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9/13(合計:124件)
柏枝真郷 赤坂RAM
こにしそる
ネタバレ
3冊全部読んで、面白かったとも言えるし全然面白くなかったとも言えます・・・。 お話自体は面白かったとはっきり言えるのですが、キャラクターの性格がストーリーそのものには上手くマッチしているのに恋愛部分にマッチしていないというか・・。上手い言葉が見つからない。 吉家は自分の性的嗜好の葛藤からお見合いを受け、相手の女性と結婚する決意をします。 相手の女性は魅力的だし、これでも幸せにやっていける…
全然進展しないリーマンもの。 ここまで進展しないとただのお仕事ものの小説を読んでる気分になります。そこはそこで面白いんですが… 前回は顧客のデータを持って行方不明になった同僚の足跡をたどる話。 今回は系列会社のホームページに「倒産おめでとう!」という怪奇文字と葬送行進曲が流れるウイルスがまかれて、パニックになる中犯人を突き止める話です。 吉家と築島の職業はSEですが、作者さんが昔同…
全3巻のお話ですが、3巻全部読み終えてからレビューを書いています。 興味がある方がおられたら、3冊全部手元にある状態で読むことをおすすめします。1冊だけだと本当にさわりしか読んでいない気分になって、非常に物足りないと思います^^; 3冊読んでやっと1冊分のラブストーリーかな、というくらい。 地味ながらもこういうの読みたかった!て思える設定でした。一人称なので文体が少し子供ぽく感じますが。…
ネタバレしてしまうと全ておわってしまうお話なのでネタバレなしで書きたいと思います。 3角関係というか、見ようによっては5角関係ともいえる珍しいタイプのお話です。タイトル通り、誰かが誰かを愛してる。 誰が誰を愛してるかというのがはっきりしないちょっと不思議なお話ですが、設定自体は地味な会社員もので会社員しか出てきません。 出てくるキャラは主人公祐司と、祐司の同期で仕事のできる吉家、同じ…
柏枝真郷 槇えびし
神評価をいくつ付けても足りないくらいこの二人が大大大好きで、もっとずっと読んでいたいと思うのですが、とりあえずいつまでも友人以上恋人未満の関係は嫌なので何とかそれらしい形になって終わって欲しいなぁと願いながら読んだ3巻目。 思っていたよりずっと感動的な結末を貰えて、ホント、読んでよかったと思った作品です。 読み終えてから表紙を見たら、その意味にも感動してしまう。 臆病な警察官、ハリーが…
有能だけど不遜な態度で嫌われ者の刑事ドイルと、警官で拳銃を持っているのに治安が悪い地下鉄は怖い臆病者のハリー。 1作目でとりあえずお試しのような形で身体の関係を持った2人。 あれから1ヶ月経ち、ハリーはまだ昔の恋人の影をひきずっていますが、前回ほどではなく、ドイルと出会い、私生活にもそれなりの幸福を感じ始めています。 ですが、ハリーが前の恋人と別れる原因となった人物が姿を現し、せっか…
80年代NYのスラム街を舞台にした、警官が主役サスペンスドラマです。 ラブストーリーに重きを置いているかはちょっと微妙な作品でした。 というのも、主人公のハリーの大失恋から始まるストーリーなのですが、作中ずっと、ハリーは別れた恋人に未練たらたら。 結局最後まで心はまだ前の恋人にあるような感じでした。 同じ作者さんの「厄介な連中」のスピンオフらしく、ハリーとその元恋人のお話はそちらになる…
柏枝真郷 如月七生
シリーズ7冊目で、現在新装版も発行中ですが、現時点時系列では最後の話になります。 1人の女性が殺害された所から事件は始まり、被害者の女性を取り巻く2人の男性とその周辺を、クラークは調査します。 それと同時に市長選挙が始まり、スラム街だったミラクルロードが再開発でなくなるかも…という話が浮上。 恋人のアンソニーも大学院生活途中で一応の就職を叶える…とクラークの周囲では静かに確実に変化が起こ…
柏枝真郷
vol.1に続き、 柏枝真郷さんのDESPERADOシリーズで未発表だった第2話を同人誌として刊行したもの。 探偵クラークとその助手兼恋人のアンソニーが同居を始めて1年未満の頃のお話です。本編では出会って5年…くらいまで既に進んでいますので何だか新鮮。 こちらは短編2作入っていて、後編のほうが書き下ろしだそうです。 どちらも糖度は低めでやはり事件主体かなぁという感じですが、内容はやは…
柏枝真郷さんの初作品である「DESPERADOシリーズ」の、第1話を同人誌として発行したものです。 このシリーズ、新装版含め何冊も発売されているのに何故か1,2話だけ未収録なんですよね…。 落ちこぼれ(?)探偵クラークとその助手であり恋人でもあるアンソニーの出会い編で、これまで本の中でちらほら回想シーンとして語られていましたが、ちゃんと本として読めてよかった…。 今ではこれでもかと…