海野幸さんのレビュー一覧

悪い男には裏がある コミック

魚谷あお  海野幸 

コミカライズ版限定の番外編が2つ

原作の小説が大好きなので、コミカライズされたこちらも読んでみました。
小説を手元に置いて読み比べしたわけではありませんが、あれ?と思う点もなく読めたし、文章を読めば脳内にぱぁぁ〜っと映像が広がるという人間ではないので、コミカライズも読んで良かったと思います。

例えば出だし。
ロクに口も聞いたことがない攻めに対して、受けが酒の勢いに任せて攻めの袖を掴み「ホテルに行こう!」と誘うんです。

7

砂漠に花の降るように~世界で一番愛しいオメガ~ 小説

海野幸  明神翼 

オメガバースなのにコメディ


王道から大分外れたオメガバースでした。
アラブだし、普通はシリアスだったり、暴力だったり、痛かったり、切なかったりとどちらかというと昏めな傾向があると思うのですが、この話は全体的に明るいです。
オメガバースとしては一般的な設定ではありますが、受けがとにかく明るいのです。だから、ちょっと切なくなったりしても常に前向きで何が何でも振り向かせるという強い意志が散見されて昏くなる隙がない。
面白…

7

家計簿課長と日記王子 小説

海野幸  夏水りつ 

コミカライズ希望

必要最低限のものを買うのですら財布を開くことに罪悪感を感じるという主人公・周平(受け)と、社内で「王子」扱いされているイケメン伏見(攻め)が、寮の火事で期間限定の同居をする羽目になり……というやつです。

受けの周平が良く言えば「極度の倹約家」、悪く言えば「ドケチ」というタイプで、一緒に暮らすことになった伏見に対しても「風呂が沸いたらすぐに入ってほしい」「冷蔵庫を開けたらすぐ閉めてほしい」とか…

1

ご先祖様は吸血鬼 小説

海野幸  Ciel 

ご先祖さまの正体とは?


吸血鬼の切ない話かと思って読むと驚きです。

ご先祖様に吸血鬼がいると聞かされた受けが、攻めの作った料理しか受け付けなくなったうえ吸血衝動まで覚えるようになり絶望するのですが、毎日食事に通ううち攻めの方もおいしそうに食べる受けを好きになってくれ、無事食事ができるようになる話

<あらすじ>
食べることが大好きな健太(受け)は就職祝いに連れていかれた料亭であまりのおいしさに感動し、酔い…

2

悪い男には裏がある コミック

魚谷あお  海野幸 

愛され慣れてない光成♪

クズ男ばかりと付き合ってきた光成が、別部署の諏訪の容姿がめちゃくちゃ気に入ってたけど職場恋愛は面倒と避けてきたのに、
二人っきりで飲んでるうちについついホテルに誘ってしまう。ダイタン(笑)

告白すっ飛ばしてホテルに誘った光成に対して「付き合ってみようか」と優しく提案する諏訪。
くっ、カッコイイ!

それからの光成がとにかく可愛かったです。
なんせ、クズとしか付き合ったことないから……

4

策士と奥手の攻防戦 小説

海野幸  みずかねりょう 

百戦錬磨の自称童貞と百錬練磨を装うガチ童貞

「童貞(ウソ)×童貞(ガチ)の逆転恋愛指南!」というのが面白そうだなぁと思って、手に取りました。

手練れな自分を精一杯演出してるけど、そこかしこから滲み出る童貞臭を全く隠しきれずフリーズしたり、果てまた内側から爆発しそうなトマトのような顔色になっちゃったりというアワアワ感満載な春人(受け)がものすごく可愛かった。

顔は抜群でお金も持ってる社長・三國(攻め・37歳)の「実は童貞なんだ」と…

4

策士と奥手の攻防戦 小説

海野幸  みずかねりょう 

今日も心臓ぶち抜かれるほど格好いいな!という台詞に打たれたんだよね〜。

序盤の春人のそわそわとした落ち着きの無さと、どうしても社長の三國に惚れ抜いているという、
そのシーンと『今日も心臓ぶち抜かれるほど格好いいな!』という台詞や『一目で心を奪うとかどんだけ男前なんだチクショウ!』なんて浮かれきった台詞に、嫌が応にも期待したんだけどね。
ドッキワクなラブコメか⁈ と心騒いで昂まってたんだけど…。
これがまぁ、読めども読めども遅々として進まない。読み手側としては、焦…

7

悪い男には裏がある コミコミ特典ペーパー 特典

ラブラブキッチン♡

本品は『悪い男には裏がある』のコミコミオリジナル特典ペーパーです。

料理中の諏訪を北原が手伝おうとするお話です。

お料理中の諏訪のお手伝いをしたくてたまらない北原は、何かする事は
ないかとウロウロします。しかし、はっきり言って北原にお手伝いして
もらえそうな事は残念ながらありません。

それでも何かしたそうな北原のためにちょっとした事を頼んで、北原に
お手伝いをしてもらいま…

2

悪い男には裏がある コミック

魚谷あお  海野幸 

どちらも見た目通りではありません

今回はジゴロの様な外見の技術部の同期と
経理部の黒一点で狂犬と呼ばれる会社員のお話です。

恋人に恵まれなかった受様が素敵な恋人を得るまでと
コミックスと小説でそれぞれをかきおろしの番外編を2本を収録。

受様は経理部の黒一点で容赦のない対応に「経理部の取り立て屋」
「経理部の狂犬」とまで呼ばれて怖がられています。

受様は容姿端麗で仕事もできる男ですが、男運はすこぶる悪く、

4

ご先祖様は吸血鬼 小説

海野幸  Ciel 

料亭の板前さん×ご先祖様が吸血鬼な大学生

軽口のやり取りで「プロポーズなら、渋谷でしてくれ」が、近代的な返しすぎて衝撃を受けた(笑)
食べ物が美味しくないように表現するのが東京●種を彷彿とさせられた…が、他作品を例えの様に出してしまってとても野暮だけれど、お話の設定がとても面白かった!
ただの吸血鬼という設定ではなく…吸血鬼という名の(作中の)科学的に説明がつく(?)、ちょっと不思議な生き物の生態が色々明かされていく過程での弊害の設定…

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