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水城せとな
ミドリ
ネタバレ
モバフラ配信時も見ていましたが、ようやくコミックスとして発売されました。 私が「窮鼠~」を読むきっかけになったのも、このちるちるさんでした。 初めて読んだあと、続編はないの?!って思っていると、「憂鬱バタフライ」と「梟」が携帯配信されていることを知り、これらを読み終わったころには「俎上~」が配信決定したのでした。そして今回のコミックス発売。 なんというかホント、すごい良いタイミングで全部まと…
藤棚
悲しいラストでしたが。 私はこれはある意味、ハッピーエンドだったと思います。 ここまで自分を信頼してくれる相手に出会えることは、奇跡に近いのではないかと。 随分昔に読んだ作品ですが、未だに心に残る好きな作品です。 エアコンが壊れた部屋での汗やセックス描写とか、 ページから夏の熱がムンムンと感じられて、色っぽかったです。 余談ですが。 水城さんの初期作品は某アイドル同人作品の焼…
ともふみ
問答無用で読みなさい!と言いたくなる、超一級作品。 綺麗ごとではすまない男女を交えての恋愛が、心臓に直に突き刺さってきます。 もうすぐ続編と一緒に新装版が発売なので、そっちのほうで追々ねちっこく語りたいと思います。 これを読まずに腐女子の名は語れませんえ。
むつこ
長かったけど、長さを感じなかった。 何回泣いたか分からない。 ページを閉じて、しばらく放心してた。ものすごい喪失感が襲ってきて、やりきれない気分になった。 一週間ぐらい、この漫画を思い出しては、胸がギューってなってた。 たかが漫画だ。 されど漫画だ。 一連のレビューを書きながら、ストーリーに触れたくなかった。 水城せとなさんは、怖い漫画家だ。もうもう大ファンです。けど水城さん、こんなふうに心をかき…
薫と椿と馬堀、この三者のストーリーは、再読がキツイです。 とくに薫と椿の関係。 薫が自分の気持ちをはっきりと自覚したとき、椿は…椿は…ああもう、椿のバカバカバカ! 水城せとな作品は、切なくて苦しいストーリーが大好物なマゾ人間に向いてると思う。ウン。
水城せとなさんは、すれ違いを描くのがなんでこんなに上手いんだろうと思う。 ありがちな悪人やら恋のライバルやらを一人も存在させてないのに、歯車はずれ、軋み、亀裂を広げてゆく。 どの登場人物にも共感してしまって、心が引きちぎられそうな気分になった。 ヤバイです。
薫と椿には、修復不可能だと思えるほどの亀裂が入る。 ずっと癒しカップルだった光太郎と千里の関係にも少しずつ歪みができはじめてしまう。 似たような経験があるもんで、「そう、カップルって付き合いはじめてからのほうがキツイことが多いんだよね…」と思った。思いつつ苦しかった。 胸が痛い!タスケテ!と思いながら読んだ。 メデタシメデタシで終わらせないところが水城せとなさんらしい。
光太郎と千里がラブラブの健全カップル道を歩んでいるのとは対照的に、薫と椿は病んでます。 前者で癒され、後者で胸が痛くなる。 薫は馬堀相手に、覚えたセックスにのめり込んでいく。 椿は菊池を傷つけてしまう自覚もなく、セックスで遊ぶ。 すれ違い生活は少しずつ歪み、ひび割れが広がっていくばかりだ。 当て馬役の馬堀も菊池も切ない。薫が馬堀に惚れることはなく、椿が菊池に惚れることもないのだから。
視点は薫へとうつります。 結末を知ってるだけに、このあたりを再読するのはとても苦しい。 ただ、結末を知ってから読むと、初読のときには気づかなかった、きちんと張られた心理的伏線にも気づかされました。 ぶっちゃけこの先に待つのは甘いハッピーエンドではないんです。ハッピーエンドはハッピーエンドなんだけど、苦くて切ないハッピーエンド。 覚悟して読むべし。
光太郎と千里がついに結ばれます。 最初のキスからセックスにいたるまでの過程は、神を超えた切なさでした。心がこんなにいたくなるキス、あっていいんでしょうかいいんです。 とにかくアマテラスもゼウスも叶わないほどの神っぷりです。このシーンだけ何回も何回も読み直してしまったほど。 後半からは薫のストーリーが始まります。この物語最強の当て馬、馬堀も登場。 ここからえんえんと続く椿と薫のすれ違いの始まりだ。