恋煩シビトさんのレビュー一覧

パンデモニウムより愛をこめて コミック

恋煩シビト 

私も教えて欲しい、「正しい愛ってなんですか?」

どうレビューしたらいいのかな、難しいな・・・
シビトさんの作品ってアプローチの仕方が音楽みたい。
作者の中にずっと渦巻いているテーマがあって、それをアルバム毎に表現を変えて深化させていくミュージシャン的な手法で作品を生み出されている感じがします。
特にここ何年かの作品はそれが顕著で、それがまたなんというか玄人の域に行こうとしている音楽人っぽくもあり。
『シュガーダーク』『三色混ざれば黒にな…

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パンデモニウムより愛をこめて コミック

恋煩シビト 

堕天にこそ”愛”がある!

”人外BLの宝石箱”のキャッチで始まった「marginal」掲載作品。
電子単話表紙の天使と悪魔の耽美さに惹きつけられ、コミックスになるのを心待ちにしていました。
コミックスの表紙はさらなる美しさでウットリです♪

ストーリーの主軸は、堕天した悪魔マルコと、落ちこぼれ天使ルイの物語。
それに3話のオムニバスストーリーが絡み、親しかった二人がどうして悪魔と天使として生きる世界が分かれてしま…

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パンデモニウムより愛をこめて コミック

恋煩シビト 

愛することに正しくないことはない

非常に耽美な雰囲気の表紙なのですが、耽美というより、独特の世界観のある作品でした。
悪魔が義理の甥や人狼、鬼と愛し合う姿の何が罪かと問うてきます。
正しさとは何か、幸せとは何かを作者様の表現方法で表したかったのだと思います。
悪魔マルコの正体は意外でした。
天使のルイは可愛くて一生懸命で作品での癒しでした。
終わり方もハッピーエンドなのですが、どこか切なさも残り、作者様らしいのかなと思い…

2

溺れる コミック

恋煩シビト 

萌えるはずの三角関係がなんとも言えない読後感

おーこうきたかーーーという予想外の展開で、なんとも言えない読後感でした。
受けを巡っての三角関係は大好きで、当て馬くんが健気なイイ奴だったりすると、むしろそっちを応援したくなっちゃうタイプなのですが、この作品の当て馬くんは終始裏がありそうで好きになれない。。最終的にそれは誤解で、いい奴なのでしょうが。。
また、受けの本性っていうのも、コレ?と思うとなんとも言えない気分に。。
受けの想い人の勝…

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「パンデモニウムより愛をこめて」電子限定特典 特典

あるものに目覚めてしまったルイ

1Pの漫画です。


ネタバレしてます。

マルコが本を読んでいたところ
下界に凄いものがあるのを知ったんだ!
この板みたいなものだけで何冊もの本が読めるんだよー!!タブレットを見せるルイ。

おまえ一体どんな本を読んでるんだ?とルイの手元からタブレットを奪ったマルコと慌てるルイ。

ルイの購入リストを見ると…
ケモノ道
禁断の狼
etc etc……

狼or犬×人…

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パンデモニウムより愛をこめて コミック

恋煩シビト 

黒の意味とは

シビトさんの人外、ファンタジーもの、そして何より今までのシビトさん作品では見たことがないような目が大きくて可愛らしいキラキラキャラ。コミックス化を楽しみにしていました。

悪魔にそそのかされた人間が地獄に落ちないように、彼らを正し救うべく地上へ降り立った天使のルイ。

ルイが最初に出会う人間が、写真家(既婚男性)。妻の甥っ子の妖しい美しさに捕らわれて関係しちゃうのだけど、私にはこの甥っ子が…

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俺とセックスしてください コミック

恋煩シビト 

読後、想像膨らみます

いくつかアンソロジーで読んでる作品もあったのですが、未読のものや描き下ろしが読みたかったので購入しました。

あとがきで「もう少し描けたらいいなーというものも中にはある。また機会があれば掘り下げたいなー。」とあり確かにもっと先が読みたくなるものもありますが、短編として不足している、物足りないという訳ではなく、魅力的な世界を垣間見せてもらえたからこそ興味を抱けて彼らの先をもっと知りたくなるという…

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パンデモニウムより愛をこめて コミック

恋煩シビト 

切ないけれど、温かい。

作家買い。

ちょっと淫靡な雰囲気まとった二人の青年が描かれた表紙、そしてタイトルにもついている「パンデモニウム」という言葉。それらからも想像できるように、悪魔×天使のお話。ネタバレ含んでいます。ご注意を。







主人公は天使・ルイ。
天使としてはやや成績不良ながらも、優しい心と天使としての使命感を持つルイ。
そんな彼は、悪魔に魅入られた人を救うべく下界へと降りてく…

4

三色混ざれば黒になる コミック

恋煩シビト 

難しい…。

この作品は感想をまとめるのが難しいです。
いつもまとめようと思っては挫折…なので思ったことそのまま書きます。

もう納得いくとか納得いかないとかはさておいて、受けが弟ではなくそういう攻めを選んだのだから仕方ないね…としか言いようがない気分になります。ちょっと無力感に襲われるというか、外野があれこれもはや言えない…みたいな。
いくら忠告してもいくら警告しても耳を貸さず、あの人には私しかいない…

4

バラ色の時代 コミック

恋煩シビト 

気が長い…。

昼ドラBLで紹介されていて、そういえば…と思い出したので読み返してみました。

これは受けに感情移入して読む方だと辛いと思います。
結末が判っていても二人の人生として一歩引いた立場で読まないと私は辛くなってしまいます。あんなおぼこい感じだった受けが…攻めに執着されちゃってどうしてこんな辛い目にあわないといけないんだか…って途中暗澹たる気分になりかけるんです。
受けは有無を言わせず愛人兼闇医…

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