横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇

yokogao to kousai

横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神94
  • 萌×245
  • 萌12
  • 中立6
  • しゅみじゃない2

66

レビュー数
22
得点
692
評価数
159
平均
4.4 / 5
神率
59.1%
著者
 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
イエスかノーか半分か
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403524165

あらすじ

ADの深(しん)は敏腕で気難しいPの相馬に憧れていた。
新しく担当することになった報道番組の現場でむやみに明るいアナウンサーの竜起(たつき)と知り合い?

表題作横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇

皆川竜起・スポーツ担当アナウンサー・27才
名和田深・竜起と同番組担当AD・27才

その他の収録作品

  • 翌朝と憂鬱 あとがきに代えて

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レビュー投稿数22

改めてホント好き

なっちゃんがひたすらいじらしい…。
こういう、一生懸命なひとがうらやましいという気持ちもあります。
自分が仕事に対してやりがいを感じられなくなり、
必死になれたのは若い頃だけで誠実とは言えないからだと思いますが。
若さだけでどうにかなる情熱ではなくて、
盲信するほど尊敬できる人物、つまり栄ですが
もしお払い箱にされたらどうするんだろうという未来の不安も込みで
決して安心できる環境にはいないのに充足感がハンパない強さ。
栄を崇拝していた事が…という展開が非常に苦しくもあり
誰にでも訪れる感情では無いだろうから
それも経験のうちだねなんて大人ぶりたくなりつつ
まっすぐさに打ちのめされそうでした。

そんななっちゃんを好きになった竜起、
『イエスかノーか半分か』本編で憎めないヤツとは思っていましたが
こんなに魅力的だなんてずるいな!!!!!
ただ闇雲に明るいだけじゃない面なんて知ってしまったら
当初は苦手だったなっちゃんも
そりゃ好きにならずにいられないでしょうよ…。

設楽さんと計の凄味も相変わらずで
仕事でのそれぞれの思惑や感情がずっしりきますが
人間らしさがとても好ましいです。
特に栄は関わりたくないタイプだなぁと思わせておいて
そう来ますか!!という徹底っぷり!

会話のテンポで笑わせてもらいながら
重くなりすぎずほろりとしてあたたかい気持ちで読み終えさせてくれるのは
もう流石だとしか言いようがありません。

3

読むたびに好きになっていくカップル

イエスノー本編が大好きで、こちらのスピンオフも楽しみに読みました。
発売当時は正直いまいちで、自分は「計を好きな竜起」が好きだったんだなあとピンと来ない感じでした。
が、最近小説Dear+で続編を読み、一穂先生が公開してくださっている掌編などを追っていき、このカプに慣れた状態で読むとじわじわと萌えがやってきました。
竜起のような社交的なタイプと付き合うのはかなり気苦労が多いと思うのですが、なっちゃんなら大丈夫と思わせてくれるのがイイ。この二人ならなにがあってもしっかり乗り越えて、ずっと一緒にいてくれるんだろうなあと幸せな気持ちになれる読後感でした。

このシリーズは私の中で嫌なことがあったときの浄化用になってくれています。

2

キャラクターはどちらも好きなんだけれどね。

なんだろうなぁ……
このシリーズは好きな方なのですけれど、
この二人はなんとなくしっくり来なかった。
二人が惹かれあう必然性を感じなかったというか……

深が竜起に惹かれるのはなんとなく分かるけれど、
ノンケの竜起が深に恋愛感情的に惹かれる過程が弱いというか……

どちらかといえば、深の方が丁寧に描かれていて、
自分の進む先に迷いながらも頑張る深に、
ついついお疲れ様!と背中をぽんぽんしたくなる。
……そこは凄く分かるんだけどなぁ……
竜起の気持ちがそこから恋愛にシフトチェンジするのが分からない。

要するに、深には感情移入できたけれども、
竜起には出来なかったということなのでしょう。

でも、軽い感じでも、それでもやっぱり計に対する対抗心を見せたり、
しっかりとした裏の努力をしている竜起にも好感度アップ。

なので、評価的には「萌×1」で!

