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臣のエロさが「神」です。どのお話にもエロがつまっており、濃くて長い。もちろんエロだけでなく二人の精神的なつながりやお互いの執着の強さが色濃く描かれていて素晴らしい作品だったと思います。
【やすらかな夜のための寓話】は慈英視点。珍しくほろ酔い加減の臣が色っぽかったです。男と寝ることで日々生きてきた少年時代や過去の恋愛を思い返し沈む臣。臣を抱いた男達に嫉妬を感じながらも、優しく抱いて癒す慈英。二人の「これから」を想像させるお話でした。
【sweet candy ice】は臣視点。臣のフェロモン全開。私はこれが一番エロかった気がします。アイスを舐めしゃぶる臣はもう公然猥褻罪だそうです(笑)
今回は珍しく昏く沈んでいる慈英を臣が身体を使って思いっきり慰めるお話。臣の手練手管が炸裂。慈英もさすがに呻いてます(笑)焦れた慈英が臣に襲いかかるのがすごかった。それをさらに焦らす臣が…うん、エロかった…。
【missing link】も臣視点。慈英の家に臣が来るため二人は引っ越し作業中。その際押入れの奥から大人のオモチャがゴロゴロと。それは臣が過去に付き合っていた男から強姦まがいに使用されたものでした。その時のことを思い出し取り乱す臣。青ざめる臣を抱きしめて現実に引き戻してくれたのはやはり慈英でした。しかし慈英も思うところがあったようで、ほろ苦い嫉妬の言葉を呟くのがキュンときました。オモチャも本当に使えばよかったのにな…。
【雪を蹴る道、ぼくはきみに還る】は慈英視点。年末年始を臣と過ごせて幸せそうな慈英がいました。ひと月ぶりのセックスで慈英がガツガツしてるのがよかった。それに脅える臣も可愛かったです。ラブラブ。
【ネオテニー―幼形成熟―】は過去が照英視点で現在が臣視点。臣の非番の日に照英が突然訪問。そこで照英が最後に描いた絵が臣に渡されます。絵のタイトルは『ネオテニー―幼形成熟―』。慈英の少年時代の姿を描いた肖像画でした。13歳の慈英と高校生の照英のやりとりが濃くて不思議な感じでした。臣に言わせるとこの二人は怪しいようです(笑)
そしてここでは慈英の精神的な揺れが読み取れます。それにいち早く気づいた臣は慈英の心を包み込んで癒してあげました。もちろん身体も。こっちがメインかな?(笑)お互いがお互いの昔の相手に嫉妬するシーンでは慈英が特に怖かった。「俺は臣さんの初体験がいくつだとか、どうだっただとか絶対に聞きたくない」だそうです。怒気がすごいです。
どれも素晴らしい作品でした。一番印象的だったのは臣の台詞。誰もが慈英を天才で特別な存在として扱う中、臣はそれを承知した上で、それでも慈英はやっぱり「ただの男」だと言い切る所が深いと思いました。
来年には久しぶりに慈英視点でシリーズ新刊が出るみたいです。待ちきれません。
慈英×臣シリーズ・4/番外短編集
収録作
【やすらかな夜のための寓話】
【sweet candy ice】
【missing link】
【雪を蹴る小道、ぼくはきみに還る】 ――以上、同人誌掲載作を改稿。
【ネオテニー―幼形成熟―】……書き下ろし。
ということで読んでいたのですが
どれも臣さんかわいすぎますw
どの話も時間軸が違いますがそれがまたおもしろい♪
この話がどこらへんなのかな?と考えながら読んでいく面白さ(あとがきにこたえがあるので!)が
ありました~!
全部よかったのですがmissing linkがなかなかの好みです。
あいかわらずポロポロと泣いてしまう臣をやさしく抱きしめる慈英の姿がいっぱい見れて大満足です。
さすが崎谷先生ということでエッチもイパーイでした^^w
二人とも幸せそうでなんだかこっちもうれしくなりました!
ネオテニー―幼形成熟
では慈英と照英の話でした。この二人の過去の話は気になっていたので
おもしろかったです!
照英はインクルージョンで好きだったのでw
あとがきによると
すごし先になるそうなのですが
照英視点の続きが出るそうでそれもすごく楽しみです!!
