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雪代鞠絵 早川麻百合 中村明日美子 ラナ・マクレガー
snowblack
自分にとっての初海外BL。 中村明日美子さんの挿絵、雪代鞠絵さんの「超訳」、 評価の高さもあって、自ずと期待は高まろうというもの。 アダムは哲学科の学生。 いかにも文系な彼は家族にカミングアウトしているゲイだが、 そのことは彼のこころに影を落とし、恋とは無縁に生きている。 そんな彼が、ひょんなことから ルームメイト・ジョシュのPCのゲイポルノを見つけてしまい スポーツ万能の人気…
中村明日美子
はるのさくら
ネタバレ
私が始めて手にとったBLコミックであり、どっぷりBLにハマるきっかけになった一冊です。 まじめにゆっくり恋をしよう、という中村先生のテーマ通り、高校生の草壁君と佐条君がちょっとずつ距離感を縮めていってる。 一番好きなシーンはやっぱりライブ帰りの公園の砂場。 砂場に寝転んでる佐条君。 その眺めてる星空がにじんで、佐条君の口元がきゅっと引き絞られて。 これでにじむ涙をこらえて…
うろたもも
BL小説を初めて読みました。 海外もので、SMで、+日本の作家さんが手を加えたもので、私にとっては、 破壊力大。 ちゃんと流れがあって、カラミに入るのも王道でいいですが、 カラミから始まって、双方の心の動きの変化を読むのもいいものです。 そして、根底に愛があって良かった。双方の気持ちが確認されてからが、 いい感じに盛り上がります。エロさも+。 相手の気持ちを探り合っているとろが、読み所…
雀影
海外作品の超訳ということで、普段読んでいる日本のBLよりゲイ小説といった趣が強いように感じました。 特に、受けのアダムの性格付け。 自分の欲望に忠実というか、ちゃんと自己主張すべきところはしているところがそう感じさせるのかな。 セックスプレイ的には、受け入れる被虐側が実は主導権を握っていてっていうのはBLでもあるような気がするけど、カミングアウトの件とか、こういう強さって、日本のBLの受けの…
葡萄瓜
この一冊をどう言う位置に置いて読者として 対峙すべきか…と暫し考えましたが、答えは実に あっさりと提示されました。 それは装丁が雄弁に物語っています。 つまりこの表紙は本体と4分の3程度の長さの カバーによって構成されているのです。 必要に応じては本体の表紙だけでも充分都合が 良い様に構成されています。 本体だけで密やかに読むも良し、カバーにも 物語らせて雄弁に読むも良し、と言う…
Krovopizza
大学生のアダムは、ルームメイトのジョシュのPCを借りようとして、彼がPCに保存しているゲイSM動画を見てしまう。 それまではろくに口を聞いたこともなかった二人だが、ゲイという共通点を発見し、急速に仲良くなっていく。 二人は一緒にゲイ動画を見るうち、互いに欲情を覚え…。 日本のBLと異なる点は 愛だ恋だとシリアスに悩むのではなく もっと即物的でエロありきなところ。 SMプレイを楽…
キリヱ
買っていたのにずっと積んでいて、やっとこ読みました。 中村さん自体は別の著作で読んでいたので、絵に抵抗があるという事はありませんでした。 ものすごいスタンダードな青春話でした。 勿論そういうシーンは一切ないです。うん、これはない方がいい。 読んでいて色々懐かしい思いに浸ってしまいました。 これは名作! 神評価にしなかったのは、よかったのですが個人的には「ここ!」っていう萌えつぼがな…
イサヲ
佐条に友達が!と、親の気持ちに(涙) そういえばハラセンも草壁もコロリとやられたんでしたっけね。 城ノ崎くん視点で語られると、その魔性ぶりがよ~くわかりました。 無自覚ってのが一番怖いよ! 有坂先生の話も読めて幸せです。 明日美子さんの作品でよく思うことなんだけど、響の口癖が「全然」だったり、どのキャラも喋り口調にまでしっかり特徴があるのが良い。 小松ちゃんが響やハラセンの顔が好き…
最後まで読むと、やっぱりそれなりに皆さんに思い入れはできてしまったわけで、空乃の初恋の彼が出てきてたじろいだり、その直後のハラセンの髪型にソラノと一緒にギャッとなったり、有坂先生の涙にもらい泣きしたり・・・ そして最後の高校時代の佐条と草部の明るい日向を笑って通り抜ける姿に胸を突かれたりしたのでした。 もうこの二人の先を見ることはないんだなと思えばやっぱり寂しい。 表紙ではみんなが若返って東…
たも
発売からもう5年になるんですね…。 この作品を読んだ当時の衝撃を今でも覚えています。 多くの読者に愛され,、続編やスピンオフも作られたシリーズですが、あくまで個人的な感想を書くと、続編にもそれぞれの面白さはあれど、どれもこの「同級生」の強烈なインパクトの前ではかすんでしまう気がします。 「秋の田の…」と教師が百人一首を読み上げるなか、視線を交わすふたり。あの印象的な瞳を、その後の 特に佐…