奈良千春さんのレビュー一覧

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

器のでかい男

下町で小さな交渉屋『芽吹ネゴオフィス』を営む交渉人の芽吹彰。
なぜか再会した元後輩のヤクザ、兵頭となぜか深い関係になっている自分にとまどいながらも、兵頭を嫌いにはなれず……
そんな彼の元に持ち込まれる事件。
芽吹は新人ホストのアッキーとしてホストクラブに潜入するが……

仕事の都合で冒頭から新人ホストをやっているアッキーこと芽吹に思わずニヤニヤ笑いが止まらない。
そこにやってきて指名を…

2

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

やっぱり好きだなあ

元検事で元弁護士、そんな肩書きを持つ男、芽吹彰は今では下町で小さな交渉屋『芽吹ネゴオフィス』を経営している。
平和だが賑やかな日々を送る芽吹の前に現われたのはかつての後輩で、今や立派なヤクザの若頭になった兵頭寿悦。
できることなら二度と会いたくなかった男の出現によって、芽吹の日常に嵐の予感?

力も権力もないけれど自分の口先と信念で弱者を救おうとする交渉人の芽吹と、高校時代から彼に執着して…

3

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

スウィーパーは結構エロい♪

きゃっは~~~~い!!一昨日読み終えてずっと幸せ感が続いております。
キヨと智紀のラブラブキュンキュンの巻!!
練られたプロットのすごさと、エンタメ量の怒涛の攻撃にやられるのは毎巻のごとく。
智紀視点は一人称だけど、キヨ視点は三人称。二人の性格を表していてこれにも納得。
プロローグとエピローグの噛み合わせがこれまた憎い(涙)
そして私は、散りばめられた伏線に心を弄ばれ、時に霰のように、時…

8

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

キュンキュンした

はじめに、わたしにとってはイマイチだなって思ったところから。
キヨの視点の部分は三人称、智紀の部分は一人称、それがおおよそ交互にあるんですが、そのことに最後まで馴染めませんでした。感情移入がしにくかったです。
そして。最大の欠点はあらすじにある「紀宵の本業の特殊清掃業のアルバイトに参加した智紀は、誰も住んでいないはずの物置小屋で眠っている子供を見つけて!?」その筋立てが…どうでもいいっていうか…

5

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

おっきいのとちっちゃいのに思わず胸がキュゥンv

交渉人シリーズのとっても気になる凸凹・・いや、トモに蹴りが入れられる!?
身体は大きいのに小さくて可愛いモノが大好きなキヨと、身体は小さいのに頭がキレてそこそこ強くて「小さい・可愛い」が禁句の狂犬チワワ(いや、私が言ったんじゃなくて、チンピラですから)もとい、超ツンデレ強気の智紀。
彼等がどうやってくっついていくのか、智紀のハンパない強気があるからキヨはどうやって許してもらえるのか。
キヨは…

2

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

智紀からキヨへの、盛大なラブレター

何と言うか…言いたいことはたくさんあるんです、ホントたくさん。
ただ読み終えて一番に思ったのは、この作品は智紀からキヨへの、盛大なラブレターだったなと、そう思いました。
もう…本当に胸がいっぱいで…!
本編では脇で色々と頑張ってたおっきいのとちっちゃいのが、今回はもっともっと頑張って
そして真剣に純愛しちゃってくれてます!
めっちゃくちゃキュンキュンしましたよ。
本編では微妙な関係の二…

5

獅子の爪牙 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

やっぱこの2人いいなぁ。萌えたー!!!!!

ウェルネス系シリーズの何冊出てんだか知らないが、その中の獅子の2冊目。
レオン×梶谷編です。

前回でひとまずまとまった2人。
仕事の話もあってレオンの元を訪れた梶谷はそこでレオンが男にキスされるのを見てしまい、その場から逃げ出す。
そのことを隠したままレオンと会うことになるが見破られ強情を張り責められることに。
翌日、レオンは突然、梶谷の前から姿を消して―――。

これ、面白かっ…

4

愛讐の虜 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

これ大好きですー!

帯『耐えれば耐えるほど快感は強くなる。お前の限界を試してみようか-…。』

現時点でのバーバラさんのラヴァーズエロエロシリーズ(と勝手に呼んでます)の中ではこれが一番好きです。
先ずエロい!!道具責め好きなんですよー、大好物です。
家族を殺された復讐の為に、気弱なお坊っちゃんが洋貴[受]が死ぬ気で外人部隊で心身を鍛え長殿[攻]を暗殺しようとするのですが失敗してしまい、依頼者を吐けと拷問され…

6

小説

水原とほる  奈良千春 

水原さん短編集

同レーベルで当時衝撃だった「夏陰」「箍冬」を読んで、その後にこの作品を読んだ記憶があります。
その後だったので痛さや陵辱は既に勉強済だったんで比較的冷静に読めたんじゃないかなー。
全部で4作収録されていて、「窓」と「温い血」は執着系の攻。
特に窓の執着っぷりは強烈で、独占欲のあまりに己のイニシャルの焼き印を入れようとする位のすんごい執着度です。
「温い血」は叔父と甥。ずっと優しい理解ある大…

6

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

腐女子は嵌められるw(長文注意)

天職交渉人VS天才詐欺師。
とうとうここまできた。怒涛の日々だった。1、2巻を読んだときの自分が懐かしい。最初は和気あいあいとしたワクワク感に浸かり、すっかり榎田先生の魔術にときめいて、心地良くうっとりしていた。よもやこんなにも血眼になり、えもいわれぬほど頭を使い、息をのみ瞬きも忘れるほどの勢いで、芽吹ネゴオフィス周辺にトリップするハメになるとは!まさに私が嵌められている!

下巻をもまた転…

4
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