秋山みち花さんのレビュー一覧

夢花の誓い -弄花伝- 小説

秋山みち花  鈴本廃 

中華戦記浪漫譚?

弄花伝シリーズ3作目です。
なのに、私、読むのこれが初めてです(爆)
いや、CDで1作目は聞いたのですが。
とりあえず主人公が毎回違うので大丈夫かなーと思ったのですが…。

個々のお話としてはこれだけでも読めるんですが、これまでの2作をふまえた上での状況(時系列?)のお話にもなるので、やっぱり本当は順に読んでいくのがいいようです。
これまでの主人公だった登場人物たちも出て来ますしね。

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滴る蜜夜の純情 小説

秋山みち花  サマミヤアカザ 

ツンデレ!

18才にして財閥のトップである受けと、その忠実な下僕?の攻め。
受けの兄の存在とその死に縛り付けられているような二人。

この受けがツンデレの見本のようなお坊ちゃま( ´∀`)
普段は孤高の御曹司って感じで攻めにも冷たく当たるんですが、その実攻めを頼りにし、愛しちゃってるんですね。当主としてグループのこれからに苦悩し様々な感情との狭間で悩んでいる様子は萌えました。
攻めは冷静沈着で何を考…

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愛しき支配者 小説

秋山みち花  稲荷家房之介 

燕尾服の男同志というのは萌えアイテムなのです

苦手ジャンルの甘甘らしきストーリーですが、稲荷屋さんの美麗表紙にクラクラきました!
背表紙は口絵カラーイラストなんですが、これが個人的激ツボ萌えアイテムの燕尾服の男二人ダンスシーンなんですよ!!
はっきり言ってイラスト買いです。
まるでギリシア彫刻のような肉体描写も麗しく、礼装が軍服調の大礼服だし、金髪碧眼の攻めと黒髪美形の受けといい、まさに稲荷屋絵にぴったりのカプ。
絵のことしか褒めてな…

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太陽の獅子と氷の花 小説

秋山みち花  周防佑未 

うーん、なんか残念…。

あらすじを読んでの期待値が高すぎたのか。
それとも、そもそも作者さまとの萌えがズレていたのか。
ちょっと好みが合わなかったようです。

入江は親に売られいろんな組を転々としていたところを、組長の息子であった真田に助けられる。
2つ年下のまだ小学生だった真田に助けられた入江は、その時から真田に恩を感じ自分が真田を守ると誓う。
真田はその後ヤクザらしからぬ温厚で穏やか青年に育ち、入江はそれ…

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華の繚乱 小説

秋山みち花  六芦かえで 

もーのーたーりーなーいっ。

明治時代を舞台にした武士に連なる家系の青年と日本に来ていたイギリス公使副官のお話。

出会いは偶然。
再会も偶然。
けれど、そこには仕組まれた使命があって。
叔父の命を受けて侯爵の名を汚さないために、嫌々ながら自分を偽って潜入するようにある邸で働くことになった奏。
しかし、その邸の主人であるクリフォードはそんなものは必要ないといい言い。
「なんでもするから置いてくれ」と懇願した奏に……

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伯爵は秘めやかな恋人 小説

秋山みち花  祭河ななを 

優しくできないのには訳がある。

2か月連続刊行第二弾、続きものではありませんでしたが前作とリンクした場面が一箇所あります。ふたつの物語の時間軸もそう違わないようで、どちらから読んでも支障はないかと。
お話は受であるユカリと攻であるライオネルの幼い頃の出会いと、ふたりが成長するにつれに起こる出来事と気持ちのすれ違い別離、そして再会したふたりの現在という構成になっています。

『侯爵は甘やかな恋人』同様、受のユカリがとっても一…

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公爵は甘やかな恋人 小説

秋山みち花  高座朗 

ひたすら甘い溺愛物語

外国人貴族×日本人青年(新入社員とか年若い受け)の話は色々な作家さんが書かれていますが、どの作家さんが書かれても溺愛のひたすら愛され受というイメージで、こちらの作品も王道設定話です。
攻のエドワードがユズキを愛おしそうに可愛がりまくりエスコートしています。
受けのユズキは初めての恋に戸惑いながら、甘やかに接してくれ頼りがいのあるエドワードに一途に想いを寄せ、仕事も恋も、頑張ろうと健気さを発揮し…

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極道は愛を捧げる 小説

秋山みち花  周防佑未 

餌付けされる警察官w

秋山さんの作品は花嫁モノより極道モノの方が好き!
ということで今回、極道×警察のかなり好みの作品が登場して何だか久々にワクワクしました♪
作品的には高尾理一さんの『愛咬の掟』に似ているんですが、でも好物シチュなんで、似たようなモノでもすごく満足v
どうもシリーズものになるらしいので、その後も期待大です!

今回の主人公は警視庁特殊機動隊(SAT)という職業。
珍しいですよね。
テロと…

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滴る蜜夜の純情 小説

秋山みち花  サマミヤアカザ 

敬語攻めが萌えた~♪

お話は、ありえねー!っていう18歳の身で大学生と財閥のトップを兼務している御坊ちゃまと、彼に執事として、秘書として常に側にいる男との主従関係のお話。
やはり主従といえば敬語攻めだと思うんですが、エロが多目の本作なんで敬語攻めがまんべんなく全面押し出しで堪能できます♪
いや、敬語攻めってある種エロの実況中継よねwwとニヤリ★
ほら、どこがどうなっているだの、お約束の淫乱な身体だ、だののセリフは…

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皇帝(カエサル)の婚礼 小説

秋山みち花  佐々成美 

身代わりの花嫁、大公開☆

コンラード素敵すぎる。杏里になりたい~!杏里がイタリア語が堪能っていうのが羨ましかったです。私も他国の言語、ペラペラになりたいな。
母がイタリア人とのハーフだから、杏里はクオーター。美しい。
だが、色々と不自然な箇所がたくさんあった。結婚式にはテレビのカメラが来ているのだから、恐らく全国放送。アンリエッタにだって島に当然、友人知人がいるのだから、こんな大公開したら身代わりだって、すぐバレてしま…

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