夜光花さんのレビュー一覧

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

犬好きさんなら、こちらはいかが?

ダメ犬を躾けます♪みたいなTV番組って、
気がついたら見入っちゃってた……という犬好きの方、多いんじゃないかしら?

あ~この犬はひどいわ~、これは飼い主が悪いわ~と、自分を棚に上げて笑ってみたり、
あ~~わかるわかる!と、思い切り感情移入してみたり。
で、最後まで目が離せなくなっちゃうw
こちらの本は、そんなテレビ番組を見るのと近い感覚で楽しめると思います☆

この本には、
誰…

10

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

最後の秘密がすべてを包む。

おどろおどろしい雰囲気はあまり得意ではないので、
「鬼喰い沼というのがその沼の名前……」と話が語られはじめて、
初っぱなから不安な気持ちになりました。
これはどう考えても、後々怖い展開が待っているのではないのか?と。

読んでみて。
まぁ少々ありました、想像すると顔をしかめて「うう~」となるような描写が。
でも、少しだけで済んだので、それなりに怖がりの自分でも大丈夫でした。
という…

4

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

対受け様だけにはガキのまま

気になる存在で好きだと自覚出来ない時は、独占欲から受け様の周りにいる輩を排除、
そして受け様に対するモヤモヤが暴力に繋がる。
好きだと言う事を認める事が出来ない思春期の葛藤と、家族への違和感、そんな思いが
全て受け様に向いていた学生時代。
まるっきりガキが好きな子を苛めて関心を惹きたい衝動そのもので、大人になっても
対、受け様相手だと、性懲りも無く繰り返してるダメ攻め様でした。

そ…

1

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

面白かった!

夜光さんの作品は発売日に必ず買う位好きなのですが、今回も面白かった!
受けは動物を愛する心優しい青年かと思いきや、人間には全く興味のない、ある意味非常に冷たい青年で、対する攻めはそんな彼をずっと思ってアプローチしてるが、全く気づかれない。その温度差がすごく面白い。
夜光さんはこういうちょっひねってきたのを出してきてくれるから大好きです♩
出てくるワンちゃんも可愛くて、犬好きな私はほっこり。

2

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

犬と思えばwww

争いごとが嫌いで、のんびりした性格、学生時代”仏のキリシマン”と呼ばれ、銀行に入社したものの、胃を壊し退職。
両親の経営するペットシッター派遣会社に入り、動物と関わっていることが何よりも好きで人間にほとんど関心がない(多分自分にも)主人公・陽斗。
こんな彼が主人公なので、最後まで行ってもこれって恋愛かな?と思いつつ、
いや、彼は多少なりとも彼なりに最大MAXの愛情を示しているらしいので(爆笑…

5

闇の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

兄の執着にはもう脱帽

腹違いの兄弟の禁忌愛シリーズ完結作。
前作の終りの展開から今回では尚吾母のやっかいな干渉が入るんだろうなぁ、と予測できたんですが、その干渉の仕方が予想を上回る異常さでした(笑)。
相手を殺すことが愛の証と思っているということだけで、尚吾母を理解するのには困難をきたすんですが、でもよく考えてみると、結構周囲の状況に無頓着な所や、犯罪がばれてしまうことを余り恐れてないというか、そういうところが見え…

1

偏愛メランコリック 小説

夜光花  蓮川愛 

一番印象に残ったワード『遅漏』ww

これは面白かったです!!
久しぶりにこれはどういう展開になっていくのかとワクワクした作品。
人形作家の攻様が最初只の年上わんこなのかと思いきやどんどんヘタレわんこ
になっていき・・しまいには子供か!!と突っ込みを入れたいほど可愛いわんこに
なっていました。
師匠の作った杏珠という人形に愛情をこよなくそそいでいた攻様でしたが
担当事故が原因で代わりに攻様の担当にさせられた人形嫌いの編集員…

0

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

ちょっと思っていたのと違った

夜光花さんって、なんとなく監禁陵辱系っていう先入観があって、あんまり読んでいなかったんだけど、積み本の山からたまたま引っこ抜いたこの本は、カバーのあらすじで想像したのと、ちょっと違っていましたね。
帯のアオリ文句で、監禁されて縛り付けられて、メチャクチャに犯されていることになっている喬一ですが、、、
なんでしょうね、この、喬一は、
これが恋の駆け引きっていうなら、こんな病んだ関係はあんまり好…

4

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

サスペンス風BL

私が始めて読んだサスペンス風BLかもしれません。
雪に閉ざされた洋館で一人、また一人死んでいき、最後に残るのは……!といった内容です。
受けの智洋が個人的に大変ツボだったので、萌×2(萌に近い)です。

サスペンス風の部分に関しては物語の面白い部分なので言ってはいけないですね…
でも読んでいくうちにだいたいの予想は付くと思います。
一人目だけが謎解きまでどうやって死んだのかちょっと迷っ…

4

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

自覚の薄いSMプレイが見れる作品

「私Mです」「俺Sです」という自覚があるわけではなく、何気なくハードな方が盛り上がることに気づき、探り探りハードにしていった結果、SMに行き着いちゃった。みたいな作品。

そもそも、受はノンケだし攻もバイというゲイゲイしくないカップルなので、逆に「そこまでのプレイをよくぞできたな!」というギャップがよかったです。

つまり、SないしMの自覚があるもの同士にしては、ちょっとぬるいけど、SM初…

4
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