鹿住槇さんのレビュー一覧

ボクのお城においでよ 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

小さなお城で育つもの

こちらのレーベルらしいふんわりとしたお話でした。
BLがメインではないレーベルから出たBL作という感じ。
かわいらしいと周囲から評される高校生の男の子が主人公で…と、設定自体は今でも多くあると思うのですけれど、こういう独特のぬくさのあるお話はあまり見かけなくなりましたね。
少し前のティーンズ系の雰囲気でしょうか。
昔はもっとあったよねなんて懐かしくなってしまいました。
全体的に起承転結も…

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ひかげの薔薇 小説

鹿住槇  葛西リカコ 

麗しい作品

愛人ものは好みじゃないので避けていたのですが、もっと早く読めば良かったです。
葛西リカコさんの表紙買いで読んだのですが、この表紙のように美しい内容でした。上品で、でもエロスもあり、王道BLではないでしょうか!?

攻は、男前、圧倒的なセレブリティ感、傲慢な雄っ気ってもう全て揃えててキングです。本当かっこいい。それでいて執着愛ってずるい。笑
受は、不憫な境遇であっても悲壮感がなくて、前向きだ…

2

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

攻めの性格が最悪すぎて残念

攻めがグズすぎて見ていられない
途中で女子と付き合いながら二股で受けを犯すって
この時点でもう最悪

で、受けの頭に花が咲いているからか、「レイプじゃないよ」と発言するが
いやいや、部屋に無理やり押し込まれて、痛い痛いやめろと何回言ってるもやめず、そのまま攻めが達するって、誰がどう見ても立派なレイプですよ
それも一回のみならず複数回
私が受けなら一回目で攻めに幻滅してすぐ警察に行っち…

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緋色の絆 小説

鹿住槇  赤坂RAM 

オメガバース?両性具有?

1998/04発刊の作品。著者の別名義は「沖倉聖」 BL/SFファンタジー。
ホントで電子版を購入して読了。表紙の絵も、中身も紹介文とは少し変わっている。
古い作品だけど、当時のオメガバースだと捉えたら、それなりに面白い。 
結末が尻切れトンボなので、続編出して補完して欲しい。

ちるちるの紹介文は、表紙の古さから初版の紹介だと思うけど、今版と内容が違う。
>高校3年生の夏、五十嵐虹太…

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花舞小枝で会いましょう コミック

鹿住槇  夏乃あゆみ 

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小説と間違えて、電子版を購入。
漫画だった。
一見地味な描写の絵だけど、和服の描写が上手い。
仁義なき嫁の佐和紀と似ている設定の主人公。

富豪の愛人だった芸妓の母は、男子を産む。
子供の父親に子供を奪われたくない母は、女子として戸籍を提出する。
以来、ずっと女子として実子に隠して育ったミズキ。

主人公の実父から「認知をしたいので、娘を探して欲しい」と依頼をうけた弁護士。
そ…

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独占禁止!? 小説

鹿住槇  宮城とおこ 

初めてBLを読む方にお薦め

2003年発刊。
古典と言ってもいいくらい、古いヤオイ世代のBL作家の作品。
 「中島梓の小説道場」出身、ヤオイ世代の多作な作家
 キッズ向け作品の著者別名義は「沖倉聖」

入門編に相応しい王道もの。
全般として大人し目で、読みやすい文章。

初めてBLを読む方にお薦めです。

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ひかげの薔薇 小説

鹿住槇  葛西リカコ 

私のハーレクインのイメージを覆された一冊!!


こちらのレーベルは段落が分割されているタイプなんですね。

いつものと違うので、読む時に少し違和感がありましたが、読み始め数ページで「あ、これは好きなやつだ…」と確信しました。

金持ちイケメンの攻め御倉は、ゲイだけど社会的な理由で家庭持ち。
が、ある日バーに勤めていた受けの陽に一目惚れします。

受けの容姿も整っていて納得。

そして、あれよあれよと強引に愛人契約を結ばれま…

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ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2007 特典

二重螺旋のコミカライズ

二重螺旋のコミカライズを探しているのでget。CHARA文庫のリクエストあった部分をコミカライズした小冊子で全部で10編。他の小説は読んでいないので、評価は二重螺旋の部分に対するものです。

ここではどんな内容だったかというと。
びくついてフルフルしているナオを一生懸命なだめすかして、ひたすら可愛がってイカセようとしている初期段階のお話でした。禁断の兄弟愛臭、ぷんぷんです。この後どんどん溺愛…

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Chara collection EXTRA 2007 特典

普通の男

大好きな「顔のない男」の番外編、「普通の男」のレビューです。

飛滝(攻)への辛口評論を読んで憤る音彦(受)。そんな音彦をなだめる飛滝が次に出演を決めたのは「普通過ぎる人々」というその評論家が嫌う監督の映画で…という内容でした。

役になり切って別人になる飛滝の前に、姿を現し、何度も恋を仕掛ける音彦。
ただ、台本としては飛滝は音彦と恋愛関係になってないので、一体どうなるの?
というのが…

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兄と、その親友と 小説

鹿住槇  夏乃あゆみ 

切なさの度合いが好き

なんとも可愛い作品でした。
主人公は高校2年生の陽(ひなた)と大学生で陽の兄である佑(たすく)の親友の崇匡。
物語は終始陽視点で進んでいきます。
陽が佑についてよく家に遊びに来ている崇匡に密かに抱いていた憧れがそうではないと気づいた後がなかなか切なかったです。
陽はとても素直なのですが早とちりな所があって、ちょっと天然っぽい感じがするのですが、性格もとても良くて好感持てました。
自分の事…

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