total review:286039today:3
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
29/164(合計:1637件)
小林典雅 小椋ムク
みざき
ネタバレ
オメガバースでもファンタジーでもなく、現代設定の男性が妊娠をする。 こちらの作品が発売された約10年前当時としては、かなり珍しい…いや、かなりイロモノな設定だったかと記憶しています。 時代は変わったなあなんて思いながら再読。 「ワケがあって、実は、受胎したんだ、俺」 そんな言葉を放つのは、前作で珍妙な2人をくっつけるきっかけとなった、珍妙なアンケートの製作者であり、これまた強烈かつ珍妙…
笑える可愛い作品が読みたくなって、約10年ぶりに再読。 小林典雅先生作品との笑撃の出会いはこの作品だったなあと思いながら読み返していたのですが、何年経っても面白さは変わりませんでした。 暗さや影のようなものがなく、嫌な人物は1人も出て来ないですし、すごく平和かつ笑えるコメディ作品なのですよね。 こちらのシリーズ、なぜかどの作品も読むと元気になれちゃうんだなあ。 小林先生のコメディ作品はビタ…
榛名悠 小椋ムク
フランク
表紙でこちらをキッ!と睨んでるのが受けで、中身このまんまです。 ツンツンというよりもケンケンしてて、超〜感じ悪いの。 自宅マンションが火事にあい、1ヶ月の期間限定でボロい共同アパートに住むハメになるんですね。 歓迎ムードの住民達に対してもツンケンしてて、「君たちと仲良くするメリットはあるのか?」とか言い放つ。 この人、いつになったら意外な可愛さとか良さが見えてくるんだろう?と、それ…
遠野春日 小椋ムク
物語はテニス部員である甲斐の元へ、見知らぬ相手から送られて来た1通のラブレターから始まる。 送り主の控えめな人物像が浮かぶような丁寧な文章で綴られたそれは、1学年先輩である佐伯という男子生徒からのものだった。 何年かぶりに再読。 遠野先生の高校生ものは珍しいですよね。 こちらの作品は、元々単行本として出版されていた「LOVEラブ2」に、未収録作品だった「LOVEラブ」を追加収録してルチ…
てんてん
本品は『白銀の狼と魔法使いの卵』のコミコミ特典小冊子です。 本編幕間、伊月が界渡りした時のお話です。 目が覚めた伊月は左手首の激痛に襲われます。ちょっと力を入れただけで 痛みが増し、それならと右手で左手首を持ちあげようとすると、血まみれ のナイフが握られていてぎょっとします。 ひとまずナイフを穂折り投げ、怠い体を横向けると手首がぱっくりと裂け ているのが見え、すぐ止血をしな…
本品は『白銀の狼と魔法使いの卵』のフェア書店特典ペーパーです。 本編後、清月と兎耳の子供達のお話です。 清月は1才になった時に人型に変身する術を会得しました。今日も城 の足元に広がる小さな森でウサギ耳の子供3人と元気に遊んでいます。 木陰のベンチで見守っていると淡雪に声を掛けられますが、寝不足で 欠伸を噛み殺しつつの返事になってします。というのも昨夜は夜中に 清月に噛みつか…
本品は『白銀の狼と魔法使いの卵』のアマゾン限定特典ペーパーです。 本編後、清月が生まれて1年後のお話です。 いまだ魔法使いの雛である伊月は要領の城に滞在しています。城内には 師である炎と淡雪の子や孫達がも住んでいますが、清月は彼らとはほと んど会った事がありません。 というのも霊獣が編んだ子は不安定で幼いうちは簡単に散ってしまう事 もあり、不測の事態を恐れた阿波谷はこの1年…
成瀬かの 小椋ムク
今回は異世界で白銀の狼となった大学生と辺境の地の主の三男のお話です。 知らぬ間に界渡りして狼になっていた攻様が受様と再会し家族となるまで。 受様には年上で幼馴染の恋人がいます。恋人である受様は既に社会で働い ていて、マイペースで興味の無い事にはとことん無関心な攻様に、大学生 のうちから積極的に人間関係を広めるようにと助言してくれたます。 なので親しくもなく、日頃から攻様の事…
崎谷はるひ 小椋ムク
ぷれぱーる
面白かったです! 初めは、謙ちゃんの態度が不審過ぎてイライラして引いてしまったのですが、両想いになってからの男前っぷりは半端なかった!! 欲しい言葉、欲しい行動を取ってくれる謙ちゃんが最高だったなぁ。 颯生はデレ多めのツンデレで、この割合が好きでした。 あまりにツンツンだと面白くないんですよね。 ある程度デレてくれないと萌えない。 二人をもっと読んでいたいと思いましたが、続編が…
あーちゃん2016
本編後日談で、阿波谷+伊月の子の清月(チンユェ)が出てくるお話でした。本編よりもホッする心地が多めなので良かったです。 ++ 本編で卵を編み、清月を孵した二人。まだ人型になれない清月を心配して、阿波谷が人型に戻るところを見せてみたのですが、まったく興味なしの様子。1歳を過ぎ、散ってしまう可能性も低くなったので、こもっていた部屋から日光浴に城の庭園へ出てみると、淡雪の孫たちと思われるお子…