤモヤが晴れてガッツリ楽しめました♪
高尾が犬を飼い始めたネタから既に始まってたとは…!
(動画が大活躍で笑いましたwww)
(コマイヌにも効くんですねwww)

日和は「ヒト」
穂高は「オニ」
どう頑張っても本能的な価値観のズレはあります。
好きという感情の出し方にも違いが否めなくて…。

そのズレを摺り合わせていく2人の姿が胸熱でした!!!
日和なりの告白もグッときたし、
言われた後の穂高の反応がクッッッッッソ可愛い。

4巻になってもイチャイチャ衰えず、
私のニヤニヤもまったく止まりませんヾ(*´∀`*)ノ
はーーーーホント好き。永遠続いて下さいませー!

(でも私はまおうさま~の続きも待ってるんだ)
(どっちも欲してる。我、強欲読者……)

遠距離恋愛の未来図

下巻感想です。
後半に向かうにつれて涙止まらず泣きました(;///;)


男同士とか関係なく、ごくごく自然に生きたい敬太。
特異な目に曝されるぐらいなら隠しておきたい理一。

どっちが正しくて悪いという話じゃないのは分かってるし、
相手の意見を尊重したいっていう気持ちはあるのです。
けれど遠距離恋愛という物理的な問題も加わってーーー。


理一は田舎じゃカミングアウトは無理と考えていたけれど、
地元でオープンゲイの年上男性と出会うのですね。
で、何でも話せる相手が出来たことが嬉しくて…。

しかし敬太にとって不安要素でしかありません。

いつまで経っても入ることが許されないテリトリーに
同じゲイがいて、理一はとても懐いてるって状況は…;
そりゃ怖くもなっちゃうよーー!。゚(゚´Д`゚)゚。

少しずつ心が濁っていって。
少しずつ溝が深くなって。

焦った敬太が強引に踏み込むのも良くないけれど、
理一も配慮も足りなかったかなって私は思いました。
テリトリーに入れて貰えない淋しさが見てて辛かったので…。

敬太は目標を持って進むタイプだし、
理一はネックがあると進めないタイプで。
そういう性格もすれ違いの要因になってーーー。

遠距離恋愛の未来図が描けないまま進んできて、
この先どうする?どうやって生きる?どう愛し合う?
っていう問題に直面していくんですよ……(;///;)

これがもぉぉぉぉ泣けてしまってッッ!!!

理一の答えが出るまで粘り強く待つ敬太の姿勢が、
切なくて堪りませんでした(;///;)
敬太の涙を見て涙腺崩壊したし読み返す度に泣ける。

(下巻の敬太の言動などは、)
(スピン元を読んだら更に解像度が上がりそう!)

田舎だから…とかは理一が過剰に不安がってただけで、
2人の周囲は優しい世界で満ちていたのも良かったです。
世の中すべての人に理解される必要はないですからね…。
親しく接する人達が2人を心配し応援する姿にグッときました。

22歳~29歳の時間で人生の基盤を作っていく。
愛が深まって、世界が広がって、素敵なお話でした。
理一も敬太も幸せいっぱいで胸熱です!!(;///;)

追記:
スピン元を読みました。
上巻の1話目は既読だと感情の揺さぶりがありますね!
スピン元読んだ後に即こちらを読み返したんですが、
1話目から敬太の忘れられない恋心で情緒乱れる…!!

マジで敬太の幸せ感無量が増し増しです(;///;)

「月は丸いままでいいんだよ」

「ファイブコーナーズコーヒー」のスピンオフ。

私は未読ですが特に問題無く読めました。
(追記:取り寄せで時間掛かりましたが無事紙でGET)
(既読だと新たな気付きがあって更にハマりました!)

