奈良千春さんのレビュー一覧

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

危なっかしくて「芽吹~!」と叫びたくなる。

始まりは相変わらず軽快で「ぷぷっ」と笑えて、読み始めてすぐに「お~、久々の交渉人シリーズを読み始めたぞ~!」という気分になりました。
いつもですが、最初にぐっと掴まれて、それから一気にぐわ~っと読んじゃって、相変わらず榎田さんの手のひらの上で転がされてる感が満載です(笑)

芽吹の過去が今回明らかになりました。
これまで小出しにされてきたのでなんとなくかる~く外枠は分かっていた気がするので…

1

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

もうっ、健気すぎっ!

この一言につきます、このお話!
かわいかった~圭吾。途中何回もギュッて抱きしめたくなるかわいさ。
でも、芯はしっかりしていて、人を信じることに臆病になってた草加の心を必死に追いかけることで、徐々に開かせていったんですね。

本当に強いのは圭吾の方で、大人なのも圭吾じゃないかな?
中学生の頃のトラウマから抜けきれず、心の奥底ではずっと子供のまま成長できず止まったまま体は大人になってしまった…

3

この血の果てに 小説

月上ひなこ  奈良千春 

展開にひきつけられました

あまり手を出さないタイプの設定なのですが、ずっと「アリか?うん、アリだ」と思いながら読みました。

近親モノ。
皆さんが書いてくださっているので、ストーリーは割愛しますが、伏線が貼ってあったからか、うっかりここのレビューを先に読んでしまったからか、親子だと分かったシーンでもあまり衝撃がありませんでした。
勿体無い読み方した><
そこは「えぇっ!!!」ってなりたかった~;

あれもこれ…

4

華麗なる紳士のウェディング 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

そこそこ

攻めの身勝手さや傲慢さにどこがいいんだと突っ込んでしまいました。まぁ、惚れた弱みってやつでしょうが・・・。個人的には上級生だったアラブの王子様の方が絶対幸せになると思うんですけどね。でも肝心の王子様はそっち好なのかは謎でしたけど。

2

蛇恋の禊 小説

沙野風結子  奈良千春 

いい作品、なんだけど

客観的にみて、すごく良い作品なのは分かるのですが、個人的に萎えるポイントが色々あったので中立に近い萌え評価です。
といってもオススメはできます。
このシリーズは、スピンオフされたものも含めて面白いので。

いちばん萎えたのは、受けがブレること。
内側にひそむヤクザな血が目覚めたように見えた前作のあとに読んだので、芯の強い受けの姿を見たかったんだよね。それを期待してしまったのがそもそもの間違いだった…

3

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

エンタメ要素満点!

今回の展開はスリルや推理や愛や憎悪やチームワークなどなど魅せられる要素が満点でした!

昔読んだ「眠る探偵シリーズ」に若干かぶる要素がありましたが、
あの頃の雰囲気から更にパワーアップした感じでした^^

とにかく榎田先生の筆力が冴えていて、シリーズファンは絶対必読です!
読んだことの無い方には、シリーズのはじめから通して読まれることをオススメします!是非ハマッて下さい♪

2

蜘蛛の褥 小説

沙野風結子  奈良千春 

たまらんですね

たまらんですね。
これ、ヤクザものBLの金字塔のひとつだと思う。(『蛇淫の血』と『蛇恋の禊』も含めて)

色々読みどころがあるんだけど、攻めが背中の刺青を熱した鉄の棒で焼くシーンが凄い。
焼けた肉のニオイが活字からでも嗅ぎ取れそうな、そんな凄まじい描写だった。
ただ強烈ってだけじゃなくて、そのシーンはストーリー上非常に大事な場面なのだ。
攻めが自分の想いの強さをはっきり自覚して。受けの涙を見て恍惚…

2

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

最高の一冊

今日は読み終わりました。最高の面白かった!
「信じる」という言葉は、芽吹にとって大切な物です
誰かを信じたい心を持っているからこそ、彼は環との勝負に勝った
最後の仲直りエッチシーンも凄く美味しかった!←変な言葉でこめんww
それに二人もかっこいすぎてたまらない><
ストーリ最後で芽吹の夢、感動しました。もう自分を責めないでもいいですよ

2

愛憎連鎖 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

3P~~

帯『飴と鞭-・・・。「可愛い君には俺たちが必要だよ』
飴(あに)、鞭(おとうと)とルビふってあるですよ、流石のセンスだ!

普通、帯は外した状態の方がレジに持って行きにくいパターンが多いんですがこれは反対パターン。
受の衣服が帯でちょうど隠れてるので、帯付き→全裸に見える、帯無し→ズボン履いてるとなるです。まあ肌色率が高いんでエロ表紙にかわりはないですが。

ラヴァーズ文庫、バーバラさ…

2

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

アクション耽美?

ネタバレしないと感想が書けなそうです。

あとがきにおいて作者いわく、「吸血鬼」ものだとのことです。
確かに耽美な部分も多いですが、どちらかといえば「ゾンビ」もので「アクション」要素のほうが多い、吸血鬼ものの王道からは少し外れた作品です。
「不死者」とそれを葬る力のある「薔薇騎士」のお話なので、ヴァンパイアとヴァンピールのお話と言っていいのかもしれませんが、この巻では狩られるものの姿はまだ…

3
PAGE TOP