東城和実さんのレビュー一覧

非BL作品

炎の蜃気楼(6) 覇者の魔鏡(前編) 小説

桑原水菜  東城和実 

どんどん面白くなってきます

プールで若い女性が謎の白い腕に水のなかに引きずり込まれて・・・。
その場所はかつて練馬城のあった場所で、豊島一族の怨霊や豊島の姫のしわざで。
北条の動きによって活性化していたらしい。
高耶達が調伏するも、荒れている高耶と千秋が揉めます。
高耶はグレて一人でふらふらしていたところ、謎の男に拾われます。
一方直江は、事故にあった弟の事を相談に来た麻衣子と共に、調査のため日光に行きそこで高坂…

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非BL作品

炎の蜃気楼-断章- 最愛のあなたへ 小説

桑原水菜  東城和実 

断章と言いつつ、本編です。

断章と言いつつ、「最愛のあなたへ」はがっつり本編なので、番外編だと思って読み飛ばしてしまわないように!

「最愛のあなたへ」 富山編
上杉家の古戦場の霊を鎮めに富山に行った高耶と直江。
そこで怨霊となっていた女性の霊を見つけます。
調べてみると、彼女は佐々成政の側室だった人で・・・。
≪闇戦国≫も関わっていて、一向宗の人たちが(換生者ですが)織田の佐々を討とうとしていて・・・。

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非BL作品

炎の蜃気楼(5) まほろばの龍神 小説

桑原水菜  東城和実 

奈良ですね。

「ホイホイ火」という火の玉が夜な夜な出没するらしいということで、奈良に調査に来た高耶と千秋。
火の玉に殺されたという塩原の家に向かった二人は、その家の少女なぎが妖怪に憑りつかれているのに気づきます。
その妖怪は茶釜の付喪神「平蜘蛛」。
直江も合流してきて、平蜘蛛が関わっているなら松永久秀だろうということに。
調査を再開していたら、なぎを織田軍が狙っていて・・・。

高耶の景虎としての記…

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非BL作品

炎の蜃気楼(4) 琥珀の流星群 小説

桑原水菜  東城和実 

仙台編、決着

高坂に爆破された、慈光寺。高耶は無事だったが国領が瀕死の重傷を、国領の奥さんが亡くなってしまいます。
自分の無力を嘆く高耶は、景虎の<力>を取り戻そうとして・・・。
千秋は譲を連れて仙台に合流。綾子と「金輪の法」を用いた結界やら、呪法やらをしている最上義康を追っていて・・・。
直江は、小次郎(政宗の弟)に逃がされ高耶達に合流します。
色々ありつつ、仙台に向かってくる最上を何とかするため、伊…

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非BL作品

炎の蜃気楼(3) 硝子の子守歌 小説

桑原水菜  東城和実 

仙台編

仙台で建築物倒壊事件が続発。
直江の連絡で、高耶と綾子が調査に向かうことに。
仙台では、伊達政宗と最上義光が戦っていて・・・。
高耶たちは直江の知り合いが住職をしている慈光寺で滞在することに。
高耶はそこの住職の国領に、力の引き出し方を教わることになります。
そんな時に、高耶は離婚して出て行った母に町で会って・・・。
一方、直江は山形の事件が<闇戦国>に関わりがあるか探っていて・・・。…

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非BL作品

炎の蜃気楼(2) 緋の残影 小説

桑原水菜  東城和実 

登場人物が増える

織田信長軍が動きはじめます。
高耶の前には、記憶にないクラスメイト千秋修平がいて・・・。
この巻は高耶の通う高校で、ストーリーが進んでいきます。(高校にて幽霊が頻繁に目撃されることがあり・・・)


ネタバレをしますのでご注意を。
今回出てきた敵は森蘭丸(織田軍)。
吸収結界を編み出せ、催眠暗示と霊査能力をもっています。

他の冥界上杉軍のメンバーも出てきます。
千秋修平・・・…

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非BL作品

炎の蜃気楼 小説

桑原水菜  東城和実 

1巻だけの評価です

炎の蜃気楼シリーズの評価は神です。
ただ、一冊ずつレビューしていってみようと思っているので、一冊目はこの評価で。

長い長い炎の蜃気楼シリーズの1巻目。
主人公、仰木高耶は友人の成田譲の様子がおかしいのに気づき相談にのる。
譲はある夢を見てから記憶がとぶことがあると言い・・・。
譲が夢を見た夜、武田信玄の霊を封印した塚が壊された事件があって・・・・。
直江信綱と名乗る男が現れ高耶に、…

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幼馴染み 小説

吉原理恵子  東城和実 

1989年当時は衝撃的でした

美形や難解な名前や、重くずっしりとしたJUNE時代の中で、おそらくこの作品が自分が初めて読んだ「平凡受」だと思います。
平凡で男の子らしい面もしっかり持ったごく普通の学生、それが明なんですな。
明〔攻〕と克美〔受〕は幼馴染で、子供の頃はリーダー的存在の克美が、気弱な明の面倒を見てやっていたんですが、成長して克美の背を明が追い越し、体格的にも体力的にも立場が逆転してしまう。
この幼馴染成長パタ…

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幼馴染み 小説

吉原理恵子  東城和実 

表紙はかっちゃんなんですよ

美形で目立つ幼なじみ、もしくは兄弟×平凡(に見える)な主人公。
そして受けに執着する攻め。
吉原さんの作品の多くはこのカップリングですね。
その原点とも言える作品です。

克美視点の『克美の主張』と、6年の時を経て(10年の月日が流れた『ジグソーパズル』よりは短い)発表された明視点の『明の言い分』の2話収録。

幼なじみの克美と明。
弱くて泣き虫で子分のようだった明は、容姿端麗・成…

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非BL作品

炎の蜃気楼 幕末編 獅子喰らう 小説

桑原水菜  東城和実 

幕末編!

幕末編と期待していたわりには二人の絡みは少なくて若干ものたりなかったのですが、
2人の幕末時代が見れるとあってはミラファンなら購入は必須ですか!

今回はストーリー展開的に序盤で中々景虎様の心情が見えにくくて、やたら景虎が遠く感じたのは私だけでしょうか。

はやくもっと直江の葛藤を感じたい・・・というのは欲張りすぎ?

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