めちゃくちゃ良かったです!!!(;///;)
下巻に向かうにつれて涙が止まらなかった……。

・あるがままの自分で生きていくこと
・大切な人と一緒に生きていく未来図
がじっくりと丁寧に描かれていて心を鷲掴みにされます。

すれ違う理由も愛し合っているからこそ!って感じでね。
語彙力がないんで上手く説明出来ないけれど、
グワワ~と胸の奥からせり上がってくるモノがありました。

遠距離恋愛のリアルさも良かったです。
周囲からはもって数年だろうぐらいに思われてて、
実際、遠距離は体力も金も神経も使うんですよね。

その分 久しぶりに会えた時の嬉しさ爆発!って感じが
ホント~~に幸せそうでキュンキュンニヤニヤします////

ああああ、めっちゃ良かった。
衝動買いして良き本に出会えたときの嬉しさプライスレス。


さて、上巻の感想です。


攻め:敬太 / オープンゲイ
基本的に笑わないクール男子。
夢を持っていて目標に向かって生きる真面目な子です。
過去の恋を忘れられずにいました。(※スピン元参照)

受け:理一 / クローゼットゲイ
自分の性嗜好は人に話しちゃダメなことなんだ、
と幼心に感じたまま誰にも話せず生きてきました。
チャラいキャラを作って性嗜好を隠しています。

気付けば同じグループにいるけれど、
敬太はチャラい理一のことが嫌いでした。
しかしひょんなことから素の理一を知ってーーー。

成り行きで一夜を共にし、
大学卒業後に理一が地元に帰るタイミングでお付き合いを始めました。

その後の遠距離恋愛は、月に1度 理一が東京に会いにくるという形に。
敬太が会いに行こうとしても理一は頑なに拒否をして……と展開します。


個人的に「1度だけでいいから…」という
好きな人に抱かれたい刹那的な感情に萌える質でして。
理一が隠し持つ恋心にキュンキュン止まらなかった…!

素振りを見せなかったけれど、
理一は敬太が好きだったんですよね。ずっと。
敬太がキミさんに片思いしている時もずっと。

敬太の中で燻り続けたキミさんへの想いが、
理一の存在によって過去のモノへ形を変えていく。
2人で新たな『スタート』を切るのがグッときました。

月に1度も逢瀬の時間もめちゃくちゃ良くて!!!
幸せに満ち満ちたカップル見ると幸せな気持ちになる。
(会えない分、性欲爆発させてガツガツやるのも良き♡)

クローゼットで一目を気にする理一に対し、
ごく普通の恋人のように自然にいたい敬太。

駅の改札でハグを求めるように敬太が腕を広げてて、
理一が思い切って胸に飛び込むシーンが堪らない…!

理一は人目を気にしてギャグっぽく茶化そうとするけれど、
敬太が茶化させまいと押さえ込むのが良いのですよー!!!
誤魔化すのがクセになってた理一に本音を出させるのがね!
(本当はこうしたかったんだよね…(;///;))

そんなこんなでクローゼットの理一は
東京では少しずつ自然でいられるようになるけれど、
地元で会うのは絶対無理ってなっちゃうんですよね…(涙)

敬太と一緒にいたら気持ちを隠せないからって。
大好きだから嬉しい気持ちを抑えられないからって。
だから地元で会うなんて無理って考えで固まってね。

敬太は理一の気持ちも尊重したいけれど、
会いに行くのを拒否される度にジワジワと広がる濁り。
好きな人のテリトリーに入れない切なさが苦く広がります。

うううう……(;ω;)
敬太の気持ちもわかるし、理一の気持ちもわかる。
ゴールのない迷路の中を進んでるようなもどかしさです。

2人でいるときの超幸せそうな時間を見る度に
これが永遠に続け~~~!!!って叫びたくなりました。
(めちゃくちゃ甘い時間なんですよ……////)
(エッチの時に「りぃ」って呼ぶの良き////)

『四角い月になれん』という理一
『月は丸いままでいいんだよ』と思う敬太。
この言葉もとても印象に残りました(∩;///;∩)良き…!
(↑↑今作者さんのTwitterで1話公開してて読めますので是非!)

~下巻感想へ続く~

"万次"からの脱皮!

今回はまるっと1冊 卍×百のお話。
過去との向き合い方・ケジメが丁寧に描かれてて、
めちゃくちゃ良かったですッッッ!!!

