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砂床あい 奈良千春
ポッチ
ネタバレ
奈良さんの素敵な表紙に、「離島の、その地ならではの秘祭」という設定が非常に好きなので購入してみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。 惜しい! というのが読後の正直な感想です。 『よそ者(というと語弊もありますが)からは全く理解できない、土着信仰』のため、そこで神と祀られ、その土地の繁栄のために「マレビト」と衆前で性行為をしなくてはならない。 なんというか、既視感…
樹生かなめ 奈良千春
ココナッツ
以前別レーベルから出ていた『Drは龍に乗る』を加筆修正したもので、まずはこれありきな作品です。 今から読まれる方は、この巻を先に読まれることをお勧めいたします。 内科医の氷川は幼い頃面倒を見ていた清和くんと再会したのは良いものの、小さくてオムツの面倒まで見ていた子が今ではすっかりいっぱしのヤクザになっていて… まあ普通の神経ならば『見ない振り』が一番なわけだけれど、そこはど天然、猪突猛進…
この作品の一番の衝撃はやはり、BLなのに直接的なそういう場面が恐ろしく少ないというところでしょう!ふがっ! これってすんごくすんごくもったいないのです。 わたしは個人的に女性のヒステリックさを標準装備した氷川先生には指の先ほどにも萌えない(ファンの方にはすみません…汗)のですが、なにせ清和くんが好きなものですから。 本領発揮したら彼ほどフェロモンむんむんで男前な攻めってなかなかいないはずなの…
藤堂とのゴチャゴチャした騒ぎ(そう、抗争というよりも)が集結ということで、一回軽いの入れとくかという雰囲気の巻です。 てなわけで、サブキャラにスポットが当てられております。 最近ちょっと出番が減っていた、清和の右腕・リキのお話がメイン。 男にもモテてしまうというノンケにはお気の毒な立ち位置なのですが、今回はその辺りはお笑いも交えつつシリアス展開もございました。 リキがなぜ本名も家も家族…
数巻続いてきた眞鍋組と藤堂組組長藤堂との決着(一応…)がついたように見える巻。 が、結局藤堂自身は逃げてますので今後彼がどのように姿をあらわすのか乞うご期待!(スピンオフがあったわ、まさかの設定の) その藤堂との決着のつけ方には、またしても氷川の暴走劇が。 この巻辺りから本格的に、氷川の暴走というか無鉄砲さに引き気味になっております。わたし。 もちろん氷川視点なのだし彼が主人公なのでし…
前作の『龍の灼熱、Dr.の情愛』の続きなので、ここはやはり順番に読まれるべきですね。 まあこのシリーズは順番がかなりわかりづらいのですが。 こんなに続くならば、ナンバリングして欲しかったなあ。 この巻はなかなかに派手。 氷川の昔の男(ではなく友人)が登場しキス事件がおきたり、爆発事件が起きたり、またしても姐さん拉致!が起きたり。 個人的にこのシリーズは、あまりに緊迫してると読書欲が失…
夜光花 奈良千春
さぼ
一冊まるまる1つのお話です。 この作家さん、初読みです。 あまり期待せずに購入したのですが、かなり、好きな感じかも。 すごく、楽しく読ませていただきました。 要所要所にスパイスがきいていて、飽きずに読ませてくれます。 流石です。 さて、この話、下剋上ものです。 攻めが生意気な御曹司の鼻っ柱をへし折ります。 もうね、そりゃあ、思いっきり。ぺきっと。 生意気なガキが、屈辱にプルプ…
前作で、清和のアキレス腱の氷川先生を狙った藤堂組の組長。 そこはそこで失敗はしたものの、またしてもしょうもない(けど、息子的には面目丸つぶれ)作戦で清和くんを刺激します。 そう、結果的に清和くんを捨てた実母が実は藤堂の愛人になっているという! こういう場合、嘘だろうが本当だろうが、そんな話が流れたことに問題が。 眞鍋組関係者としてしっかり顔出しするようになった祐。 一癖も二癖もあるあ…
このシリーズの良さは主要カップル(というか受けね)よりも他にある気がしています。 たとえ氷川(受け)の清和(攻め)へ対する態度が幼児への「いいこ♡いいこ♡」だったり、嫉妬丸出し女の「夜は誰といたの?」であったとしても、それに余りある魅力的なキャラが目白押しなわけです。 清和の舎弟で氷川の運転手兼ボディガードのショウ。 ショウのツレで美形ホストの京介。 清和の腹心の部下、力。 藤堂組が…
奈良千春さんの絵、とても素晴らしいです。 この頃の奈良さんは自分にとってかなり神。 今の画風がお好きな方もいらっしゃるでしょうが、わたしはこの頃の奈良さんが清和を描いてくださったのがとても宝物のような気持ちです。 今回も攻めは眞鍋組二代目組長の清和で、大学病院で働く医師の氷川が受け。 メインはこの二人ではありますが、今回スポットライトが当たっているのは眞鍋の虎こと、清和の腹心の部下であ…