表題作逢魔が時の慈英さん

慈英、臣を幼い時から見守る存在
小山臣、母に置き去りにされ不遇に生きる少年

あらすじ

慈英×臣シリーズスセルフパロディ番外編。
慈英×臣の吸血鬼パロSS、ファタジーン風の短いお話です

作品情報

作品名
逢魔が時の慈英さん
著者
崎谷はるひ 
媒体
小説
サークル
エレカマニア〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
しなやかな熱情
発売日
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

人外の慈英に違和感なし

8ページ小冊子の短いお話です。
セルフパロディ、とあるように、慈英と臣のSSで、本編との関わりはほとんどありません。
どこかの街のどこかの二人。
そして慈英は人外です。
月食のとき、5歳の臣を見初めた「くらやみさま」は、約束はするものの連れ去らない。
10年後、また会いに来てもやっぱり連れ去らない。
そしてまた10年後。臣は大人になっていて。


ファンタジー風の世界観。
小説なんですけど、切り絵の絵本のようなイメージで脳内に再現されました。
「うそつき」と拗ねる臣は可愛いし、そんな臣を愛しく思っている慈英も、ちょっと怖くてちょっと可愛いです。
後顧の憂いを全部断って、完全に自分だけのものにするために20年待つ、というその精神はもはやパロディでもない気がします。
どの世界観であっても慈英の臣への執着と愛情は変わらず、オリジナルのままといっても過言では無いような。
慈英が人外になっても全然違和感ないな、というのも面白かったです。
じえおみ好きな方は是非。

0

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP