奈良千春さんのレビュー一覧

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

極道コメディに。

シリーズ第2弾。これ、続編だよね!?っていうくらいコミカルテイストに振れてしまった第2作。これはコミカル単体として読めばそれはそれで面白いのだが、第1作のサスペンステイストが好みだった私からすると、ちょっと期待外れと言わざるを得ません。

しいらさんのように、テイスト振れすぎじゃ?という幅の広さを見せたいならそれもよいのですが、同じシリーズでやられると調子狂うなぁ。

今作は芽吹さんの一人…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

交渉人は休めないまでの総評で

ここのサイトでもそうですが、どこで検索かけてもこのシリーズの評価は神。
迷わず購入
間違いありませんでした!
私の好きな敬語攻め 受けも美人で芯もしっかり 男らしい(紳士)
途中自分の苦手とするレイプや小道具ものがちょっとだけ入っていて「あ・・・」とか思っちゃいましたが拒否反応示すほどのものじゃなかったです。
むしろ後の展開を盛り上げるよいスパイス?になってました
個人的に「交渉人は振…

6

LOVE and EAT~榎田尤利のおいしい世界~ 小説

榎田尤利  奈良千春 

本編のファンは必読!

「PET LOVERS」シリーズと交渉人シリーズの書き下ろしSSがあります。ファンは必読の内容ですよ!レシピも素敵なのですが、私は雪鍋しか作れませんでした…。でも写真がお洒落で、見ているだけでも楽しいです。

「Princess」
「PET LOVERS」シリーズのSSです。夫を亡くしている年配のご婦人ミドリさんが、「PET LOVERS」シリーズメンバーのティーパーティに招待される話です。…

2

愛だというには切なくて 小説

中原一也  奈良千春 

双葉のはなし

積み本箱から発掘。
このシリーズ、何で全部レビューしていないのかと思っていたら、そもそも積み本箱に埋めて未読だったという、、、
とりあえずこの巻は、双葉の過去と旅立ちの話なので、シリーズ中飛ばしていても、さほど影響がないともいえる。
それにしても、双葉にどんな過去があって、そのために、誰がどんなことを双葉に仕掛けてきて、どんな結果になったのかっていう、相当重たい内容を、いくら主人公は坂下だか…

0

君こそ僕の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

ちょっとつまんなくなった

相変わらず素敵なキャラのカップル。あまあまなシリーズ2作目です。
このお人好し天然ワンコの攻めくんが、いそうでいないさわやかなキャラでいいですね。
しかし、初登場で新鮮味もあり、事件解決と恋愛の進行がうまく絡み合っていた1作目に比べると、だれ気味な印象。ストーリーの起伏にとぼしく、あまあま後日談の域を出てないように思いました。
とはいえ、最後までそれなりに楽しんで読みましたが。

今回、…

1

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

お義兄さん萌えだったけど。。。

念願のお義兄さんの巻。ラブはなかった。。。
ひたすらストイックな、強い篠塚。そこが素敵、それも素敵、安易にくっついたりしないのがいい。

でも!やっぱり、どこか人との繋がりに心の平安を得られるような、そんな人間らしさがあってもよかったんじゃないだろうか。

スパイ絡みの事件を軸にしたサスペンス仕立てで、相変わらず面白い。しかし、せつない一方通行の愛に終始したラブストーリーの方は不完全燃焼…

3

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

清々しい孤高

「エス」と「デコイ」で大人の魅力を醸し出していた、篠塚のお兄さんがメインにして、シリーズの最後となります「最果ての空」です。
これを買う前に幾つかの素晴らしいレビューで情報を仕入れましたが、それらによりますと「お兄さんのエッチはありませんよ」ということでした。
エスから一気に読んできて、篠塚のお兄さんには是非とも幸せになってもらいたいものだと思っていた私は少し、がっかりしました。
(攻めでも…

5

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

弟属性好きさんに

スピン元シリーズの方は、かなり記憶が曖昧になっていましたが、ほぼほぼ問題なく、単体で充分楽しめます。
むしろ、元シリーズを読んだことのない方にも、この本単発で読んで頂きたいくらい。
愛人関係と割り切って、お互いの間には恋愛感情なんてないと思っている二人が
というより、自分に他人を愛する気持ちがあるなんて思っていない二人が、
ヤクザ物らしい諸々あって、いろいろ足掻いたあげく、ようやく結ばれる…

4

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

BLは初めてとは思えない

あらすじは皆様が上手に書かれているので読んだ感想を。

攻めの李煌の口では嫌いと言いながらも短冊に慧の幸せを願う事を書いたり、マフィアの跡継ぎにさせないように身代わりになったりして慧を大切にしているところにとても惹かれます。このツンツン具合が絶妙で、こんな攻め探してた!という攻めに出会えました。
受けの慧もたびたひ香港を訪れては李煌を探す健気で一途なところが良いです。

視点がころころ変…

6

好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

あまあま王道楽しめました~

最初から最後まで王道なんですが、不思議に息切れせず最後まで楽しめました。よかったです。
典型的ワンコ攻めと美形ツンデレ受け。ですが、”まっすぐ”がテーマだけあって、嫌なところ、曲がったところが全く出てこない。本当にさわやかで読後の後味すっきりな作品でした。

舞台は警察。バイクにあこがれて機動隊入りするも、ひたすら事件に遭遇してお手柄を挙げ続けた結果、刑事になってしまった真二。新しい部署で、…

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