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表題作しなやかな熱情

秀島慈英,挫折中の画家,23歳
小山臣,美形刑事,27歳

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  • あとがき

あらすじ

画家の秀島慈英は、初めての個展に失敗し傷心のまま訪れた先で、刑事の小山臣と出会う。綺麗な容姿に似合わず乱暴な口をきく臣と会うたびに心を奪われていく慈英だったが、この感情が何なのかはわからない。ある日、偶然目撃した事件のせいで狙われ怪我をした慈英に、臣は思わず迫るのだが…!?
(「BOOK」データベースより)

作品情報

作品名
しなやかな熱情
著者
崎谷はるひ 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
シリーズ
しなやかな熱情
発売日
ISBN
9784434003097
4.5

(2)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

今から買うなら文庫版を!

2006年に幻冬舎ルチル文庫で、大幅加筆改稿したものが出版されているので、そちらの方を購入した方が良いようです。私はそれを知らず、こちらを購入しました(汗)。

シリーズものは、シリーズ予定じゃなかったものと、最初からシリーズ化を予定しているものの2パターンがありますが、作者様のあとがきや発売日からしてこの作品は前者のようです。

それにも関わらず、1冊丸ごとの表題作が終了した時点では、二人は恋人同士と呼ぶには微妙な感じ。二人の今後が気になるなぁという状態でエンドでした。

ストーリーは慈英の目線で進んでいきます。
二人は殺人事件を機に知り合いますが、それほど犯人探しのミステリー要素が強いわけでなく、二人が親しくなっていき惹かれていく恋愛過程がメインとなっています。

そのためか、全体の半分のところで犯人は逮捕されます。後半は、臣の過去や、慈英が画家として立ち直る部分に重きを置いています。

刑事ものとしての期待をするより、画家と刑事という一般的でない職業の社会人同士の恋愛ものとして読まれる方が良いです。続き物ではないのですが、続編を読みたくなる作品なので、シリーズものが苦手な方はお覚悟ください。

2

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