麻生海さんのレビュー一覧

スペース No.4 (「保健室まで何m?」 スピンオフ作品) コミック

麻生海 

とにかく続きが

主人公の桐野は、分かっていたのに藤生と別の進路を歩むこと、藤生と宮下は同じ大学であることに感情の整理が追いつきません。
社員寮に入るつもりでしたが、藤生に一緒に暮らさないかと言われて…という話です。

えっ、同居?!
と思ったら、あれー…という感じの今回でした。
とにかく続きが気になるところで、次回どーんと進行するのを期待したいですが、私はこういうゆっくりペースの雰囲気が好きなので、もう…

0

シンデレラの夢 小説

妃川螢  麻生海 

価値観の違いがいい

タイが舞台という、ちょっと変わった設定ですが、わりと王道なシンデレラストーリーでした。歳の差作品、シンデレラストーリー、身分差などが好きな方には王道で楽しめると思います。

主人公ら以外に出てくる脇キャラも味があってよかったと思います。
玲が家庭教師をしている一家のタイ旅行に同行し、そこで北欧からきた医療メーカーの社長、カインと恋に落ちるというお話。
玲が勉強を教えている中学生の円華が玲に…

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バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

まあ、普通

どう評価していいのかわからない作品。
決して嫌いじゃないんですけど、可もなく不可もなく・・・という感じです。
ストーリーはともかく主人公カップルにあまり萌えなかったんですよね。特に好みではないというか。
特に苅谷君は第一印象が「うわめんどくせ」だったんで(笑)
だってコンビニ弁当も外食も自炊もダメってどうすりゃいいのよ。付き合ってくれる人なんて成瀬さんしかいないようんうん。
あと、個人的…

5

草食上司のオトしかた コミック

砂床あい  麻生海 

単独でも大丈夫でした

作品を読む前に私は必ずちるちるでシリーズ物かどうか確認して、この作品も確認したのですが、関連作を見落としていたみたいで、読後に結構関連作がある事を発見!(汗)。
「一途な夜」は随分前に読んでいるのですが、関連作ということにすら気づかなかったです…^^;
舞台は主にヘッドハンティングを請け負う会社の名古屋支社で繰り広げられます。
登場人物も主人公の2人と名古屋支社で攻め様が採用したという部下が…

2

スペース No.3 (「保健室まで何m?」 スピンオフ作品) コミック

麻生海 

ちょっとずつ

コミック「保健室まで何m?」のサブキャラ番外編、同人誌「No.1」「NO.2」の続きです。前作読んでいないと話が分かりません。

コミックに登場していない桐野が主人公です。
藤生は宮下を特別に大切にしていると知っているので、見ているだけで十分だったのに…という桐野はとても控えめな性格で、藤生に触るときも肩ぽんや袖口をつまむ程度で、読んでいて初々しいです。

求めるということに慣れてない宮…

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限りなくゲ-ムに近い本気 小説

樹生かなめ  麻生海 

まさかのビックリ展開!!

懐かしくなってレビューします。
まだBL初心者の頃読んだので、攻めの正体に全く気付かず甘々な話だなーと思ってたら、まさかの展開にビックリ!!
ですが、執着鬼畜攻め好きな私には身悶える展開でした!
嫌がる受けを絶対逃がさん!!と絡め取っていく自分勝手で性格悪い攻め、最高ですね。
非人道的で、色々ずれてる攻めですが、受けだけに執着してる姿に萌えます!!
後にも先にもここまでギャップのある攻め…

1

シークレットビーボーイ 砂床あい限定本「Sweet Heart」 (表題作 アラビアンナイト) 小説

砂床あい  亜樹良のりかず  鬼塚征士  桜城やや  麻生海  大和名瀬 

惚れ直した!

※他作品は未読のため「ダブルファーザー」の番外編について。

「ダブルファーザー」と続編「ステップファーザー」の間に書かれた番外編2作です。「ダブルファーザー」は完全に知章(攻)視点だったので、英司(受)視点で書かれた番外編を読めて嬉しかったです。

お話はショートサイズですが、家族想いでラブラブな知章と英司、可愛い織斗の平和な日常をまた垣間見ることができてほっこりしました。そして迎えると…

2

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

恋を知ったね

可南さんの作品の切なさ度はつぼります。

読み出したら、最後まで読まないと気がすまない感じで
一気に読みました。

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ファーストエッグ(4) 小説

谷崎泉  麻生海 

記憶に残る一冊

怒涛の展開を迎えた最終巻。
あれこれ勝手に推理していたものを、答え合わせをしながら読み進めました。
…けれど、思いもよらない展開に驚きつつ、さすがは谷崎さん…と関心。

『ファーストエッグ』直訳で最初の卵。
このタイトル、なんの意味があるのかな?と思っていたのですが…そういうことだったのか。
高御堂の口から発せられたその言葉、そして佐竹の母親が専攻していた学科、母親の野望…ひとつひとつ…

7

ファーストエッグ(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

読み進めていくたびに、胸が痛む。

ひとつひとつ、明らかになっていく佐竹の過去や事件。
高御堂に抱いているものも、もう認めなくてはいけないところまできています。
脅迫状を送りつけた犯人の魔の手も佐竹に及び、過去佐竹の手で終わらせた月岡事件の模倣にならい、犯人は直接佐竹に刃をむけてきました。
自分が傷つけられた程度ではまだ冷静だった佐竹。けれど、突然目の前に現れた人物によって取り乱してしまう。
それは、佐竹のトラウマともなった…

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