木下けい子さんのレビュー一覧

リアリストによるロマンチシズム コミック

木下けい子 

甘えん坊さんとオカン気質のラブストーリー(笑)

仕事面でもプライベートでもいいコンビ&カップルで、読んでいてコントを見ているような、2人のやり取りがほんわか楽しませてくれる作品でした。
ただ、いつもの木下作品に比べると、終わり方が駆け足気味だったので…もう少し攻めの甘えん坊ぶりが読みたかったなあと心残りでした。

内容は、ドSな准教授•戸高×平凡な大学生•名波のほんわかラブストーリーのお話。

名波は父親の紹介で、偏屈な准教授、戸高の…

1

うちの王子いりませんか コミック

木下けい子 

只々…可愛らしいお話

恋って、すれ違ったり…時には傷つけあったりして、悲しい事も多いもの‼
幼い学生同士なら尚更なんじゃないかと思うんですけど…
このお話はそんな場面に出くわしても、卑屈になったり悲痛になり過ぎたりしないんです。
主人公2人が素直で…特に受け様が、純真無垢なタイプだから、拗れそうな話が全然拗れていない。
物凄くピュアで、些細な事でも、初めて発見して感動するような…健やかさんで…一生懸命さがキラ…

6

召し上がれ愛を コミック

木下けい子 

愛あふれる作品です‼

今回のキャラも2人とも可愛くて…恋愛っていいなあと、ほんわかな気持ちにさせてくれる作品でした。

内容は、陽気なシェフ•俊成×カタブツ公務員•笹川の可愛らしい恋のお話。

国家公務員というお堅い職業の笹川は、人付き合いが苦手。
職場でも、付き合いにくい人間として一歩引かれている感じ。
でも、ただ一人だけ、そんな笹川の良さを見抜ぬき、好きになった俊成は、「貴方は可愛らしい人」だ…恋人にな…

2

わが愛しのドクター コミック

木下けい子 

ほのぼのと癒されます‼

BLな萌えは薄めなんですけど、さすが木下作品。
設定•世界観•キャラ共に文句なしで、絵柄の雰囲気にもあっていて、ほのぼの癒されるお話でした。

内容は、世界的にも有名な天才科学者•七原×クールで辛口な有能助手•一ノ瀬の焦れったいプラトニックラブなお話。

七原は、優秀なのに自分の世話は疎かで、同じパンツを3日穿くのは当たり前…実は生活能力ゼロな、超絶鈍感なダメ男博士。
そんな博士に文句…

2

キスブルー KISS BLUE 2 コミック

木下けい子 

自分たちの感情に素直になってからの2人は…潔かった‼

第2巻です。

友情の関係のまま一線を超えてしまった2人。
友坂が自分の気持ちを隠して、親友に戻ろうとする必死さが読んでいて辛かった‼
前作と同じように、割と淡々と進んでいくので、余計読んでいて、せつない気持ちにさせられます。

野田にとっては友情の延長線上でしかなかった行為…でも、友坂は違うわけで…一線は超えても、キスはしなかったっていう所が、野田の友坂に対する気持ちなんだと…
2…

4

キスブルー KISS BLUE コミック

木下けい子 

親友同士だった2人…友情か…恋愛になるのか…せつないです‼

親友同士の友情と恋愛を描いたお話です。全2巻。
「隣の彼」とカラーが同じだったかなあと…。
淡々と進んでいくシーンや台詞、そこに木下先生の繊細なタッチの絵柄が加わることでせつない雰囲気のお話でした。

木下先生もあとがきで書いてありましたが、ずっと親友同士の二人が恋愛になるよくあるお話だと…。
よくあるお話のようで、木下先生が描くと違うんですよね‼
絵柄の雰囲気はもちろん、独特なテンポ…

2

愛こそすべて コミック

木下けい子 

ハッピーになれます♡

今回のお話の攻受共に大好きなキャラでした。
あとがきに書いてありますが、木下先生の理想を詰め込んだキャラだったとのこと!
しかも攻めに関しては、自分の好みが恥ずかしいくらいでてしまったらしく(笑)
私も読んでいて、この攻めは好みなくらいドツボキャラだったので、先生と同じ趣味だ〜と読んだあとも嬉しくなりました。

内容は、中小企業の社長さん•片桐×花屋の店員•律の年の差&オヤジ攻め(微妙笑…

3

隣の彼 コミック

木下けい子 

いつもとテイストの違う木下作品‼ でもその温度差が独特で好きでした!

ほのぼのした感じのお話ではなく、割と淡々と…「暗」部分のある、ビター系の話でした。
こういったテイストのお話だと、やわらかな可愛らしい印象の絵柄も、逆にひんやりした印象を醸し出して、その何ともいえない温度差が、かえって、独特な雰囲気で引き込まれていった感じがしました。

木下先生の萌えアイテムてんこ盛りだそうで(笑)
無精髭にジャージ、アパート、子持ち、年の差など、BLとしたら、ん⁉と思わ…

3

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

思わずにやける可愛らしさ

初めて読む作家さんでした。
受がツンデレかつ、眼鏡の装着もあると聞いて購入しました。
普段は年下攻を読む事が多いので、読み始める迄は久しぶりの年上攻に不安もあったのですが、いざ読み始めるととても面白くて一気に最後まで突っ走ってしまいました。

とにかく主人公の直希が可愛いです。
王道の可愛らしさという意味では無く、不器用な子を見るときの「あーあ、しょうがないなぁ」的な可愛さです。
己を…

5

幾千の夜 最終夜 コミック

木下けい子 

宙が頑張った。2人の夜は永遠に‼

最終章です。

哲弥はサラリーマンになり、宙はパティシエとして働き、それぞれの道を歩んでいる2人。
でも、いつも心の奥深くではお互いの事を考えている。
友人の話から、お互いの近況を聞いても行動に移せない2人。
でも、やっぱり偶然出会っちゃいます。
そのシーンが号泣でした。
哲弥が「頑張ったな 俺がいなくても大丈夫なんだな」って…宙の頭をくしゃって触って、携番は教えるものの、「バイバイ…

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