凪良ゆうさんのレビュー一覧

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

それでも好きだ。

CD発売前に読み返し、CD聞きながらページをめくりました。
たまらなくかわいくて愛しい2人です。


受け様の若手俳優清居と、攻め様の大学生でカメラマンの元でバイトを始めた平良。
前作でようやく恋人同時になったのに、相変わらずな2人。
家に帰ったら暗い部屋で、彼氏が丸まって何やらブツブツ呟いてたら、マジで怖い。
でも、きっと今までもこんな平良と幾度となく遭遇してきたんでしょうねぇ、清…

4

恋愛犯 Love holic 小説

凪良ゆう  サクラサクヤ 

攻めと一緒にLet's!神聖視!

凪良先生の執着攻めが好きで拝読。
第一印象は、こちらの作品の攻めがアップデートして「美しい彼」になったなぁといった感じでした。

どちらの攻めも受けを神聖視しつつ、どこか危うさを秘めていて自分勝手で…それでいて、愛が重い部分が似ているなぁと思いました。
違うとすれば、日永の方がいい意味でも悪い意味でも行動力あります。
より恐ろしさを感じるのは日永の方です。

物語は攻め視点。
これ…

0

悩ましい彼 美しい彼 3 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

無様に悩むほどに魅力的に映る

『美しい彼』シリーズ第三弾。
安定のキモウザと悩めるキングカップルですが、本作では様々な点で2人にわずかな進歩がみられました。

清居の役者としての成長、平良のカメラマンとしての一歩、2人の恋人関係の好転…!
ここまで来るのにかなりの紆余曲折があったのですが、遂に本当の意味で恋人同士だ…と思えるような関係にキタという感想を持ちました。

もちろんまだ"夜空に煌めく星"…

1
非BL作品

滅びの前のシャングリラ 小説

凪良ゆう 

萌え要素無しなので"中立"

凪良ゆう先生の一般作。
ココに登録されているし、気になり手に取りました。

先生の作品はBLの『美しい彼』『憎らしい彼』の2作品のみ読んでいますが、BL同様とても読みやすく休憩を挟みながらも数時間で読了しました。

現実にあってもおかしくない地球滅亡を描いたファンタジーで、暴力的な描写もあり、結末も決して明るくないので落ち込みがちな時には回避したい作品かなと思います。

消えてしまい…

1

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

キモウザ健在!

『美しい彼』の続編です。
キモウザの平良とツンデレ女王様の清居の同棲生活続行中。

神様のうっかりミスで清居と付き合えて、一緒に住んでいると本気で思っている平良は相変わらずヤバい奴で、その安定感は2巻も変わりません。
そんなヤバい奴に惹かれて、認めたくはないけど完全に惚れちゃってる我らがキング清居サマ。
この2人のやりとりがヤミツキすぎて、もうずーっと読んでいたいです。

何気に素材…

3

美しい彼 ドラマCDブックレット内SS 素晴らしき世界 特典

平良は平良でしかなかった

思わず爆笑してしまいました。BLCDを購入してブックレットでこちらのお話を読めて良かったです。こちらは時系列的に高校二年生の清居がコンテストに出場する前のお話です。

本編では清居のメンズ雑誌のコンテスト参加を機に、クラスメイトの城田達の手のひらを返したような態度に平良が憤り殴りかかった事件がありました。

あの事件を機に清居の平良への気持ちが変化し、平良の中でも心境の変化があったと思うと…

0

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

双方に共感が止まらない

とり急ぎ言います
生徒×教師ジャンルに少しでも興味ある方
みんな読んでください!!!!!
後悔させませんから!!!この通り!!!!

今まで生徒×教師ジャンルを読んできて
こんなに壁って低いものだっけ?って
感じた経験ありませんか?
男同士は大前提で生徒と教師なんて
リスク以外の何物でもないじゃないですか
この作品はその弊害から背を背けず
重く受け止めた上でとても切なく書いて…

2

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

切ない青春ストーリー

前半が高校生パートで攻め目線、後半がアラサーでの再会パートで受け目線という構成です。前半部分、とにかく切なくて痛かった。高良(攻め)は親戚兼友人の諏訪の彼氏の真山(受け)に恋をする。浮気症の諏訪が真山を愛しつつも傷つけまくるのを目の当たりにしながらも、3人はいびつな友人関係・三角関係を続けていきます。

諏訪は高校の先輩の真山と付き合い、後輩の女子と浮気をし、3人のバイト先に浮気相手が押しかけ…

1

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

ストーリーは面白いんだけど

一般作でも活躍中の凪良ゆう先生。イラストが奈良千春先生でお洒落な装丁の書き下ろし本です。2016年発行ということは一般作を書き始める直前かもう描き始めている頃か。このボリュームで書き下ろしって余程信頼されている実力者の証だと思います。

お久しぶりの凪良さんでしたが、やはり導入部分から一気に最後まで読みたくなるストーリー運びのうまさと読みやすい文章でした。しかし性格も体も相性最高の2人が出会い…

6

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

これぞハッピーエンド(個人の感想です)

前々から気になっていたし、多分自分は好きなお話だろうなと感じていました。満を持して読みました。

やっぱり、ものすごく大好きなお話でした……!

これぞハッピーエンドだと感じました。(個人の意見です!)
空に手をかざす仕草、山茶花、紋白蝶など、繰り返し出てくる表現が、ラストに向けて非常に効果的に情緒に作用してきます。
途中、つぐみの書いた、朔太郎の心を動かした小説のエンドが、この物語を…

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