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3/130(合計:1291件)
日高ショーコ
cpurin
まずミステリーということで、日高ショーコ先生の引き出しの多さに感服いたしました。 どのような作品を描かれても美麗な絵とストーリーの緻密さにただただ凄いなーと。 まずは上巻。 1話目からめちゃくちゃ面白くてグイグイ話に引き込まれました。 過去が見える蛍と、未来が見える晶。その能力ゆえに一緒にいるべきはずが一緒にいることを避けてしまった。 とある事件を「過去」と「未来」の出来事として見て…
kurinn
ネタバレ
凄い面白かったです。真夜中に夢中になって読みました。横になって読むはずが起き上がっての一気読みでした。謎は解けたけど私の頭の中はまだ?と理解出来ない事も多くて、何度か読み返さないと無理だと思います。 それくらい蛍の起こした事象は特別で複雑でした。なるほどそうなってたのネと納得した部分が多いのですが、もうひとつの世界線の事まで考えると頭がこんがらがってしまって…。 ひいじいちゃんの存在感…
久しぶりに日高ショーコ先生の作品を読みました。寝る前に上巻だけ読んで寝ようと思いましたが、我慢出来ずに気が付けば下巻を取りにリビングに走ってる自分がいました。それくらい面白かったんです。 ただ、蛍と晶の持つ不思議な力とか蛍だけが可能な事象とか、彼等が起こす奇跡とかが複雑に絡み合っているのでこの上巻だけ読んでの評価は難しいと思いました。なので面白さだけで上巻は評価させて頂きました。 この…
みざき
うお〜…おもしろかった…! あと少しで会えそうで会えず、かと思えば事件に巻き込まれたりと手に汗握る展開ばかりで読み応えがありました。 このハラハラ感、たまらないですね。 …が、きちんと内容を正しく理解して読めたかどうかと考えると微妙なところなんですよ。 お話は文句なしにおもしろいのです。 蛍の部屋にいた彼らの正体が判明した瞬間は「ああ、そういうことか!」と興奮しましたし、2人の能力に…
言葉を選ばずに述べるのなら、「まだよく分からないのにおもしろい気がする」作品かなと思います。 過去が見えてしまう者と、未来が見えてしまう者。 いわゆるオカルト能力を持った従兄弟2人の過去と未来が断片的に描かれ、これからなにか大変なことが起こってしまいそうな予感がひしひしとする、なんともいえないピリッとした空気に痺れました。 彼らの周りに散りばめられた謎を想像しながら、自分も一緒になってそ…
おぶもいもい
上巻での謎を回収していくような展開の下巻。 ただただすごかった…!という一言に尽きます。 謎が、疑問が、感情が。 繋がっていくたびにどんどん引き込まれました。 上巻に比べてだいぶ複雑さは増していますが、 その複雑さこそが醍醐味。みたいな設定が めちゃくちゃ面白かったです。 お互いに探していて共通の人物ともかなり接触しているはずなのに、どうして蛍と晶は会うことができないんだろう…?…
晃子
読み終わった後、「ハハッ、すげぇ」って素で声出ました。 そして泣いた。素晴らしい。神作以外に評価できない。すごすぎる。 オカルト好きとしましては、日高さん本っ当ーーーーにオカルトについてよく調べてくださったんだなぁと非常に感慨深いです。 ・「帳場(ちょうば)が立つ」「組対5課」「生安」は、警察用語でそれぞれ 「調査本部が設立される」「組織犯罪対策第5課」「生活安全課」という意味だそうで…
当方オカルト大好きなので、本作の購入はやや渋っていました。 もしオカルト的に「いやぁ~、そうじゃないんだよなぁ~」な描写があると萎えるので。 でも他でもない日高さんなので、きっとオカルト関連のこともきちんと調べて描き切ってくださるだろうという期待を込めてポチリ。 「横に川がある家は出やすい」「電波をどうこうできる」「消えているけど気配はある」「隔世遺伝」と界隈でなじみのあるワードが並んだ…
いちご狂
おいおいおいおい、上巻では蛍が血濡れで死にそうで助けなきゃいけない存在だったけど、下巻では寧ろ晶がヤバいぞ! というか、互いに互いを助けようと動いてるのだけど、時系列からするとやばい事に最初に首を突っ込んでしまったのは晶の方で。 (ヤバいことというか、人助けなのだけど...。) 助けていたのは蛍の方だったんだ!!!と。 あの蛍になにか訴えてた幽霊はそういうことだったのーーー?!?!と分…
あらすじを読んだ時点で惹きつけられるところがありましたが。 読みはじめるとただただ夢中で読み進めてしまうくらい、作品自体の求心力がものすごい…! さすが日高先生の作品だな、という感じでした。 がっつり恋愛絡みなお話ではなく彼らの不思議な力がメインにはなっているけれど、 ふたりを結ぶ空間の中には小さいながらも存在感のある恋愛感情が描かれていて、 そこを掬い取っていくようなドキドキ感がた…