椎崎夕さんのレビュー一覧

彼と、彼 小説

椎崎夕  北畠あけ乃 

カンチガイ攻め

面白かったですが、これ、攻め視点で見たら全然違うお話になったのでは、と思います。
「非保護者」のスピンオフ作品で、両方読まないとどちらかの意味が通じないという事はないですが、同時進行でリンクしているので両方読むとより楽しめるという類の作品です。
非保護者の主人公、征の出番も結構多めで、あちらはわがままな感じがしたんですが、こちらの主人公・祐視点で見たら健気で頑張り屋で前より可愛く思えました。

8

好きにならなくてもいい 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

裏で動く登場人物が気になる

登場人物は美形ぞろいで華やかなんですが、ストーリーは静かな・・・と言う表現が似合うと思います。
誰が見ても目を引く美人の大和と、同じく目を引くハンサムの田宮。
大和の叔父のギャラリーで出会った二人は互いに人を本気で好きになったことがない、恋愛にのめり込んだ事がないと知り、不感症かもしれないと訴える大和をとりなして、お試しのお付き合いが始まります。

恋愛に本気にならないとお互いわかっている…

6

好きと言えない 小説

椎崎夕  あさとえいり 

「子供」と「大人」

歳の差もので義理の兄弟。最初は主人公の晴が15歳とかなりの子供です。実際中身もかなり子供ぽいんですが、辛い境遇で生きてきて背伸びをしているところ、引き取られた先の義理の兄の慶司が晴を甘やかさずに大人の意見で向き合ってくれるところ、何もかもが好みの設定でした。

最初は慶司に反発する晴ですが、彼に恋してしまいます。
最初は晴の境遇、家族の問題だったのが急に恋愛問題にシフトして、ん?という感じ(…

0

こい、こわれ 小説

椎崎夕  ゆき林檎 

こい、こわれ、というほどでもなかったけれど

表紙から感じるほど、痛々しい話ではありませんでした。評価がまんべんなく散らばってて面白いですね。

真面目な受くんと、寡黙な攻さんと、当て馬的軽めのイケメンが出てくるのは、割りといつも通りというか。そこにすれ違いと、お仕事に関するあれこれと、過去のごたごたと、予想通りな感じなのですが楽しく読みました。(私はこの方の描かれるパターンが好きなのです)

攻さんはいつもよりスパッとした性格で、攻…

7

近すぎて、遠い 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

過保護攻め

主人公の和は、事故で脚を悪くした上、姉の旦那と揉め事を起こし、今は遠縁の理史に引き取られて一緒に暮らしています。
一回りも歳が違う歳の差もの。
体にハンデがある事もあって、理史が和を過剰に甘やかしています。
受けが年上の攻めに甘やかされるお話が大好きな自分にはこの設定だけで十分楽しめました。

ただ、確かにいい歳の男に対してちょっと過剰には見えます。
和は小さいころから理史が好きですが…

3

近すぎて、届かない 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

おもしろかったです

椎崎夕さんの本は、なぜか他のBLと違って読むのに時間がかかります。萌え以外の要素が多いからでしょうか。

前作は、ほんと膝が痛そうで!!! 今回は、その膝を抱えつつどう働くかってことで悩んでいます。まぁ、実際夫婦で働いてて、ヨメは夫の権力を笠に着て働かないっていうのもあるよなぁーと思いました。そうはなりたくないのよね、和くんは。

個人的には進藤さんが好きでした。攻の理史はあんまり好きじゃ…

5

こい、こわれ 小説

椎崎夕  ゆき林檎 

一味足りない

新書サイズ2段組の本で文章量としては十分なのに、何か物足りない。タイトルのような「こい、こわれる」感じが2人から伝わってこないせいだろうか。それとも当て馬になるキャラがいい味を出し過ぎているからなのか。少し主題もぼやけているようにも感じます。
この作家様は、どちらかというと攻めの執着心を書いた作品の方が面白いような気がします。その方が作品に引き込む力が強いと感じます。次作には執着心の強い攻めを期…

4

恋愛以上 小説

椎崎夕  雨澄ノカ 

腹を括れ

タイトル通り、「いい加減、腹を括れ~」と思わず受けに言いたくなる作品でした笑

受けの隆は、高校生の時、孤立化していた遠山に声を掛け、唯一の親友といわれる位仲良くなります。
が、いつしか彼を恋愛対象として見てしまい、卒業時に思わず寝ている遠山にキスをした後、気付かれたかと思って彼の前から姿を消します。

それはもう、見事な逃げっぷり笑
引越先住所は教えず、携帯は繋がらず、おまけに他の友…

4

弟の親友 小説

椎崎夕  佐々成美 

そ――

すれ違いや勘違いから生じる切なさは嫌いじゃないです。嫌いじゃないですが、6年間もお互いにむしろ嫌われていると勘違いしたまま肉体関係だけ深くなってウジウジ悩むという展開は、読んでいて疲れました。2004年の作品か…当時はこういうのも新鮮なお話だったのかな~。二人のお仕事に関する描写や、車いすの知識などはとても興味深く読みました。

たった一言確認すればいいのに…と思いつつ読んでいたので、クライマ…

0

近すぎて、届かない 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

正直、冷たい気分に……

序盤で、随分と説明調だなぁ……と思っていたところ
「近すぎて、遠い」の続編だとのこと。
といことで、説明されているので前作を読んでいなくても
内容は分かると思います。

受の和(なぎ)は事故の後遺症で片足が不自由。
不幸な経緯もあって、又従兄の理史と同居するようになり
そして二人は恋人同士に……というところまでが前作。

本作ではすでに両思いになっているところから話が始まるが

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