和泉桂さんのレビュー一覧

原罪 小説

和泉桂  高永ひなこ 

リアルな恋愛感

シリーズ物の二作目ということを知らずに読みました(+o+)
すでに恋人同士の作家×編集者のお二人。

早々のHシーンで受けが淫乱系っぽかったので(おねだり系とか苦手なので・・)「これは失敗したかも・・」と不安に思いつつ読み進めましたが、面白かった!

お互い想い合っているんだけど、性格も環境も違うし、言葉が足りなかったり素直になれなかったり、誤解が重なってギクシャクしているところに他に良…

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rutile souvenir tresor 特典

“藍”と“愛”は遥以外の何者でもない

アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので
『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。

上司の代理で向かった九州出張。
無事商談もまとまり、
最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。
庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、
会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。
声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを
ハン…

3

主人の本分 小説

和泉桂  松本テマリ 

試しみたものの

執事の立ち振る舞いは綺麗だと思います
メイド・執事
いつから定番化したのか記憶にないですが
個人的に萌え要素がないため

気にしてなかったのですが
はまる何かがあれば
良いかなとも思い

流行っているらしい系統を読んでみたくなる
サイクルがありまして
そのサイクリングで読んだ作品です

結果としては、全く好みではなかったです
好みじゃないのは最初からしっていて
購入し…

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堕罪【ダリア通販限定特典・書下ろし小説掲載小冊子】 特典

攻様の欲目?受様の願望?!

本品はドラマCD『堕罪』の特典品です♪

今回は透也が忘年会で当てた景品で
盛り上がってしまうラブラブな小冊子す。

部内の新年会で
「バニーガールコスプレセット(ブラック)」を
うっかり当ててしまった透也。

いくら細身でも女性向けのMサイズなんて
着られないから活用も出来ないしな。

どうして活用することが前提?

活用も出来ないが、
リサイクルに売るのもま…

2

とらわれの蜜月 小説

和泉桂  松本テマリ 

王道アラブじゃないのかー。

和泉さんの描かれるアラブものということで「ザ☆陵辱」的なものを想像していたのですが、全然違いました(苦笑)
和泉さんのそういうハード系?ではなく、かわいい系のお話でした。
まあ、タイトルがそんな感じもするんですが。

イギリス留学中だった七海は家庭教師として中東のエトミアに赴くことになる。
上流階級での仕事とは聞いていたが、実は相手はその国の王子で。
その中で第二王子アルセスとも出会う…

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恋愛クロニクル 小説

和泉桂  あじみね朔生 

どうしてここで終わるかな・・・

303ページというかなり厚い本だったので色々期待していたのですが・・・。

『罪』シリーズが好きなので、同じ作家さんということで読んだのですが、「え~!?ここで終わるってなに??どういうこと??」と、思わず叫びたくなりました。

幼い頃に母を亡くし、父も突然の事故で亡くした高校2年生の光里(ひかり)は、経済的な事情から優しい伯父ではなく、会った事も無い母の弟である御堂康史の所に身を寄せる事…

1

貴公子の求婚 小説

和泉桂  佐々成美 

正に萌え萌えでした!

貧乏な上に、出世欲もない。あるのは、大好きな書物を存分に読んでいたいという欲。。だから恋だってしたことがない。そんな野暮な性格に加えて、受けの朝家は、十人並みというか、寧ろ夢のいっぱい詰まったBLでは『無器量では。。』という容姿。

しかし、そんな朝家にわたしは萌えました!将久(攻め)の気持ちが良く分かります。

きっかけは、経済的困窮を打破する為(何としても愛する書物を守る為という)、家…

9

暁に濡れる月 (下) 小説

和泉桂  円陣闇丸 

読み応え抜群

上下巻の下巻は、大変満足のいく内容でした。
シリーズも長くなって、不思議な魅力ある清澗寺家の色々な時代を堪能していますが、
今回の作品は、双子の恋愛が同時進行で進んでいて、双子ならではの楽しみ方が
出来るように感じます、双子だけれど、事情の違う育ち方をしているせいで、
性格的にも大きな違いがあるのですが、やっぱり清澗寺家の血筋、根底に流れるものが
愛の為なら死ねるってくらい情に厚いお家柄…

7

暁に濡れる月 (下) 小説

和泉桂  円陣闇丸 

それぞれが選ぶ道。

双子編下巻ですね。
それぞれに想い人もできて2人でいることよりも想い人の元へと通うことが多くなっている今日この頃。

とはいっても、泰貴の方はかなりの前途多難というか。
心動かされて信じたいと思っていたのに裏切られたような状態で。
藤城が求めていたのは「愛」ではなく「服従」
藤城の前に膝を折ることで一種の安らぎを得ることも可能だったのに、それに屈することなく立ち向かおうとする泰貴の姿は…

7

暁に濡れる月 (下) 小説

和泉桂  円陣闇丸 

清澗寺家の明日

清澗寺家シリーズ、第二部戦後編その弐です。
(すいません、長いです;)

末娘の鞠子が生んだ双子、
一人は赤子の時分に清澗寺に預けられ、御曹司として育つ。
一人は貧しさの中で育ち、戦火の中母と妹とも生き別れ、
孤児たちと寝食を共にして、男娼まがいのこともしながら生きている。
その二人が戦後再会し、清澗寺家という特別な家も時代に翻弄される中、
それぞれの恋をしていく。
全く違った境…

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