ひちわゆかさんのレビュー一覧

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

ショートショートが最高すぎる

あらすじを見て嫌厭されている方がいたら勿体無い!
攻めは別にセクハラ親父な訳ではなく、あのセリフと行為はとある誤解から生じたものでして…
本編を読んでもらえばわかると思いますが、おそらくあらすじを読んだ時とは違う印象を受けると思います。
攻めと受けの両方の視点から話が進み、心理描写が丁寧に描かれています。もどかしい展開もあり、だからこそ2人の関係が成就した瞬間、心から良かった〜と感動できまし…

0

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

王道

ザ・王道ですね。
同僚に裏切られた受けを助ける攻め。
そして育て上げ…

受けはちょっと悲観すぎ、後ろ向きすぎ、な感じであんまり好きになれない感じなのですが、少しづつ攻めによって育てられるトコロは読んでて清々しい。

最後は。あ、やっぱそこ?
ですけど、ちらほら出てくるアニメエピソードとか、飽きないストーリー運びであっという間にエンディングに。
こちらは新装版とSSの内容が違うので…

0

羞辱の絆 小説

ひちわゆか  佐々木久美子 

短編

2005年小説b-Boy「エロとじ❤︎」掲載作品。
エロとじがなにか分からず調べてみると、上級BL読者のための、とか、本格エロ小説などの説明文が。
特殊プレイなどエロの内容が濃厚なアンソロジーらしい。
どうりで。
お話は短いですが、どエロかったです。

あらすじでも分かるように、いちゃラブなエロではなかった。知人に見られながら続く責め苦。乱れる受けに、ひしひしと感じる攻めの執着。
短…

0

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

俺様な溺愛。

最初はビターチョコ、最後はとろとろスウィートチョコレートでした(#^.^#)

受け様の京一は、友人だと思っていた同僚の永瀬に、自分のシステムを盗まれ、驚きのあまり何もできないままコンペに落ちた。
失意のまま飲んだくれて、橋の上で佇んでいたところ、1人の男が話しかけてくれる。
これが今回の攻め様、梶本。

梶本は、永瀬は実はゲイであり、自分は恋人を永瀬に奪われた、と言ってきて、一緒に復…

0

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

鐘が鳴る前にする事とは♡

攻めが好きでした!
さりげない優しさに心を掴まれました。

勘違いしながらすれ違っていく叶と朋也。
お互いに大切に思い始めながらも、なかなか素直になれないのもそのせい。
それを三上はニヤニヤしながら眺めてたんじゃないかと思うと、全ては三上の掌の上の出来事のように思えました。

ストーリー的には運命の出会いと再会……と、いうお伽話のような展開。
少しチープに感じてしまう部分もありつつ…

0

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

"お約束"がぎっしりと

夢見る乙女だった頃に憧れた設定でもあり、慣れ親しんだ設定でもある…モッサリとした前髪を切り、ちょっと身に付ける物変えただけなのに人目を引く美男子に大変身。
そんな"お約束"がぎっしりと詰まった作品(^U^)!!ベタなのにっ、話の展開が予想できるのにっ、最高に良かった〜。

お話について。(梶本×京一)
設定だけでは無く、ストーリーもThe 王道!
友人の裏切りによりボ…

2

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

神です!!評価変えたい…_(:3 」)_

再読です。最初に読んだ時に評価ミスりました…神です〜(/ _ ; )
もう最高に良かったです。

まず、こちらの作品、最初に刊行されたのが2003年。私の読んだ新装版の刊行が2007年です。旧版を未読の為、本篇の加筆修正の有無は不明なのですが、作者様が後書きで何も仰られていないので本篇はそのままなのかも?。
新装版では描き下ろしが付きます。この描き下ろし、本篇あってのものなのですが、本当に…

1

最悪 小説

ひちわゆか  石原理 

男としての矜持を懸けて

時々読み返している、お気に入りの作品のひとつ。
豪快でがさつな性格なのに、本気で受けに怒られると弱い俺様攻めと、強気でキレると何するかわからない、毒舌な美人受け。

ふたりの付き合いは大学生の時から。同棲までしてた恋人同士だったにも関わらず、一度は別れてしまう。その理由は、有堂のだらしなさと不遜さに英彦が愛想を尽かしたということだったが、当時必死で就職活動をしていた英彦は、学生起業家としてす…

2

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

速攻で2度目を読んだ

初回読み終え、モロモロ分かった上でまた読んで二度おいしい。

面白かった。テンポが良かったし、伏線もよかったし、かといってややこしくゴチャゴチャしすぎず、テーマはシンプルで、読みやすかった。

一番良かったのは受けの抵抗かな。何度も何度も違う、あり得ない、と抵抗し続け、抵抗しきれず、怒涛のように巻き込まれていく過程が非常に良かった。そこに来て攻めのあの弱り具合がね~。グッと来ますな。
あ…

1

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

締めくくり方がロマンティック!

偏屈で人嫌いな医者の元へ、期間限定の家政婦として通うこととなった高校生。

この受けがとても素直でスレてなくていい子なんです。
だけど攻めはあからさまに疎んじて、セクハラめいた嫌がらせをしたり冷たくあしらったりするんだけど、メゲません。
それどころか攻めが追い出そうとすればするほど、負けず嫌いな性格ゆえここで逃げ出してたまるか!とばかりに家事に励む。

昼夜逆転をしていた攻めのお布団を…

2
PAGE TOP