nekonyanko
木下さんの作品は和服が似合うなと思いました。
堅物な英語教師
生徒のお兄さんの海軍少尉との
恋のお話です。
今の時代ではない、昔の話になんの違和感もなく読むことができました。
何時もながらのイラスト。
黒髪メガネもまじめな受けと
美男子クールな攻めという設定も、なんらかわりないですが
それでも、暖かい気持ちになれるのは、突発性じゃない展開と気持ちの流れがしっかり見え…
『由利先生』シリーズを彷彿とさせる、短編連作のような作品。
大正時代のレトロな雰囲気や粋な時代口調、
少しずつ縮まっていく関係が楽しめるほのぼの日常譚です♪
英国帰りで身なりは気取っているが根は真面目な中学英語教師・糸井。
生徒の兄で、海軍少尉の手塚はそんな糸井の可愛さを見抜き、
1歳年下とは思えない気障ったらしい態度で口説いてくる。
「愛している」という言葉が一般的でない時代…