今回は今まで以上の辛い局面を感じました。
江戸時代だろうがマイノリティには厳しいんだな…と。
偏見や差別に満ちた感情をぶつけられる中で、
卍と百の怒り悲しみと愛を貫く姿勢にグッときました。


いろんな関係性が見えるので分けて感想をば。
(感覚的に「万次」「卍」を書き分けています)
(読みにくかったらすみません)

◆卍×百樹
オープンに付き合っていたように見えてたけれど、
それはきっと差別しないと信頼した人の前や
どう見られてもどうでもいい人の前だったんでしょうね。

今回、男色家に理解のない元仲間の心友の前では
百樹をただの弟分のように呼んで関係を誤魔化しました。
そのことで百樹とちょっと喧嘩になっちゃってて(;ω;)
百樹が"自分がもっと小さくて可愛ければ…"って考えに至るのが切ないです。

百樹を泣かせてしまったことが卍には大きかったのか、
キッチリ過去の清算をすべく動き出す場面がカッコイイ!

上品な着物を纏ってね。
これがめちゃくちゃエロい。
(正装だからこそのエロさってあるよね!?)

勘当されてた実家に赴いた久々の父親との対面は、
卍にも 百樹にも 差別という痛みを伴う時間でした。
しかしなにを言われようとも凛とした姿勢を崩さない。
今度こそ逃げずにハッキリと告げる姿!!!(;////;)

祝さんとも向き合って腹から話をして、
ものすごくものすごく良かったです!!!!
良かった以外の語彙力がないけれどほんと良かった!

今回ずっと逃げてた過去と向き合って、決別して、
正真正銘"万次"からの脱皮!という感じでグッときました。
卍の名に芯が通ったような感覚に浸ってしまう(;////;)

で、卍の心を温めてくれる圧倒的光の百樹。
百樹の光は優しくて人情味があって可愛くてホッとして。
卍が百樹の腕の中で涙を流す姿にもらい泣きしました。

百樹との仲もより一層深まってめちゃくちゃ良かったです!!

◆祝さんと祭さん
百と卍視点だと冷徹に見えた父親・祭さん。
なぜあれほどまでに差別的だったか…という理由も描かれています。
卍と同じように1人の人間を深く愛したからこそだったんですよね。

卍と祭さんが似ているという外見的な話はありましたが、
きっと愛情深い点もすごく似ていたんだなーと思います。

ただ祭さんは守り方をちょっと間違えちゃっただけ。
(そう思うと不器用さなんかも卍と似てるのかも…?)
袂を分かつ結果になったけれどいつか和解できるといいなと思いました。

また祝さんも人柄が良いなーと。
卍が過去に抱えていた恋心も丸っと抱き込んでね。
長年 祝さんへの罪悪感が燻っていた卍ですが、
祝さんの言葉によって救われていくのが泣けてしまう…///

「祭」「祝」の通り名も粋ですね!
ずっと兄弟支え合って生きてきたんだなぁ…というのと、
祝さんが兄の祭さんを尊敬していることが伝わりました。

◆元火消し仲間と万次
いや~~……。これは現代にも当て嵌まりそう。
上にも書いたけれど男色家への理解があまりなくてね。
万次が祝さんを好きだったと微塵も考えが及ばなくて。

だから万次は本当のことが言えなかった。
きっと無駄に怖がらせてしまうだろうから。

万次は結果的に仲間の前から逃げた形だったけれど
自分の心も、仲間の心も、
守るにはそれしかなかったのかな…なんて思いました。

けれど大事な心友だからこそ本当のことも知って欲しい。
腹を割って話して、百樹との関係もストレートに伝えて。
そんなキッカケになる再会となってすごく良かったです!!!

綱さんはとても真面目なだけでホッするし、
貞さんと李さんは幼馴染萌えしちゃうし、
金ちゃんは人懐っこい猫ちゃんでめっちゃ可愛い♡♡
(つーか、金ちゃん案外美人枠で上品な服きてると綺麗)

今後も火消し仲間との交流が描かれたら嬉しいな~!


次巻予告は【千×兆】
読むのシンドイけど性癖抉ってくるCPなので楽しみー!
(でも卍×百もずっと見ていたいのでジレンマ……;)

特装版小冊子は現代パロで、
ちっちゃな"ももき"と"まんじ"の子育てしているお話でした。
現代パロはさして興味ない方は通常版で大丈夫だと思います。
(個人的にはやっぱ本編の百と卍の色気が好き…)
(でも赤子化はめっちゃ可愛かったです♡♡♡)