蓮川愛さんのレビュー一覧

独裁者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

俺様

映画関係の仕事につきたいと思って専門学校に通う水瀬は、祖父の映画のDVD化のために来日したイギリス人名家当主・サイモンの通訳のバイトをすることに。
俺様外人攻めってあんまり好きでもなかったけど、2人の祖父が親友同士で、そのつながりで小さいころに出会っていたとか水瀬の祖父が亡くなってから異国から金銭援助をしていたとかの設定は萌えます。
最初はサイモンに冷たくされて嫌だったのに、睡眠不足の水瀬を見…

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絶対者の恋 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

下巻はアシュラフと和輝

上巻後半からアシュラフと和輝の話になります。
公務で忙しく国を離れられないラシードに代わりアシュラフが和輝を誘ってシャムスへ赴きます。
シャムスにはアシュラフの妹、マリカが嫁いでいました。
シャムス国王の妹、レイラー、アシュラフの母、と女性の登場が多かったかな?
和輝は相変わらず学習能力なしの跳ねっ返りです。
2度ほど危ない目に遭い、また・・・。
アシュラフの心配は堪えませんね(笑)

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絶対者の恋 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

上巻は桂一とラシード

上下巻あわせてカバーが秀逸です。
もちろん、本文の挿絵も素敵~♪
カバーとは反対で上巻は、桂一とラシードを中心に話が進みます。
桂一は気遣いの人だから、実家へ赴いてくれたり和輝を気遣ってくれるアシュラフ殿下に感謝の気持ちがいっぱいいっぱい。
それをわかっていても、そのあたりを棚に上げて嫉妬するラシード。
年下の恋人はブラコンです(笑)
桂一の前では大人ぶっているラシードがアシュラフや和…

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たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英にとっての神は・・・

記憶喪失後の慈英と臣。なかなか以前の二人に戻れません。
そんな二人の元に三島が壱都を連れてきます。
壱都は新興宗教の教祖でトラブルに巻き込まれ中・・・三島は、二人を頼り、慈英と臣は壱都を預かることになります。
全作から引き続き、ぐるぐるまわっている慈英と臣。
以前から慈英に比べて臣の覚悟は足りないような気がしましたがやはり・・・この時期に壱都が二人の元を訪れたのは必然だったのでしょうか?

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

記憶喪失ネタでした

崎谷さんのHPで、慈英の記憶喪失ネタ・・・というところまでお知らせがあったように記憶していますが、今回はその記憶の通り?慈英が事件に巻き込まれて記憶喪失になります。
ただ記憶喪失になるだけなら良かったのですが、慈英ってば、臣のことだけ忘れちゃうんですね。
忘れてしまっただけならまだしも慈英が正気だったら絶対に臣にだけは言わないこと。
決して臣には、言ってはいけないことまでつらつらと口に出す。…

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あなたの隣に座らせて (新装版) コミック

蓮川愛 

なんと言っても亜澄が可愛い

「恋愛操作」山代啓の友人で家具職人(家具デザイナーらしいが・笑)の鷹宮信仁と信仁が造った椅子に惹かれた吉野亜澄の恋。
お酒に弱いのにすぐヤケ酒を飲むやんちゃな亜澄が可愛い。
信仁もまめに亜澄の面倒を見て可愛がっているのが一目瞭然です。
信仁の兄の恋人、円さんが美人でした。
それにしても、亜澄ね間違えるほどのそっくりな鷹宮兄弟。
いつか末っ子も登場するでしょうか?
山代に意地悪されたりし…

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エゴイストの初恋 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

何故こんな男が好きなのか!

芦屋次男、冬海と洸のその後編。
自分にとって洸が特別な存在になったけどそれが恋かといわれるとよくわかっていない冬海っていったい(怒)
冬海は見た目と違ってとってもわかりづらい人でした。
そして、今回は冬海が不実な行動を繰り返してきたツケが回ってきますが、それさえも洸は許します。
洸は本当に一途だし男らしいし冬海にはもったいないですが、洸が良いというのだから仕方ないですね。
何度、冬海など…

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我儘なリアリスト 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

男らしい末っ子

ロマンチストのあとがきで作者さまが「意地っ張り受けになってくれそうな予感」と書いていた末弟・朋春ですが、ふたを開けたら十五歳も年上のツンデレビッチ?な受さまに愛を説く誠実ないい男でした♪
ふたりの兄に育てられた朋春は立派なブラコン(笑)
カメラマンの志木正芳にあこがれています。
専門学校に入る前から朋春は志木につきまとい誘われるままに志木と関係を持ってしまいます。
寂しさを埋めてくれる相手…

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不機嫌なエゴイスト 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

この次男、いつ本気になるの?

芦屋兄弟の次男・冬海と海で亡くなった冬海の親友、輝の弟、友成洸の恋。
冬海は、亡くなった母の残したカフェ・エスターテのオーナー兼マスター。
誘われれば断らず応じるけれど誰にも本気にならない。
8年前、親友の輝に告白された冬海は驚き、輝の手を取ることができませんでした。
その日の夜、輝は海で・・・その後悔がずっと冬海の心にあります。
洸は小さな頃からずっと冬海を慕っていましたが洸の思いさえ…

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野蛮なロマンチシスト 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

魅力的な兄弟

芦屋ブラザーズ(愁時・冬海・朋春)シリーズの1冊目はルポライターの長男・愁時とミニコミ誌とお弁当屋さんのバイト掛け持ち倉橋多聞の恋。
ミニコミ誌の取材でカフェ「エスターテ」を訪れた多聞は、オーナー兼マスターの芦屋冬海を取材中に芦屋家の長兄、愁時があこがれのルポライター、シュウジAということを知ります。
末弟の朋春の進路を巡り対立する兄弟の中に安易に入り込んだ多聞。
昔ながらの長男気質で不器用…

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