せらさんのレビュー一覧

太陽はいつだって強引 小説

小川いら  せら 

うーん

小川いらさん、やっぱり私には微妙でした。
主役二人は、二人とも立派な社会人です。
受けは、元外務官僚で、今は翻訳家したり通訳したりしてる大河内選。
攻めは、世界中を飛び回って紛争地域で医者として働いてるライアン。
肩書き見れば最強に萌えるオトナな二人になってもおかしくないんですが、考えかたや言動が幼くて、読むうちにツラくなってきた。
行間から、ニュアンスみたいなものを感じないのデス。書いてる文字そ…

0

砂漠に舞う蝶 小説

いとう由貴  せら 

砂漠ものが得意でなくとも……

作者の砂漠モノは数冊あるようですが、このお話は「砂漠に咲く花」と言うお話の続編に当たります。
ですが主人公は入れ替わり、前作で当て馬になってしまった、いい人王子のその後です。

振られてから五年後のお話で、その間に王子は少々やさぐれてひねてしまいました(笑)
よくありがちな諦めきれない、ってやつですね。
でもって今回の受けを捕まえて、ひたすら身代わり。
それと知らない受けは、一目惚れだ…

1

蝶よ、花よ 小説

雪代鞠絵  せら 

ある意味調教?

老舗の着物商社社長の令息、希。
しかし、会社が乗っ取られ、一族が離散してしまう。
そこに乗り込んできた金融業者社長和紗。
元々和紗は、希の一族に恨みがあり、それを隠し金を貸し続け、返済不可能な頃に正体を現したのだった。

元々、希は前妻の息子でしかも身体が弱く、一族から打ち捨てられていた存在だったが、それでも卑怯な乗っ取りをしてきた和紗を許すことが出来ず、必ず返済する、と和紗と賭けをして…

2
PAGE TOP