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74/140(合計:1398件)
崎谷はるひ 蓮川愛
M+M
ネタバレ
2001年リーフノベルズで出版された表題作を加筆修正したものと、続編が追加で収録されています。 表題作「しなやかな熱情」は二人が殺人事件を機に出会い、惹かれて再会するまで、続編の短編「さらさら。」では思いを通じ合わせるまでが書かれています。 当初、作者様は表題作も「さらさら。」にしたかったとのことでしたが、編集様が反対されたのに同感です。どの辺りがさらさらなのか、分からなかったです、崎…
FlozenLychee
短編を除く本編ではシリーズ5作目。 慈英の記憶が戻って、さぁラブラブかぁ、と思いきや、 そう簡単にはいかないのね。 記憶がなかったのは、つきあって7年のうちのたった2か月半。 でも、その間の記憶は二人に確かにあって、 傷ついたことも、傷つけたことも。 それが、二人の微妙な距離感を作っている。 「はなやか~」でサイコホラーを繰り広げた三島が再度登場です。 三島の再登場で評価を下げてい…
シリーズ4作目。BLではテッパンらしい記憶喪失ネタです。 事件に巻き込まれ、なぜか臣に関する記憶だけ失ってしまう。 慈英に「小山さん」と呼ばれるたび焦れる臣だが、 医師から「忘れていることについて詳細を語らないように」 という注意を受けたこともあって、自分が恋人だと告げられない。 だいたい、もともとヘテロだった慈英と、 両想いになったこと自体が奇跡だとわかっているだけに、 好きに…
シリーズ2作目。1作目の4年後という設定です。 「ちるちる」さんの「トーン」に「シリアス」とありましたが、 「サイコホラー」ですね。 慈英の大学時代の友人、三島が盲目的に慈英の才能を崇拝し、 徐々に壊れていく様子はホントに怖かった。 キャーという怖さというより、背筋がぞぞーっと寒くなる怖さですね。 臣の危機にかっこよく慈英が登場するのですが、 ここでは慈英に怖さを感じました。 …
天才であるがゆえに、絵以外のものに執着心のない慈英。 慈英の視点で話が進むのですが、前半の慈英は茫洋とした印象でした。 他人に対して怒りをあまり感じない。 自分に被害が及ぼさないなら相手を優先する。 ‥というのは、他人に期待してないからなんだろうな。 対照的なのが慈英が旅先で出会う刑事、臣。 喜怒哀楽が激しく、くるくる表情が変わる。 慈英は「静」の象徴で、 慈英が憧れる照映も臣…
岩本薫 蓮川愛
すみれ0401
実は今作の主役カップルではなく、脇役(「支配者の恋」では主役カップル)のラシード×桂一カップルが大好きでたまらない私、、、(アシュラフ×和輝カップルファンの方,ごめんなさい、、、) 主役カップルのアシュラフは紳士で大人で格好良くて本当に素敵な人だな、、、とは思うのですが、心惹かれるのは、だめな子ラシードの方なんです、、、 それに、桂一が私の受けツボドストライクで、、、 なので、短いながらも本…
崎谷はるひ先生の作品で、私にとってこの二人は一番好きなシリーズであり、この本は一番好きな作品でもあります。 1冊丸ごと表題作です。 シリーズものの中では、単独で読める作品もありますが、これは今までの本を読んでいた方が良いものです。 主役の片方である慈英(攻め)が事件にまきこまれ、小山臣(受け)に関することだけ記憶喪失になります。今までの会話やできごとが断片的に出てくるので、前作を読んでい…
2006年に幻冬舎ルチル文庫で、大幅加筆改稿したものが出版されているので、そちらの方を購入した方が良いようです。私はそれを知らず、こちらを購入しました(汗)。 シリーズものは、シリーズ予定じゃなかったものと、最初からシリーズ化を予定しているものの2パターンがありますが、作者様のあとがきや発売日からしてこの作品は前者のようです。 それにも関わらず、1冊丸ごとの表題作が終了した時点では、二…
夢乃咲実 蓮川愛
こにしそる
歳の差カップルで、出来る大人な年上×健気な年下美人の組み合わせ。 どちらもひねたところがなく、綺麗で落ち着いたカップルでした。 お話は甘いけどそれだけでなく、仕事ものとしての要素がきちんとあって、音楽業界という舞台についてもしっかり調べられている作品でした。 中身は受け側の一人称です。 主人公の奏は、男性に襲われかけた経験から接触恐怖症で、今はそのトラウマを知る先輩の音響スタジオで雑用…
2013年11月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2013でのリブレ限定本。同時に「Libre Premium 2013 WHITE SNOW」も発売されています。あちらは雪の中の表紙ですが、こちらは爽やかな浜辺での二人の表紙です。 豪華なメンバーによる商業作品の番外編41作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、既読コミックや小説…