一穂ミチさんのレビュー一覧

つないで イエスかノーか半分か番外篇4 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

大人の恋愛

設楽Pと相馬さんの続編。
相変わらずラブラブ!若さ!!なお話よりも低めな温度の会話がとても良いです。『ひらいて』は雑誌掲載時に読んでいたのですが、『つないで』も相変わらず時世の話題を取り入れるのがお上手で今回もリアルなテーマが面白かったです。
個人的に麻生さんがとても気になるので、お顔も、メインになっちゃうお話も期待したいです。
そして、シリーズで1番好きななっちゃんが番外編で大活躍でとても…

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つないで イエスかノーか半分か番外篇4 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

大好きな2人!続編をいつまでも待ってます!!

執着がすごい・・・!
という言葉がしっくりくるかは分かりませんが、設楽は言わずもがな、栄も栄で、設楽に多大なる影響を受けていたことが明らかになった前作から続いて、今作ではずっと設楽にどう思われるか考えてて・・・めちゃくちゃ萌えました!

期待に応えたいし、設楽の番組守りたいし、必死なところが良かった!

前半の不安ターンからの、後半は信頼感!
言わんとすることが伝わっちゃうのとか、設楽…

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つないで イエスかノーか半分か番外篇4 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

備えない勇気

 大っ変珍しいものを見せてもらっちゃいました。有事にあたって「備えない」国江田計。だってあの国江田さんだよ。小3で書道の授業が始まるのを見越して小2のクリスマスプレゼントにペン習字おねだりするような人だよ。それが麻生さんからいきなり話を振られるのを半ば予期しつつ、あえて「備えない」選択をした。しかもそのテーマときたら「番組制作における嘘と真実」だもんね。彼ほど日々本音と建前、虚像と実像を見事使い分…

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つないで イエスかノーか半分か番外篇4 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

これが相馬栄です!!

『ふさいで』の続編です。
前半は、『ひらいて』
設楽の計らいで、「ザ・ニュース」のCPとなった栄は、初日からADとして立ち回り周囲をドン引きさせます。

この二人、恋愛以前に仕事人ですよね。
ラブラブという言葉からは対極にいる。
恋人関係というより信頼関係が強くて、お互いに背中を預けられる存在というところに萌えます^^
前作では、設楽のカッコ良さが際立っていましたが、今回は栄のターン…

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アンフォーゲタブル 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

キャラ萌えできず

新聞社シリーズ第4作目。

3作目で予想していたカプは大外れ。まだまだ修行が足りませんね笑

ぐいぐいと引き込まれるストーリー展開だったし、文章もとても好みなんですが…、BL的にはもう、笑えるくらいわたしには向いてないみたいです、このシリーズ。

明光新聞の社員、和久井視点です。
和久井がスピード証明写真の撮影中、酔っ払ってブースに乱入してきた有村と出会い、離れ、17年後に再会する長…

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ステノグラフィカ 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

攻めをめぐる女のバトル

新聞社シリーズ第3作目。本作を最初に読んでシリーズと知ったにもかかわらず、リンク作を読む気になれなかったのが再読してよくわかりました。

本編は国会速記者、名波碧視点のラブストーリー。昼時、議事堂の食堂で頻繁に居合わせる男の声に惹かれ、意識するようになった碧。自分の手作り弁当がきっかけで、声の主、明光新聞記者の西口と言葉を交わします。

西口は前作『off you go』のメイン、佐伯と静…

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off you go 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

佐伯に萌える

新聞社シリーズ第2作目。前作で妙に存在感を主張していた佐伯のお話でした。シリーズなのでリンクしていても当然なのですが、彼がスピンオフ候補になると思い至らなかった自分は迂闊でした。よく考えると確かに彼しかいないですよね…。

佐伯と妻の十和子、十和子の兄・良時の関係性を描いたもの。

『is in you』で爪痕を残していった、あの「佐伯」が香港から日本に戻ってきてからのお話だったので、めち…

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is in you 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

ドロドロしててもきれいに見える

個人的に当たり外れがあるけれど、心象風景や比喩表現において作家様の卓越した表現力をリスペクトしています。繊細な作風もすごく好きだし、読むたびに知らない世界を教えてくれるんですよね。うーん、でもキャラやエロでハマる時とそうじゃない時の落差が激しすぎて、正直購入時はどっちの結果となるのかいつもドキドキします。

新聞社シリーズの第1作目。かなり前に『ステノグラフィカ』を読み、シリーズと知りました。…

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meet,again. 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

この作品でしか味わえない空気感がある


最初からやけに惹きこまれたことが印象深いです。
BLアルアルらしさがないというか…よく見るパターンではないというか…

特に攻めの栫。
砂のような男。
確かにそこにいて話し一緒の時間を共有していたはずなのに、離れるとそれは本当に形ある現実だったのか、夢じゃないかと思わせるような空気をもっている。

別にそれはオカルトじみた話では全くなく、あくまでそういった雰囲気を感じさせる独特な…

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ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

よかったです

あまりBLの小説は読まないのですが、この作品はすごく良かったです。
知らない相手とメールor手紙をやりとりする間に惹かれていくという展開自体はありがちですが、メールがご送信された理由やその後の展開にひねりがあり最後まで楽しんで読めました。また一顕と一顕の彼女の関係がなんとなくリアリティーあってよかったです。BLにおける女性キャラクターの描写は本当に重要で、変に悪役にされるのも妙に理解がある過ぎる…

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