大吉さわ子さんのマイページ

神作品

女性大吉さわ子さん

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ケモノ初読みの方もどうぞ!!

前作となる「オメガ春機」は未読でも全く問題ないです。

オメガがこれ程前向きな設定も他には思いつかないです。
僕は将来宇宙飛行士になる!と同じテンションで「最強オメガになる!」と思ってる二人(表紙左とその仲間)の様子が何をしてても可愛いし微笑ましい。そしてその可愛さを上回る攻めアルファ(表紙右)。
こんな可愛い二人がカップルになれば当然可愛さMAXです。
話の展開中には事件もあり本当なら可愛そうな部分もあるのですが、その可愛そうな様子もやはり可愛いのです。
完璧なファンタジーです。いろんな方に読んで欲しい。

最高級の父子もの

父子もの大好きな人は必読なのはもちろんですが、そうではない人にもお勧めです。
他の父子ものよりも良いなと思えるポイントは
①父が四六時中息子のことでいっぱいいっぱいな描写が多いし、的確です。
②父が突如現れた男性を少しずつ受け入れていく様が自然。
③子供が可愛いかったり良い子だったりする様子は多くの作品でもありますが、この作品の良いところは、親からの話や注意が子供に通じなかったり、身勝手だったり場当たり的だったりする描写の多さです。
どんなに大変でも子育て頑張りたいという父の気持ちも、そんな2人が愛らしくって一緒に生きていきたくなる気持ちもよーく分かります。

気づけば心も凹凸ぴったり

前作では受けの心の傷やら奥底にしまいこんでいる悩みを持った身体を、攻めに土足で踏みにじられた、という展開でした。
今回は踏みにじられたと思っていたけど、思い返すと???見たいな心理変化と新たに起こる殺人事件のお話です。
受けと攻めが話す内容を読み進めると、攻めも単純なサイコパスではなくて、攻めの心の悩みをすっきりさせる役割を受けも担っているのだなと思えてきます。
BLコミックも近頃は本当に掘り下げきった作品も多いので、そうした不穏な作品達と比べると物足りなく感じる読者もいるでしょうが、これ位の方が読みやすいという方もいそうです。

実話の重さ

私は実話と知らずに読んだ人です。

電子で読んで、最後に出てきた裏表紙カバーの ノンフィクションBL という文字に驚きました。
と同時に流れるテンポが確かに他の作品と少し違うと感じていたのが、それか!って思いもしました。

同時収録されている「主人公さんへの質問」はのろけに聞こえて微笑ましいです。お幸せに!

BARBARITIES IV コミック

鈴木ツタ 

全4巻読了してのレビュー

BARBARITYを1巻読み終えて調べた。野蛮人?残酷非道な振る舞い?
この題名はどうして付けられたのか私は分かっていません。そこで中世の物語風
だからかな、なんて思いながら読んでいました。確かに読中何度かシェイクスピア劇場を思い出しました。

作者は全3巻のつもりで描いていたが、盛り上がって4巻分になってしまったというあとがきを見ましたが、この4冊は丁度起承転結になっており読み進めるワクワク感が損なわれず最後の大団円を迎えます。

サブカップルの「ジル」x「ルイス」のカップルシーンを全編から覗いても十分楽しめる筋書きの良さですが、このカップルの様子を定期的に挟む事でBLとして問題ない連載となったので、配役や設定の妙技も素晴らしい。

男の子の成長記録

賛否分かれる様ではありますが、男の子が少年を経て青年へという成長を描く事に挑戦した漫画だと思います。久し振りに会ったら成長してた、というのは多いけれど、少しも離れた事が無い二人の成長を描くのは難しく、そこにチャレンジしていて私は成功していると思います。
攻めx攻めになるのも、男の場合最初は攻めサイドの自分を想定しちゃうのも当然かなって気がしますし。
最初から両思いなのに上手くいかない理由や悩みはリアリティ有るのに新しい。

上下巻通しのレビュー

あらすじは

主人公は交通事故で記憶障害となり、新しい記憶を積み重ねる事が出来ません。一日を過ごし寝て起きると事故後の事は全て忘れてしまう脳内は永遠の21歳です。

話は8年後29歳。5年前に結婚しますが、事故後の事なので毎朝初対面です。彼にとって変わらない事は学生の時からの親友とはまだ続いていること。その親友に恋してる気持ちは隠していること。父親のクリーニング店を手伝っていることだけです。

そうした連続することのない毎日の営みと生活している人達との調和や誤解、すれ違いが、1話毎時系列が移動したり視点が変わったりする進行とマッチしています。各話に題が付いてますがこれも凄く良いです。

『知らぬが仏』と言う言葉を思い出す少しザワつくハッピーエンド。でもこの最終回に散らばる細かな部分があるからこそ作品の深みが増します。


スパダリ大爆発

イケメンを超えてスパダリとなってきました。というより元々スパダリなんですね。1巻は受けに夢中で押せ押せが強すぎてヤバイ男に見えてましたが、2巻で見せ始めた格好良さが、3巻で本物(生まれも育ちも違う)だと受け同様読者も認知します。

相変わらずケビン節?炸裂ですけれど、かなりストーリーに動きの出てきた3巻となっております。
登場人物5人の個性も十分分かってきたので、メイン2人以外の絡みも面白くなってきています。

とてつもなく可愛いい受け

恐らく私の既読作品の中で最高に可愛い受けです。
オメガバースの設定はストーリーの重要部分ではありますが、二人の恋愛というか関係には性別は無関係です。こんなこ(受け)ほっとけないよ!

時間の取れる時に上下巻一緒にゆっくりとどうぞ

でもゆっくり読めないですよ!先が気になっちゃって気になっちゃって。

本格ミステリーと言って良いでしょう。事件が起こり、色々ある中で最後に犯人を捕まえて終わります。
登場人物全員が重要なので人間関係の把握や、細部に散りばめられた伏線など、読み落としが許されない集中力が必要です。小説を読む感じに似ています。さらっと読み流すなど出来ません。よくここまでの構成を考え付くな・・とため息です。ミステリーなので読者は気が急ぎつつもある程度推測しながら読み進める筈ですが、進む度にその上を行く展開になり、一体一体??ってなる事必至です。