奈良千春さんのレビュー一覧

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

父親との距離が縮まる。

日雇いの野郎どもの多い街で診療所をしている坂下。オアシスのような診療所には、いろんな人が毎日来てそれなりに楽しい!
斑目はそんな坂下が好き。世話好きというかおせっかいな坂下に危険が振りかからないようにしていた。
坂下もいざというとき助けてくれる斑目に抱かれることを身体が反応してしまう。そんなふうにした、斑目がスゴい。
人と関わるのが楽しい感じの作品。

2

嘘つきな天使 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

自暴自棄が招いた幸

老舗デパートの御曹司・遥が自棄酒の勢いで男に走るって感じの作品だが、
遥を抱いたのは、世界屈指優良企業日本支社代表の男(片岡)だった。
片岡を攻略するため、片岡の家にまでやってきて、必死に身体を捧げる。
身体だけでなく、心から片岡を思った時、遥を幸せ者にする。
父親とのいざこざに負けず!幼なじみの裏切りにも屈せず!片岡を信じて欲望を実らせる!

0

好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

クールな受けち、素朴な攻め!

シリーズになっているお話の、第一話です。
刑事に成り立ての、交通機動隊出の諏訪内真二と、
検事の高城との、ちょっと不似合いな、組み合わせ。

事件の捜査のため、同行するようになり、高城のまじめの中の、
真実の追求のための、ひた向きさに、真二は惹かれていく、
本当は、顔で惚れてのかもしれないが・・・・・!

真二のいい人が、高城にも分かり、そのうち二人は、友人から恋人へ
ちゃっかり…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

小説にしても、これは王道でしょう!

ヤクザと、優等生の交渉人。
昔からの知り合いが、どちらも正反対の性格なのに、なぜだか憧れていた。
始まりの、芽吹の交渉中に現れた、おじいちゃん。
なぜか気になっていたら、なんとヤクザの組長う~ん、やられましたね、
それに、お相撲取りの、花吹雪ちょっとの登場なのに、なんかカワイイ。

そして、事務員のさゆりさん、とても興味深い、ぜひ奈良漬食べてみたい。
そして、謎の人、キヨなかなかに人…

4

獅子の爪牙 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

獅子シリーズ第二弾。龍からだと第四弾?

眠り獅子・レオン。
プライドの高い梶谷とレオンの駆け引きが最高にいい。梶谷の刺青(蝶)はレオンに抱かれるたびに舞う!
レオンは梶谷を大切に思い危険を回避したいが、梶谷はレオンの気持ちを考えず突き進む。
レオンの師匠のことを知る。

1

獅子の黒炎 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

龍の次は獅子ですか!

レオンを説得するためにという使命感だけでレオンに会う梶谷英令だが、
癖のある二人が強引すぎて・・・
だけど、プライドの高い梶谷に屈辱感を要求するレオンのやり方は、ゾクッとする。
しかも、刺青を描く姿は、更に別人。
刺青を描かれながら感じる梶谷もすごい!

1

愛されすぎだというけれど 小説

中原一也  奈良千春 

かつやくきん!

シリーズ第3弾
坂下医者と伝説の外科医斑目。
今回は斑目の弟と愛人もでて、物凄い。ドラッグに路上強盗。坂下にドラッグの売人疑惑。
個人的には、坂下に対してひどい対応をした刑事に、地獄に落ちろって思った!どんなに酷いことをされても、斑目と対等に文句をいい戯れあえるのはすごい!

0

愛しているにもほどがある 小説

中原一也  奈良千春 

腕のいい医者は・・・

日雇い労働者の集まる町で診療所をやっている坂下。かつては優れた技術をもち天才的外科医をしていた斑目。
2人の話に、斑目が育てたという外科医の北原がやってきた。
北原は斑目と以前のように一緒に仕事したいというが、斑目は坂下に夢中!

斑目が、自分の右腕を傷つけてまで守りたい坂下って、幸せだね。
しかも、二人の身体をつなぐのは、坂下を淫らに酔わせるテクニックにはヤバイ。

2

龍の後継者 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

第二弾

高柳は世界でも優良企業の大手スーパー香港出店を任されてた。
高柳が進めるよりも、ことが上手く進むことはなかった。
香港最大のマフィア
ティエンに助けてもらい、そのまま恋人まで、のぼりつめた!

ティエンの弱点が高柳であるのも事実。
ティエンの忠告をよそに、高柳が危険の中に飛び込んでしまった。

高柳はティエンの望みを叶え、さらなるエロスを振りまき淫らに乱れる。

0

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

やっぱ面白いっ

交渉人シリーズにどっぷりハマっています……。
今回は芽吹の過去がらみで彼の葛藤や心の内の弱さなど、とても複雑なものでした…。
自問自答のループにハマってしまう芽吹を救ってくれるのはやっぱ兵頭なんですよね。
とんでもなく傲慢で独占欲が強くって「おいおい…」とか思ってしまう所も多々あるけれど、「今だってどうでもいい」なんて言えてしまう程に愛しちゃているんですから、すごいというか…恐ろしいとも言えると……

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