陸裕千景子さんのレビュー一覧

蛇神様と千年の恋 小説

天野かづき  陸裕千景子 

蛇神様×人間の花嫁モノ

あらすじ:
勤めていたレストランでセクハラに遭い、店を辞める羽目になった料理人・千秋(受け)。
亡くなった祖父の家を訪ねると、家の裏の祠から和服の男(攻め)が現れ…

和服の男は春雷という名の蛇神。
千年前、千秋の先祖に「迎えにくる」と約束しており、子孫の千秋を「嫁」として連れに来たという経緯があります。

いきなり拉致され、「神域」と呼ばれる神様の世界で暮らすことになる千秋。
春…

5

しあわせにできる(2) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

振り回されっぱなしの本田

しあわせにできる2作目。

本田と久遠寺の関係(心情的な)は進展していません。
寮の隣部屋に越してきて同棲生活が始まっちゃっているので、
物理的な距離は確実に縮まっていますが(笑)
お気の毒様ですが、本田は完全に久遠寺に振り回されていますね。

本巻では本田の過去や家庭環境が見えてきました。
高校時代に夜の世界でバイトしていたなんて意外でした。
それにしても、ちょいちょい登場して…

0

しあわせにできる(1) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

俺様きゃら炸裂

しあわせにできる、1作目。
NYから帰国した久遠寺と建設課で忙しく働く本田のお話しです。

二人とも仕事のできる切れ者ですが、それゆえにぶつかることも多いという王道BLでしょうか。
ただ、久遠寺の俺様キャラは半端ないです。
相手の話を聞かず、自分の思うままに行動するマイペースっぷりがすごい!
(若干強引すぎるやり方に引いてしまいそうな部分もありましたが)

そして、そんな久遠寺に振…

0

キスと小鳥 小説

間之あまの  陸裕千景子 

king of ポジティブシンキング + クール秘書

間之先生すきー、陸裕先生も大好きー という訳でかねがね気になっていた
当作、手にすることが出来たぜ、いぇーい と読み始めた昨夜。
いいわー受けさん!
彼の前向きな考え方がすげー好き。読んでて気持ちいい!!
すっきり爽快~!!!
本年の king of ポジティブシンキング あげよう。
と思ってたら happy go lucky=楽天的な
(直訳のご機嫌さんはうまくいくという方がイメー…

3

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

コレ!という印象が残らなかった

あれー?私は別の作品を読んだのかな…。というほど皆さんのレビューとは違う感想になりました。

最後まで鬼を「あんた」って呼ぶ潮をどうも可愛いと思えず…。う~ん。なんと言えばいいのか。小さなアップダウンが沢山ありすぎてコレ!という印象が残りませんでした。精気を食うためという初エッチも唐突だし、神様が見える同級生とか、竜神とか、鬼が消えるって話も、腫瘍のことも、何もかもが唐突でツギハギな気が。

4

灼熱の薔薇は紅く燃えて 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

アラブの王子様とエリートSP

あぁ、愁堂さんのノリだぁ…と安心(?)しながら。
主役はエリートSPレオナちゃんと、アラブの暴れん坊○軍王子サーディクです。

ノンケの親友に想いをよせていたレオナちゃん。
けれど親友の「結婚しようと思っているんだ」の言葉に恋ごころは打ち砕かれ、傷心のままやけ酒。
やけ酒からのノリで好みでもないウリセンボーイを連れホテルに──という途中で、絡まれる外国人男性を救出。
お礼をしたいと強引…

5

美味しいカラダ 小説

藤崎都  陸裕千景子 

スイーツものを期待したんですけど・・・

陸裕先生の挿絵狙いでget。
大好きなんです、陸裕先生。キレイなんですもん。
藤崎先生のお話とあいまって、ピンク色超王道BLの完成~。

攻めさん:デパート創業家の養子。経営危機に陥りつつある受けさんの
     お店の立て直しを一生懸命フォローする。
     デパートに出店してと勧誘中。
受けさん:父親亡きあと、元々の店と同じ場所でケーキ屋再開したパティシエ、
     賞もら…

2

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

グロ注意!そして、ネタバレ注意!

涙が止まりませんでした。
前作『青龍の涙』のスピンオフということですが、竜神が出てくるだけで続編というわけではないみたいなので、これだけでも楽しめます。

グロやエロはありますけど、夏○友人帳や蛍○の杜へなんかと似た雰囲気で、切なくて心温まる物語でした。しかも、露神様が出てくるんですよ!残念ながらこの作品の露神様も消えてしまうのですが、鬼と潮の幸せを守ってくれていた優しい神様です。

残…

5

青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

竜神は人間らしく、人間はまるで神仏の化身

賛否両論あるようですが、私は好きでしたね。
前半で、竜神はそれはそれは酷いことを彰にしました。よりによってあんなにいい子を脅したあげく、メチャクチャに陵辱したのは、許せないことです。
でもこの400年竜神が、とても寂しかったのであろうことは想像できます。信じていた人たちに裏切られながら、それでも村を潰すことはしなかった竜神は、やっぱり優しい人だと思うけどなぁ。そして、とても人間らしい。彰を陵辱…

2

月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

ごめん 無理。

うーん怖すぎた。
いいお話なんだろうけど、怖すぎたので、百万歩譲って中立が精いっぱいな私を許して・・
身体損壊シーンが無理な方は、お止めいただいた方がよいかと。

陸裕先生の挿絵目当てでget。
美しい表紙。。。。中の挿絵もほんとに美しい。
ただただあのシーンさえなければ・・・・・
あのシーンがあるが故に、長らく読み終えることができず タンス預金ならぬ
タンス本と化してしまった。

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