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70/134(合計:1339件)
草間さかえ
弥七
10年……これは手放してはいけない本だった。 3だけを読みましたが、もちろん楽しめましたが、感慨に耽るには時間が離れすぎていた。2からはそんなに経ってないですけども。といっても、1年。だいぶ内容を忘れていました。(私は読んだ本の内容を、覚えているのがすごく苦手なのです) まとめて読まないとダメだと思いましたね。3を読む前に。今知った人は最高ですね。まとめて読める。 「マッチ売り」…
凪良ゆう 草間さかえ
かん衛門
ネタバレ
南里の人生を追っていく展開のせいでしょうか。小説ではあまり経験したことのない読後感でした。 現在にすごく近い未来。町並みも人の生活も、容易に想像できる世界感。そこに存在するアンドロイド。違和感無く入っていくことが出来ました。 読みながら思ったのは、食べて眠って痛覚も個性も感情もあって涙を零すアンドロイドは人間と何が違うのか、ということです。プログラミングされた反応だったとしても、そこに感情…
一穂ミチ 草間さかえ
雀影
頭痛くなったり、気持ち悪くなったりするの、本当にあるよね。 一穂さんの作品って、こういう気象現象とかをエピソードに絡めるのが上手いなぁっていつも思う。 確かにラブはなかなか捗らない。 坦々とした、すれ違っていることすら認識してもらえないようなすれ違いが続く前半は、この二人、本当にちゃんとラブに行き着くのか忍耐を試されるようではあるけれど、この、座波から矢神への、受け取ってもらえない感を描くの…
いるいる
コミコミで注文すれば澤×有原・廣瀬×花城の両Ver.2枚ついてきます。 (余談ですがアニメイトは澤×有原Ver.ペーパー+有原ふん(どし)チラグラビア風ポストカードです) コミコミ限定ペーパーは廣瀬×花城Ver.です。 (ネタバレ多め注意) パラレルのような感じです。 「やぎさん郵便3」を片手に憂い顔の廣瀬。 「4冊通して俺が一人だけ能天気の化身みたいで……」 と…
mayuta
「マッチ売り」から始まったやぎさん郵便シリーズ、とうとう完結です! 個人的にこの作品は、登場人物達が抱えているわだかまりにどう決着つけるかが一番の見どころでした。 それは前作の「やぎさん郵便2」で大部分が着地したと思います。 なので、問題が解決された「ああ良かった…」という満足度は前作のほうが高いです。 今作は未来に向けて歩み出した2組のカップルに確かなものを感じ、幸せな気持ちになりま…
マキヲ
ノンケのイイ年したサラリーマン同士、ふとした出会いから始まるラブストーリーなんて、激しい一目惚れとか、監禁しちゃうとか、やたらセックスシーンが多いとか、記憶喪失とか、男を引き寄せるフェロモンとか、実は義兄弟とか宇宙人とか多重人格とか、そういう要素でもない限り退屈なものになるんだろうなーと思って手に取ったのに。いやぁ…悔しいほど面白かったです。 タイトルの印象の通り、静かに時間が流れていく物語…
ポッチ
「マッチ売り」からの4作目にして完結篇の今巻。続きを正座しながら待ちつつ、でもこれで終わりか…、という寂しさもあり、感慨深く読ませていただきました。 まず表紙が良いよねえ。今までの3冊は何となく暗いイメージですが、今巻はすっきりと晴れ渡った青空をバックに満面の笑みを浮かべる廣瀬くんと、その向こうに見える花城さん。何ともほほえましい表紙にまず釘づけになりました。 さてさて、内容はすでに書…
エミィ
泣けると聞いて読みました。凪良ゆうさん好きな作家さんです。 号泣とまではいきませんでしたが私は泣けました。 ただ予備知識を入れずに読み始めたのでアンドロイド設定だと言うことを知らずに読みました。 残念ながら、個人的にアンドロイド萌えがないので、いくら知能や感情があるアンドロイドでも人間ではなかったので、感情移入しにくかったです。 でもシンが丸いアンドロイドになった時に発した「ショートケ…
冬草
シリーズ完結編。 思わず青空を仰ぎたくなるような 一点の曇りもない、清々しい読後でした。 一通の恋文によってもたらされた、巡りゆく縁。 散らばって、広がっていくそれは 繊細なレース編みのように美しく紡がれ、読み手を魅了する。 粋で、色っぽくて、味わい深い、 草間さんだからこそ仕上げることができた 素晴らしいシリーズ完結作品だと思います。 3巻を読んで、わたしは澤がとても好…
snowblack
ハガキ大、片面1枚のペーパー。 澤×有原『かくし味 ー未来版ー』 盛大にネタバレです。 社会人になっている有原、おそらく澤と一緒に暮らしている有原の朝。 ネクタイを結びながら「あなたが結んだ方がいい感じなんですよね……」 「何かコツってありますか?」 「別にない」 「……その顔、本当は何かあるんでしょう」 コーヒーを飲みながら「じゃあ愛だな」と嘯く澤。 真っ赤にな…