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1/8(合計:80件)
SKYTRICK まつだいお
ぱるりろん
ネタバレ
大変ボリューミーな本でした。 高校1年生の和馬の、大変に不遇な生い立ちと学校で繰り広げられる無残な仕打ち。こんな思いまでして高校に通わなければいけないのかと、何度も思いました。朝バイト、日中学校、夜バイト。それだけでも他の学生達よりも相当過酷なのに、そのうえ休み時間や放課後に逃げ隠れしないといけないなんて理不尽過ぎました。後から思えばここで彼が酷い目に遭えば遭うほどこの後の展開のメリハリがついて…
しなちくちく
初読み作家様。こちらは25年のアワード3位の作品で、ずっと気になっていてやっと読みました。以下ネタバレ含みます。 まずは序盤、読みやすくて内容も面白く、読む手が止まらなくなりました。 天涯孤独なΩ和馬と、裕福な家の息子で超美形のα咲也。全く共通点も接点もなかった二人が、いくつかの偶然の連続で関わるようになり、次第に打ち解けていく。 二人が運命の番ではなく、ただのαとΩとして知り合い、…
ボトムヘビー
どこか淡々とした静かな文体が好みです。森のざわめきや虫の羽音など、受けの視点から入ってくる静かな世界観が印象的です。嫁ぐまでの受けの人生は苛烈なもので、感覚を遮断するかのような描写にも映ります。 次の章で攻めの視点に変わった途端、攻めの強さや激しさを投影するかのように、文体も少し様子が変わります。攻めの日々の苦労や疲れ、受けが負うことになった処遇への罪悪感がにじみます。 受けは、どこか…
myonchan
お試し読みが出ていて、速攻でポチった!契約結婚の相手であるロドリックと主人公のユリアンとのどこかかみ合わない会話に飄々としたユリアンの独特なテンポ感と観察力に可笑しみもあるんだけど、ユリアンの根底に澱んでいる悲壮感みたいなものが常にあって…その可笑しみと哀しみの層みたいなものが絶妙なバランスで展開していくのがすごくいい。孤立無援(でもマルクスさんは常に味方)のようだったユリアンに理解者が増えていく…
まふ17
タイトルにひかれてよみましたが、期待以上に、よかったです。 冷酷と恐れられる軍人で、公爵家当主のロドリック・エデルと、ロドリックと契約結婚をした男爵令息のユリアン・マルトリッツとのお話です。 「二年間」だけ夫婦として過ごすという契約をしたふたりの姿を、丁寧に描いている作品です。 ページ数がかなり多く、とても読みごたえがありました。 登場人物たちの心情も丁寧に描いていて、読ん…
てんてん
本品は『今更愛を告げられましても・・・』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、ある初夏の出来事です。 初夏のある日 港街のユリアンの家を訊ねたロドリックは テオバルトの喫煙量が減り 代わりに川で釣りをしている話をします。 その流れでユリアンが 海釣りに行きたいと話したのですが ロドリックに驚かれてしまいます。 ユリアンは魚くらい釣れるのにと言いますが …
今回は公爵家当主と男爵令息のお話です。 ある事情で攻様が結婚相手を探す攻様が 受様と契約結婚した顛末と本編後日談を収録。 この世界では男女の性の他に アルファ、ベータ、オメガのバース性が存在します。 ほとんどの人は特徴のないベータですが 貴重なアルファは生物的に優位な存在で 貴族や王族に多い性です。 真逆のオメガは支配階級の最下位に位置し 美しいともてはやされる一…
こずまる
2年限定で契約結婚したロドリックとユリアン。 そこに愛はない。 ユリアンは不思議な魅力のある子でした。 草を食べてみたり、マルクスさんをとてもとても大事にしていて。彼が生きてきた環境は壮絶だったけれどロドリック邸でやっとあたたかい暮らしをして、生きている。 ロドリックも軍人の子。祖父の代からの流れで自分も軍人として生きている。人を殺めることもある。どれだけの戦場を見てきたのかと思い…
umeair
「お帰りなさい」という言葉が、こんなにじんと甘く沁みるなんて… これだけのページ数(Kindleで500P超え!)でありながら 全く飽きることなく、攻めの変貌に萌え悶えることができたのは 本当にすごい!! ちょっと一日では読みきれず、じっくりと2日間かけて 拝読しました。 コミカルだったり、キュートで萌える場面と そこから一転、シリアスに転じる場面の切り替えが見事✨ 明…
ちろこ
2人が事前に取り交わした契約結婚の過程に含みを持たせるタイトルが、なんと無情に映るものか……。 ユリアンの怒りにも、突き離しにも感じられるようなタイトルのインパクトの大きさに、最初見たときドキッとしました。 物語冒頭、ユリアンがロドリックに言われたことが「これは形式上の結婚にすぎない」の一言でした。要は2年間だけのカタチだけの夫婦なんだから、夫婦関係に期待すんなよって釘を刺されているわけで…