日高ショーコさんのレビュー一覧

知らない顔 コミック

日高ショーコ 

不器用な愛情表現に萌え!

日高さんの絵は線が細くてとってもきれいで、ストーリーを更にうっとりさせる効果があるように思えてしまいます。

春山と接する田辺は時々子供時代の必死な顔に戻ったり、心を隠している時は知らない表情になる。
そんな田辺に苛立ち、ついついちょっかい出してしまった春山。
後悔しているわけじゃないけど、高校時代の性的触れ合いは事故みたいな感じで、それっきりスルーしてオトナになってしまいます。
会社員…

2

リスタート コミック

日高ショーコ 

この二人、ビジュアル的にも抜群!

モデル同士の恋なんて、ビジュアル的にも美しすぎるんですけど!
本当に、美男子を日高さんが描けば更に美しくなっちゃうのはなぜ?

ちょっとスランプ中の先輩モデルに恋してる売れっ子後輩モデル。
派手っぽい先輩と寡黙なタイプの後輩。
だけど後輩の方が好き好きオーラが発しすぎて、リミッターもブッちぎれ…。
あまり喋らない子が襲い掛かってハァハァしている姿は、なんともエロかったです。

じつ…

3

茅島氏の優雅な生活 1 小説

遠野春日  日高ショーコ 

庭師に名はない。

先日麻々原絵里衣さんのコミックスも買いましてなかなか端正な絵が素敵だったのですが、庭師視点の心理描写が少々物足りなくって。
文庫の復刻版が出たので、いそいそと買いましたわ。
なにしろ挿絵も日高ショーコさんですからね!表紙がもう美麗です。

この作品、高貴でやんごとなき茅島澄人氏と、名のない「庭師」の恋のお話なのですが、
とにかく茅島氏の高貴さがハンパない!まるで英国貴族そのものです。

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

それが恋なんです

上巻では松岡視点でしたが、下巻は割と寛末視点だったと思います。

上巻の続き、松岡・寛末・藤本・葉山のWデート(?)から始まります。
相変わらず松岡と寛末の間はぎくしゃく(^_^;)
このまま仲が悪いまま終わってしまうのかと思ったんですが、このままでは終われない寛末は松岡にちゃんと好きだと言えるまで待って欲しいと言います。
そのあと2人はよく会うようになってちょっといい雰囲気…!と思った…

2

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

号泣です

ラスト、泣きすぎて気分が悪くなって、なぜかゲロを吐いてしまいました。なんでやねん。
レビューの多い人気作品なので、あらすじめいた話は割愛します。

この小説は、受けの松岡がいいんだよねぇ。
後半は攻め視点なんだけど、受けの切なさが、間接的なのにダイレクトに伝わってきます。で、それに気づかない攻めにかなり苛立つ羽目になります。
いいひと特有のウザさを書くの、木原音瀬さんは本当に巧いなと思いました。意…

22

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

今後の二人を想像するとニヤけます

上巻を読み終わり、その足でそのまま本屋にかけこみました。
結末までこの妙に落ち着かない気持ちを継続させたくて、
挿絵を見るのを我慢して、その日は帰宅したのを覚えています(笑)

上巻でも嫌ってほど、寛末の優柔不断さ、じれったさを味わいましたが、
下巻になったら、寛末視点になるので、それがさらに2割3割増しになりますw

上巻だけでは分からなかった寛末の心理描写が特に書かれているので、…

5

茅島氏の優雅な生活 2 小説

遠野春日  日高ショーコ 

居眠り澄人さんにキス。

またもや、またもや挿絵の誘惑に負けてしまいましたよ。
美貌の秘書小泉君とパーティーに出かける茅島氏。人んちの庭の東屋でうたた寝する茅島氏にキスする庭師。情熱的に茅島氏の腰を抱き深いキスをする庭師。お風呂場でシャツを脱がされかけて頬を染める茅島氏。プールサイドのチェアーで茅島氏に覆いかぶさってキスをする庭師・・・ハァ(溜息)
美麗です。

さて、この品のある絵柄に似つかわしい「茅島氏」シリー…

4

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

雰囲気がある

BLはだいたい現代物しか読まいんですが、大好きな日高ショーコさんの作品ということで読んでみました。

読みはじめたらやはり階級などといった人間関係が小難しかったですね…
一巻ということでお互い気持ちが交際するところまでいっていませんし…まだまだラブは遠そうです。
しかし話の土台がしっかりしておりすごく丁寧に描かれています。
今後どのように展開していくのか楽しみ!
とりあえず今の段階ではまだ中立とい…

1

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

丁寧な漫画です

主従関係が成り立って始まるのではなく、主従の信頼を築く過程を描いくお話です。

最終的には恋人になってゆくのでしょうが、その前である信頼関係からじっくり紡いでゆくという丁寧さに魅力がある漫画だと思います。
華族社会の背景だけでなく、家同士の人間関係もきちんと描かれてあって読み応えがありました。
長台詞も気にならないほどのめり込んで読んでしまいました。

上流階級ものは何はなくとも、ドロ…

9

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

迷いが恋に変わる瞬間

おそらく、上巻を読み終えた後と下巻を読み終えた後の
感情の落差が激しいのが、この「美しいこと」だと思います。

ページをめくる度に、どんどん松岡の気持ちが自分の心の中にしみこんできて、
知らず知らずに、自分自身が松岡になっているような錯覚を覚えます。

寛末に本当のことを言わなくてはいけない。
でも今の関係を失いたくない。
寛末という人間をなくしたくない。

自己嫌悪、そして・…

8
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