水原とほるさんのレビュー一覧

The Barber ~ザ・バーバー~ 小説

水原とほる  兼守美行 

往年のテニスマンガを思い出しました

2014年5月発行の電子書籍で読みました。あとがきはありますが、挿絵はなし。兼森さんの美麗な表紙絵に惹かれて『ジャケ買い』したものですから、ひじょーに寂しかったです(このイラスト、最高ですよね?美しいだけではなく、ドラマが感じられるのが良い)。

これからお読みになる方は関連作の『The Barber(2) The Cop -ザ・コップ-』も一緒にお求めになって、続けて読まれることをお勧めしま…

2

監禁生活十日目 小説

水原とほる  砂河深紅 

出て来る人出て来る人、皆超ヤバイ

こちら、タイトルそのままズバリ「監禁もの」です。
個人的に監禁ネタは大好物ですが、なんとも水原先生らしい一癖あるストーリーに仕上がってます。
人の心の不思議と言うか、出て来る人出て来る人、超ヤバイ奴ばかり・・・。
ここ最近のマイルドな作風を期待して読むと戸惑うかもしれませんが、過去のダークな作風がお好きな方は楽しく読めるんじゃ無いでしょうか。



内容ですが、監禁もの+推理サスペン…

10

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

大人の恋


建築設計事務所に勤める克美(受け)は週末に一人でお気に入りの山へバイクを転がしに行くのが習慣になっています。そんな時、最近常連となったカフェで同じく一人できている昌宗(攻め)と出会います。克美は昌宗が自分が愛車を買うときに最後まで悩んだもう一つのバイクに乗っていたこと、自分にない凛々しい容姿に目を引かれます。名前とバイク乗りということしか知らないという関係で何となく誘われて一緒に走るようになり…

3

愛と贖罪 小説

水原とほる  葛西リカコ 

衝撃を受けた

私がBL初心者だったころに読んだ小説です。正直、とても衝撃を受けました。何が衝撃と聞かれれば、うまく答えられませんが、まず過去に攻めの直人と受けの歩の父が少し関係があったこと、それが原因で直人が歩にちょっかい?調教ですかね?をすること。それから直人のセフレに歩を犯す・・・。私の理解を超えてます。
直人は歩父が好きだったのか、恋というより執着の気もしますが。そこらへんがよくわかりませんでした。まあ…

3

愛ってどこにある? 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

男女の親友なんていらない。ごめんなさい。

前作で期待し過ぎたかもしれないです。貴生は人たらしと言うよりは、最初は優柔不断に思えてしまいました。優し過ぎてそんな事まで言わないって場面のが多かったので。樹を傷つけてからは気持ちも決まって男らしくなりましたがね。それから、親友たち2人は私は受け付けなかった。まず、健吾は謝ったんでしょうかね。親友のためと言いながら酷いことしてるよね。まあ、貴生は許しちゃってるんだけど、謝ってる場面がなかったので、…

4

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

爽やかな恋物語(オートバイマニア話ではない)

電子書籍で読了。挿絵とあとがきもあります。

水原さんと言えば『痛い』が代名詞(最近はそうでもないけど)。
このお話は全然痛くありません。むしろさわやか(怪我する所はあるけど、そこもあまり痛くない)。

ここ最近、あらすじのさわりをご紹介するスタイルで書いていたのですが、この作品はレビューがたいへん多いので、今回は割愛します。

「受けが主人公がドカに乗っている。攻めはトライアンフだ…

5

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

文体に特徴あり

文章語尾にちょっと特徴があって、「~だからだ。」とか「~した。」等としても良いところが全て「~だから。」「~したから。」になっていて、少女漫画や女性誌コラムっぽいな、と感じました。

それが良い悪いではなくて。好き嫌いはあるかもしれないです。
自分は好きでも嫌いでもないんですが、折に触れ「少女漫画っぽいなあ~」という意識になって、男臭いバイクの世界とちょっとアンバランスだなーとは思いました。…

9

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

心地よく読み終えた、大人の男同士の恋。

この本、表紙の黄色の使われ方がyocoさんの絵に映えて印象的なのだけれど
読み始めて「なるほど!」DUCATIのscramblerのカラーなんですね。
ここ数年各社が競って発表しているスクランブラーモデル、
DUCATIって言えば一般的なイメージはイタリアンレッドだけれど、
スクランブラーに関してはイメージカラーも黄色なんですよね。
https://scramblerducati.com…

3

愛ってどこにある? 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

容姿って選べないから大変

他社さんのですが、この間の作品が超好きだったので手に取ってみました。当作は雰囲気がまたうって変わって、あまり萌えポイントを感じなかったので中立です。超美人なバーテンダーさんが受けさんで、ワイン話が出てきたり、フランスに行ったりという部分があるので、ワインお好き&シリアスめな話が好きな方にはいいかも と思いました。攻め視点のお話、本編240P+先生のあとがき+水名瀬先生のあとがき(美人さんシェーカー…

2

愛ってどこにある? 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

等身大の恋愛と友情

こちら、ほのぼのテイストで書かれた、等身大の恋愛と友情のお話です。
作者さんもあとがきで書かれてますが、誰しも共感する部分がおありでは無いでしょうか。
BLとしては超王道のストーリー運びですが、その分安心感を持って楽しむ事が出来ました。


内容です。
結婚願望はあるのに、なかなか恋愛自体に行き着かない会社員・貴生。
偶然入ったバーで、美貌のバーテンダー・樹に強く惹かれます。
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