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24/57(合計:564件)
彩景でりこ
フランク
ネタバレ
面白かったです。声あげて笑ってしまいました。 ギャグはギャグでも絵面で笑わせたり、ぶっとびシュール系ではなく、台詞を読んで理詰めな感じで笑わせる類なので(故に文章も多い)、何も考えずに頭を空っぽにして笑いたいというのには向いていないかな。 でもそこが何度読んでも飽きず、読むたびに笑えるところなんだと思います。そして、エロはないのでエロギャグ系でもありません。 常時目にお星さま入りのキ…
もこ
流石でりこサン!というべきか。 決してハッピーエンドなお話しではないのですが 見せ方がうまいというか、展開のもたせかたがうまいというか。 思わずゾワっとする展開でしたね(´・ω・`)。 なぜこうもうまくかみ合わないのか。 好きな人がいる。 でもその好きな人には別に好きな人がいる。 けれど、好きな人は好きな人に直接触れることはない。 必ず、その好きな人他人を介して好きな人にふれる…
木原音瀬 彩景でりこ
りんごらいおん
木原音瀬先生すごい好きなんですが、今回も面白かったです。 あらすじを読んだとき、「うわ痛そう…」「これは…萌える…のか…?」と、どちらかもしくはどちらの属性も兼ね備えた作品が多いですが、今回は一見ゴリゴリに後者の方でした。 別にハゲは嫌いではないし、大学時代の教授にスキンヘッドで陽気な社会学の先生がいたので、私はハゲに抵抗を持ってはいませんでした。しかし、萌えるのといけるのとは違います。 ま…
マミィ。
勝手に上下巻だと思っていたらまだまだ終わりませんでした! でも、ここまで読んでもイマイチ典彦の目的がわかりません。典彦は育郎の味方なのか?それとも何か企んでいるのか。 今回は典彦と育郎の学生時代の話や蘭蔵が頭に障害を負ってしまった経緯なども描かれていて、前回謎だった部分が少しは晴れてきましたが、まだまだどうなるの!?って言う感じです。しかも、一巻で蘭蔵の味方になったハーフの使用人がなかなか…
表紙といい、タイトルといい、なかなか読むのに勇気がいる作品でした。そして、予想通り、重くて、シリアス。昭和の初めごろの設定みたいですが、彩景でりこさんの描く一重の和顔が冷たさと色っぽさを増しています。 座敷牢で匿われていた兄が妾腹と言うだけでなく、精神的にも病んでいると言うか、幼いので、弟の育郎が叩いたり蹴ったりするのがちょっと見ていられなかったです。そう言うのが地雷な人には辛いかも。ただ、…
矢代リリー
確かに話にしっかりとしたコンセプトもあり、登場人物の想いとか考えの設定もしっかりしていた。 けど、私はこの作品少し暗い話かなぁと思います。 歪んだ愛とか、執着とかがテーマなのかと思うのですが私はBLに歪んだ愛のなかでも可愛らしいモノを求めているので少々こちらの作品は怖いなぁと思うことがありました。 地雷まではいきません! 登場人物は妖艶で魅力的でしたし、可愛らしいシーンもありました…
文房具
『チョコストロベリーバニラ』に衝撃を受け、同じ作家さんの作品なので読んでみました。『犬も喰わない』ですが、歪んだ三角関係とは言っても、ドロドロした感じはなく推理小説を読んでいるような感じだったので、ストーリー重視な人に是非読んでみてもらいたい作品でした。 登場人物がおじさん含むなので読み手を選ぶとは思うし、本来おじさんものには興味がない私なのですが、それ以上に話の展開に引き込まれてしまい結論…
人間関係も複雑に絡まってきましたね。 結局のところ、深山は育郎が生まれる前、後それからに どういう風な立ち位置で、何を考えてどう動いているのかが まだ読み切れない。 とうとう育郎と身体の関係を結んでしまった深山なのだが、 育郎をどうするつもりなのかもまた。 兄に関して。 弟のことを可愛いとおもっているであろう表情がすごく好き。 幼い頃から現在に至るまでの境遇。 育郎視点からし…
発売と同時に買ってたのに積んでました。 でも正直ちゃんと完結してから読めばよかったなとも思う今作。 まず表紙がイイ。 すごくきれい。並べておくのにも良いですな(*´▽`*)ふふv とある名家の御曹司として生まれた育郎。 厳しく厳しく育てられた孤独な御曹司。 すでに亡くなってる父は、自分にかまってくれることはなく。 地下牢に閉じ込めた少年をひたすらに愛して死んだ。 それに発狂…
ヰ也
「蟷螂の檻」本編を読まずとも、単体でも楽しめる一冊です。 ※本編との時系列も説明してくださっています。 育郎が十五とまだ若い時分であること、従者の典彦が二十五。 とっても青い頃なのですが描写がとってもエロチックで雰囲気満点で。 何よりも、表紙の育郎にも描かれている、ソックスガーター(靴下留め)をしたままの情事、 というのが何とも、十五の情事と云うシチュを更に背徳的に魅せてくれてい…