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中原一也 奈良千春
ユッキ
こんなに切実に真直ぐに生きる事を真摯に描いた会心の作品です。坂下(受)と斑目(攻)がお互いに影響を受けて、共に成長を遂げる姿に胸熱です。blって騎士(ナイト)や王子様みたいな(攻)に健気で一途で劣悪な環境で頑張ってる(受)と言うようなテンプレも良いですが、敢えて厳しい環境に身を置き弱きを助ける為に果敢に立ち向かう(受)に過去の栄光を捨て去った助平オヤジ(攻)も規格外ですがとても魅力的です。坂下先…
江名
ネタバレ
「愛してないと云ってくれ」シリーズ、堂々の完結。 坂下と斑目の葛藤と心情の変化が、とてもとても丁寧に綴られた1冊でした。 読んでいて、すごく切なくて苦しかったのですが、とにかく読み応えがありました。 そして、明るいエンディングにはとても満足!! いつまでもこのシリーズを、我が家の本棚に並べておきたいと思います。 今回の最初のカラーの口絵は、いつものようにエッチシーンでは…
バーバラ片桐 奈良千春
こんたーず
プレイ内容は好きです。 あり得ない設定にも目をつぶれます。 でも、好みだからこそ、すごく惜しい感じ… なかなか攻めに屈しない受けはいいんですが、堕ちる瞬間があっさりなのがもったいない。 これからされる事への恐怖感とか、絶望感とかをねちっこく書いて欲しかった。 一応ハッピーエンドだけど、終わり方も唐突でびっくり。 ページ足りなかったなら、最後にHねじ込むよりも2人の心情とか、会話をし…
千地イチ 奈良千春
雀影
奈良さん描く、このカバーの極彩色の花畑!! 奈良さんとキラキラのお花っていう取り合わせがとっても意外なこの本のお話は、 「運命の出会い」のお話でした。 お話に関しては、他の方のわかりやすいレビューを読んで頂くとして、 読後に、ちょっと冷静になっちゃうと、まあ、根本的なところにツッコミ所はあるけど、 まず奈良さんのカバー絵のインパクトと、導入部のつかみと、何より、音楽と絵っていう取り合…
榎田尤利 奈良千春
むぼち
榎田先生の本は、どれも面白くて外れがないけれど、何故か何度も読み返したくなったり、登場人物に愛着を感じたりすることがありませんでした。 この本を読み、その理由になんとなく思い当たりました。 からりとし過ぎているのです。 カバーイラストの奈良先生の絵の変遷についての話題が「答えて姐さん」に出たとき、これはより洗練されたと評されるべきだ、との意見に私は納得しました。 そして同時…
snowblack
鮮やかな色が遊ぶ表紙が語るような、色彩を巡るファンタジー。 目の病気で、色彩のない世界に生きているミュージシャンの慎吾。 過去の傷みから、できるだけ外にでないように ひっそりと生きようとしている絵画教室の先生・武。 この物語は、その二人の色にまつわる不思議な物語だ。 友人に乞われて、一度だけ名前を出さないことを条件に 武が引き受けたポスター。 渋谷の駅に張り巡らされたポスター…
夜光花 奈良千春
ヤツハシ
気になっていたものの、絵柄からして外国歴史もので自分には合わないかな? と思っていたのですが、とんでもない勘違いでした! 現代の日本に住んでる男の子が主人公の壮大なお話で想像していた物語と全く違う! もっと早く読めばよかったと悔やんでなりません(。>д<) 主人公の啓はとても正義感が強くて真っ直ぐな男の子でとても好感がもてましたし、イラストはすごく素敵だし/// 私の…
遠野春日 奈良千春
渋茶
別レーベルからの新装版とのこと。 短編2作ともそれぞれ二人の馴れ初めから両想いを確認するまでの話。 「千分の一~」は事件の経過部分で読んでいて「ん?」って不自然に感じる部分はあったけれど、刑事ドラマがメインではないので「ま、いっか…」って軽く受け流してもOKだと思う。 あっさりした話だけど、エリートで不遜さが滲み出ている攻めと、攻めに言い寄られていてもつれない美人受けの組み合わせは読んで…
最初の感想で「単なる吸血鬼ものとして縛るのは勿体ない」と書いたけれど、改めてきちんと考えてみた。 最初はゾンビ色が強かったものの、話が進む中で「血」がキーワードになっているとはいえ、「吸血鬼」というよりもだんだん「不死」が焦点になってきた感じだった。 何はともあれ自分の大好きな要素が詰まった全6巻、じっくり読むつもりだったのにあっという間に読んでしまった。 不死者、能力者、薔薇騎士団誕生…
全巻通してパワーダウンする事なくいいペースで進んでいる5巻目。 今回は不死者との攻防戦をがっつり読めた中で、他の守護者のマリオ、ランスロットにも注目な巻。 今更な説明だけど啓に対して行動や愛情表現が熱いのがラウル、口説きが熱いのがレヴィン、お互い派手に衝突していたのにいろいろあった末に意気投合していく攻めさん同士なのがいい。 性格も正反対なはずなのに気が合いすぎて笑えるし。 ここに新し…