また臣さんのかわいい姿を楽しみにして待とうと思います!
そういえば本屋へこの本を探しに行ったのですが新刊コーナーに
主婦らしいかたがいまして、その方もこの本持ってました(←チラ見してすいません;)
いやぁ~慈英×臣シリーズ愛されてますね><
今更ながらに慈英×臣シリーズを一気読みしているから段取りの大切さがわかります。
このシリーズはやっぱりシリーズなんですよ。どこから読んでもというわけではなく
ちゃんと1作目から読んだ方が価値観が全然違います。
こちらの『やすらかな夜のための寓話』だけはシリーズの短編集になっており
あとがきにどの辺の時間経過のお話か書いてくれてありますのでそちらにそって読み進め
ました。なので一気読みはしませんでした。
シリーズ5作目を読むに当たっては凄く大切な1冊なので是非とも目を通して頂きたい作品。
イチャイチャのオンパレードであり蓮川先生のイラストだけでも悶えそうな1冊ですが
この幸せな日々があってこその次巻。
この巻は慈映のいとこ昭映にとっても区切りをつける大事なお話があり、短編1つ1つが
記憶になり次巻で生きます。
短編集自体が好きな私にとっては凄く満足でした。
臣の育ての親の堺さんのお話が面白かったです。エロきれいな息子をもつとお父さんはいらん
心配をしないといけないなとww
慈英×臣シリーズの番外編短編集。
同人誌で書かれた短編を纏めた(ものが中心)ということで、当然ながらH濃厚です。濃過ぎて酔いました。
というわけで、ほとんどはさら~っと読んで『ふ~ん』という感じなんですよね。
つまらないわけではないんですよ。面白いのは面白いんですが、ただHのスゴさに圧倒されてしまって、楽しむ前に一歩引いてしまったんです。
私がこちらでいちばんよかったと感じたのは書き下ろしの『ネオテニー<幼形成熟>』です。この短編のためだけに買ったとしても十分満足できるくらいに。
もともと、このシリーズ(慈英×臣)はものすごく好きとは言えません。
決してキライじゃないし(どちらかというなら間違いなく好きです)、何度も読み返してはいるんですが、とにかく私はこちらよりスピンオフの『インクルージョン』が大好きなんですよ。
ただ、私はこちらのシリーズ、特にこの『ネオテニー』での照英はあまり好みじゃないんですよね(『インクルージョン』の照映も、本来の好みのタイプかと言えばまた違うんですが)。
というより、照映と臣の(慈英を巡る)やりとりがどうも好きになれないんです。
双方の心情や言いたいことはわかるんですよ。
でも、照映と慈英の間に重く複雑な事情があることを加味しても、あくまでも慈英と臣2人の問題に踏み込み過ぎだと感じてイラッと来てしまいました。
逆に、未紘(『インクルージョン』の受。照映の恋人)に関するくだりは面白い。大好きだ!
それでも、やっぱりこの短編はすごく好きなんです。
ともかく、私にとってはこの『ネオテニー』だけでもう『萌×2』の価値はあります。
トータルでも楽しめましたが、やっぱり『ネオテニー』だけ何度も繰り返し読んでます。
慈英×臣シリーズ短編集。
時系列としては、しなやかな熱情のその後から同棲に至るまでのお話と、ひめやかな殉情のその後の話、そして臣が駐在さんになったあざやかな恋情の数ヶ月後、の計五編が収録されています。
このお話のなかで何が一番悶えたって、過去のエピソードとして語られている慈英の少年時代ですよ。
び、美少年っ!
13歳にしてこの達観ぶり…唯一理解してくれていたのが照英となれば、懐くのも無理はありませんねぇ。
慈英と照英の仲の良さに臣くん、ヤキモチ。笑
いささか照英の臣からかいは、行き過ぎたものを感じましたが…まぁいいです。
ヤキモチは鉄板ネタだからね!笑
毎回毎回濃ゆいえっちシーンばかりでホントもう胸焼けしますが、幸せで何よりです。
『やすらかな夜のための寓話』での、臣のかーいらしい笑顔がズキュンときました。
あどけない笑顔。
慈英の前でたくさん笑ってやってください、臣くん。