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高耶を護りたい気持ちと壊したい気持ちが同じ強さで胸の内に同居している直江。
一方、直江の想いを身に受ける心地良さに危機感を憶える高耶。直江が見ているのは自分ではなく景虎なのではないか。直江のぬくもりを、自分は求めてはいけないのではないだろうか。景虎の記憶を取り戻さねばならない。けれど、知るのが怖い。
ただ直江の声が聞きたくて、直江の家に電話をかける高耶。女性と出かけているという家族の返答。それだけの事にひどく傷つき、東京の街を彷徨い、直江と同じ匂いのタバコを抱えてうずくまり、無防備に弱っているところを見知らぬ男に拾われます。そして魔鏡の中に閉じ込められ…。
→7巻につづく。
プールで若い女性が謎の白い腕に水のなかに引きずり込まれて・・・。
その場所はかつて練馬城のあった場所で、豊島一族の怨霊や豊島の姫のしわざで。
北条の動きによって活性化していたらしい。
高耶達が調伏するも、荒れている高耶と千秋が揉めます。
高耶はグレて一人でふらふらしていたところ、謎の男に拾われます。
一方直江は、事故にあった弟の事を相談に来た麻衣子と共に、調査のため日光に行きそこで高坂、片倉と遭遇します。
東照宮から神鏡(恙鏡)が盗まれていて・・・。
恙や恙鏡を使って、風魔一族と北条が動いているらしい。
※ネタバレですのでご注意を。
高耶が出会った謎の男の正体は北条の怨将で、景虎の兄にあたる北条氏照。
高耶は氏照の手を取らず、恙鏡に捕らわれてしまいます。
高耶の行方不明を直江が知り、その後鏡に映る高耶を見て・・・。
悩みまくりグレる高耶に、闇戦国を終わらせてすべて終わらそうとする直江。
この二人の関係に苛々してキレる千秋に綾子。
譲は伊達小次郎に連れ去られたし。
四百年の時が長すぎて、直江の景虎に対しての想いが歪んで凄いことになってるし。
高耶の方も、景虎の身代わりなのかと何が直江の本心なのかと悩みまくるし。
ここ位まで読むとこのストーリーから、抜け出せなくなってました(笑)
どうなるのか気になって気になって。
次の巻に続きます。 ちなみに恙鏡(つつがきょう)・・・つつがの漢字が頑張っても出せなかったので、恙で代わりにしました。正しくは恙に獣偏がつきます。