秀香穂里さんのレビュー一覧

シェフは強欲につき 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

本当に強欲なシェフでした

攻・飯塚四郎 フレンチシェフ 
受・御園克哉 レストラン副支配人

権威と格式のあるフレンチレストラン「ロゼ」。
凝り固まった感のあるレストランに新しい風を吹き込むべく、ヘッドハンティングされてやってきたのが飯塚。

正統派フレンチを守りたい古参のシェフ・石井と、斬新なメニューを取り入れたい飯塚と。
支配人から「両者の間を取りもってくれ」と命じられている克哉は、石井をなだめたり飯塚を…

2

堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

理解したくない。認めたくない。大嫌いっ。

監禁陵辱モノ。
ある日、突然、自分の会社の社長に拉致監禁され
名前さえも剥奪され、自分のことをAと呼ばされ
社長のことはKと呼ばされ、監禁生活日記を書かされる。

拉致監禁されたAは、自分の命をKに預ける形になる。
Kの自分勝手な価値観に無理矢理につきあわされつづけ
Kが創りあげた監禁という世界において
Kが、すべてを握る神になってしまうわけですよ。
Kが絶対神のような状況にAを…

1

黒い愛情 小説

秀香穂里  奈良千春 

スリリングに切り込む精神的なSMのお話。うーん深い!

心療内科医の加藤と伏見。
ふたりは同じクリニックのカウンセラーという間柄。

友人だと思っていた男から強姦されそうになった夜
助けてもらった男に犯されるというはじまり。

SMの世界のお話なんですが、もっと深い。

大人になるまでの過程で、人は誰しも【秘密】を抱える。
【秘密】の大きさは人それぞれ・・・

【秘密】を明け渡し、共有してくれる相手を見つけるのが人生なのかも。

6

聖域の限界 小説

秀香穂里  國沢智 

続編があるかも…!?

あらすじを見て、
「凌辱、支配されてる内に淫乱になってちゃう系かなぁ」
と思っていたんですが、いい意味で予想とは違う受けのかわいい抵抗ぶりに萌えました。
受けに恥ずかしいことを言わせるような言葉責めはありませんでしたが、からかい口調の攻めはいい仕事してました。
後半では瀬尾の跡目争いが絡んできており、続編を匂わせるキャラの登場で今後の展開を妄想出来るため二度美味しい作品かな、と思います。

1

個人教授 小説

秀香穂里  やまかみ梨由 

最後のオチがいい~

秀 香穂里/個人教授 (KAIOHSHAガッシュ文庫)
純愛:☆☆☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆☆
登場人物 受:俊一(塾講師) 攻:育美(高校生) 裕介(郁美の兄 俊一の初めての男)
年下攻めものかと思えば、サスペンスチックな話。
塾講師の俊一の用意周到な罠が見逃せません。
郁美(高校生)はきっと俊一の手のひらで一生過ごすんでしょうね・・・。その執着にぞっとします。
読み…

1

警備員はふらちにつき 小説

秀香穂里  カワイチハル 

なぜだろう・・・

私の中で秀さんというのは物凄く地雷の多い作家さんです。だけど、当たりだった時の作品の萌えは物凄いので、見ると買わずにはおれないんですよね。
でも学習しました。ルビーの秀作品は結構高確率で地雷。何でなんでしょう?? 編集部の意向がこうなんでしょうかね??

前置きが長くなりました。
何もかもが揃い過ぎてて卒なくこなせるため、自信過剰で鼻もちならない大学生・尋は老舗料亭の夜警のバイト(いろんな…

0

小説家は我が儘につき 小説

秀香穂里  陸裕千景子 

実は純愛もの!?

純愛:☆☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆☆

登場人物 受:篝貢継(コンシェルジュ) 攻:古谷有司(人気作家)

ホテルのコンシェルジュ。ホテルマンと超VIPのラブものと思い気や、実は幼馴染ものなので、純愛ものでした。
強引に貢継と関係をもってしまいますが、有司のわかりにくい大人の愛情で尽くしていくところがいいですね・・。
コンシェルジュとして成長していく様子もおもしろかったで…

1

個人教授 小説

秀香穂里  やまかみ梨由 

男が男を手に入れたいと思う執念の強さ

先にドラマCD版を聴いていたので
種明かしを知りつつ読みましたが
それでもすごくおもしろかった。
できることなら自分の頭をリセットして
まっさらな状態で、原作から読みたかったーっ。
そんな一冊。

高校時代に同級生の祐介に性的なはけ口にされつづけた俊一。
犯される姿をじっと見つめていたのは祐介の弟の育美(11歳)
俊一は7年経ち成長した育美の家庭教師をすることになるのですが
「…

2

くるぶしに秘密の鎖 小説

秀香穂里  祭河ななを 

オレ様年下攻

ゲーム業界年下攻。遊び人の広報×ストイックなディレクター。
年下といっても30才前後だとあまり差がない。特に攻がオレ様なので~。ひとでなしだった攻が、ベタ惚れになってるこの続編が好きで×2。オレ様度は上がってる気がします。
年下攻の何がいいかって、お願いモードなところ。「触ってもいい?」とか「動いてみて」とか。が、この攻は「自分で挿れてみな」。プチ命令系。キャー/// こんな例文ばかりでごめん…

3

虜 -とりこ- 小説

秀香穂里  山田ユギ 

犯罪者を許せるほどシナリオの虜にはなれなかった。

秀香穂里さんの作品で山田ユギさんの挿絵。

藍原はクールビューティな麻薬捜査官。
薬物中毒の母親から
父親違いの弟とともに虐待を受け育った過去を持つ。
同じような境遇の男・神堂に惹かれ
傷を舐めあうように身体を重ねるお話・・・

幼い藍原と弟を保護した養護施設の園長が
笑える嘘やしあわせな嘘しかつかないよっていうお話をしてくれるけど

ここで嘘をつかない男という紹介ででてくる…

0
PAGE TOP