みずかねりょうさんのレビュー一覧

さよなら恋にならない日 小説

渡海奈穂  みずかねりょう 

毎回逆方向に曲がる物語

なんなんでしょうか…これは。
不思議すぎてずっと変な感じでした。

こう進んでくれたら気持ちいいっていう道がある
でもあえて毎回逆方向に曲がりますよ!
っていうことの連続で話が展開していくんです…
こんなこと感じたのは私だけ???

予想が付かなくて面白いっていうのとは違って、なんで!?ってなってしまって
誰にも共感できませんでした。

2

ご主人さまと謎解きを 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

クールな攻めの縦線がツボ

新社会人になった歩夢(受)は、会社でなく会長の自宅で執事見習いをする羽目になります。疑問に思いつつも、そこで出会った次男 政宗(攻め)に素敵だと憧れを抱く中、遺言書に遺産相続は書かれているし、殺人事件は起こるし、それに自分は幽霊に?!というお話です。

謎解きは明快ですし、意外な人物が犯人でちょっとショックも受けますがフォローもある安心ストーリーです。

三兄弟ですがとにかく攻めが格好良い…

2

策士と奥手の攻防戦 小説

海野幸  みずかねりょう 

恋は盲目( ☆∀☆)

最高に楽しく、笑いも萌えも絶好調なお話でした。


受け様は秘書の市ヶ谷。
攻め様である社長の三國に片想い中。

バーで1人飲んでいる三國へ、決死の覚悟で声をかける市ヶ谷ですけど、声をかけるまでの自分への気合いの入れようから笑っちゃう。
もうしょっぱなから市ヶ谷の必死さ、面白さにやられました。

「童貞なんだ」と三國としては遠回しにお断りしたつもりが、「恋人の作り方を教えます」と…

6

ご主人さまと謎解きを 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

コミカルなミステリー

クロスノベルスから作家様お初のミステリ仕立てBL(ミステリBLは二作目)。好きな作家様なので商業デビュー作から網羅していますが、今回はきれいなジャイアンならぬ、きれいな楠田センセが泉からザッパァ〜と出てきましたね笑

母親が急逝し、天涯孤独になってしまった大学生の歩夢。悲しみに暮れるも母親譲りの明るさから気を取り直して就活に勤しみ、竜徳商事から内定をゲット。出勤初日から竜徳寺本家の執事(見習い…

4

ご主人さまと謎解きを 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

ライトな読み心地

ミステリー・コメディーっぽいみずかねさんの素敵な表紙につられて購入。確かに内容は軽ーく楽しめる夏のミステリーって感じでした。

途中で話が思ってもみなかった方向へ進み、オカルトファンタジー&ミステリーという感じになりました。ある意味これも夏っぽい。全然怖くはなかったけど。

受けは結構苦労人だけどいつも健気で明るい性格。攻めは仕事もできるが情も厚いタイプで好感が持てました。ラブの部…

4

聖なる騎士は運命の愛に巡り合う 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

天使攻め!

「王子は無垢な神官をこよなく愛す」のスピンオフです。

まさかナザリオの使用人のティモにこんなに重い秘密と過酷な虐待があって、今も彼を卑屈に罪深く苦しめていたなんて…。

ティモがいったい何を抱えているの?と途中まではもどかしく、いつ明らかになるのかジレジレしながらも、クラウスの聖人っぷりに目が眩しくて。

一つ一つやっとティモの秘密が明かされていき。
それを温かく受け止めてくれるク…

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「生まれた時から愛してる」「推しはα2 新婚旅行は妖怪の里」コミコミ連続購入特典小冊子 特典

蓮…

コミコミスタジオさんで「生まれた時から愛してる」と「推しはα2 新婚旅行は妖怪の里」の2冊を購入すると貰える特典小冊子です。

全く違う世界観のカップルが夜の山下公園でニアミスしてました。それぞれの攻め視点のお話なんですが、とても対象的で夜光花先生の引き出しの多さが良く分かる小冊子だと思います。

まず『夜のデート SIDE 蓮』ですが、時系列的には蓮と佑真の息子である颯馬の百日参りのため…

5

「ご主人さまと謎解きを」コミコミ特典SS小冊子「ご主人さま、目立ってます!」 特典

嫉妬心

こちらは本編のその後のお話でした。

歩夢は出向という形では無く、正式に竜徳寺家の執事になっていました。

そしてそんな歩夢の元に高校の同窓会のお知らせの葉書が届くのです。

その事を話した時の政宗の反応にクスッとしました。歩夢に鎌をかけて好きだった人が来ることを知って機嫌が悪くなってました。

そして当日、歩夢は件の彼に会うのですが好きだったのでは無くちょっとした憧れだったのだと…

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「ご主人さまと謎解きを」出版社ペーパー「ご主人さまと朝のまどろみと」 特典

ここってまさか…

こちらの出版社ペーパーは政宗から歩夢の日頃の功を労って、「慰労会」という名の旅行に誘われるんです。

私がとても気になったのがその旅行先の「豪華リゾート」なんです。
ハッキリとは書いてないですが、どうも「海辺のリゾートで殺人を」の舞台となったあの島のような気がするんです。ファンには堪りません。思わず興奮してしまいました。

遠慮がちな歩夢だからどんどん政宗には歩夢をあちこちに連れ回して欲…

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ご主人さまと謎解きを 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

ミステリー好きな方にお勧め

楠田先生のミステリー物が大好きなので楽しみにしていました。

しかも今回はラブコメミステリーだったので、悲壮感とかなく安心して読めました。とにかく歩夢が前向きで逞しいんです。

急に執事見習いとして出向を命じられても、竜徳寺家の執事の立花にネチネチ言われてもめげないんです。

そして人として真っ直ぐな面がとても眩しかったです。
途中で◯◯状態(ネタバレになるので伏せときます)になるん…

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