1

スピンオフで深まる世界

「イエスかノーか半分か」シリーズのスピンオフ。本編のシリーズは三作ありますが、スピンオフとしては一作目。

「イエスか〜」で計に玉砕した竜起メインの一冊。相手の深が初登場となります。
常に明るく愛されキャラの竜起の深い部分の心理描写とテレビ業界という特異な業種の面白さが、重くなく、とは言え軽すぎずにテンポ良く書かれています。
本編シリーズでもそうなのですが、この二人で仲良くなるのかな?と最初は思うのに、大きい変化があるわけでも無く徐々に近づいていき、最終的にもうこの二人でなければ!となる展開の妙が素晴らしいです。
ノンケ同士という事もあるとは思いますが今作ではイチャイチャ少なめ…でもこのスピンオフの続編もあるとの事でその面は今後に期待です。

2

軽いのに読み応えあり。

番外編というかスピンオフ? 本編シリーズの脇役である竜起くんのお話です。

こういう場合、本編を読んだ人には既知のキャラクターである竜起視点でストーリーが進行しそうなものですが、おおむね新キャラである深の視点で物語が紡がれます。これまでの経緯を知っておくほうがより楽しめるのはもちろんですが、こちらだけ読んでも理解できないということはない構成じゃないかな?

相変わらずお仕事描写がいい感じに「ありそう」な所が良いです。いわゆる憧れの業界のキラキラ感もしっかり散りばめられてはいるのですが、現実から乖離しすぎていない感じ。軽妙な構成で楽しく読みやすいです。

個性的で魅力的な登場人物が多いので、今後も本編含め続くことを期待してしまいます。(ゲイカップルばかりの職場じゃん! って感じになってしまうのは考えものですけどね〜…)

2

新聞社シリーズの向こうをはって、放送局シリーズ?

文句なく愛読書である「イエスかノーか半分か」のスピンオフというところで購入。竜起が幸せになってよかった!です。ただ、私的にはなっちゃんがかわい系すぎるかな。内容はしっかりしているし、リズム感良く楽しく読めます。この作家さんは「神」か「しゅみじゃない」二局なのですが、珍しく中立。放送局の仕事の面でしっかりと書かれているし、国江田さんに竜起がフォローされて落ち込む姿とか、ありそうで面白いです。
続きが出たら?もちろん読んでしまいます。

2

一緒に成長していくふたり

そこぬけに明るくて、まわりに愛されて上手に生きてきた、どこか飄々としていた皆川くん。
わかりやすいようで捉えどころのなかった皆川くんの人間らしいところが垣間見られました。

打ちのめされて落ち込んで、吐き出してちょっと浮上したり。
「緊張」という斬新な感覚を生まれて初めて味わってみたり。「お前のほうがよっぽど斬新だよ」とはまさに。

お相手のなっちゃんこと名和田くんと、お互い相手に刺激されて意識して、すこしずつ成長していくふたりがよかったです。
出会うまでは持つことのなかった感覚や感情にそれぞれ戸惑って、向き合って、消化して。
名和田くんにはこの先ぜひ皆川くんをたくさん振り回していただいて、またお互い初めての感覚をたくさん味わってくれたらいいなと思います。

そして相馬さん。
どんな極悪人だよ、と最初は思いましたが、ただただ仕事に、仕事だけにまっすぐな人でした。
やり方は独裁国家に違いないし、善い人とは言えないけれど、名和田くんの言葉を大事に大事にしてきたんだと思うと心にくるものがありました。


以下個人的な蛇足のようなもの。

評価に関しては、気持ちとしては萌と中立の間くらい。
1作目で初めて一穂作品に触れて、読みやすくはあるけれど主役カプに馴染めない、うーーーーんと思いながら前作までを読みました。
今作はスピンオフということでそこは大丈夫かなと思ったのですが、そして今作のカプは文句なしの萌なのですが、やっぱりうーん。
キャラに馴染めないというより、たぶんこの方の台詞回しや言葉選びが苦手なんだと思います。
「ちな」「とりま」ってネットスラングじゃなかったのか…。若者言葉をリアルに書いている、といえばそれまでな気もするのですが、話すことを仕事にしている人間が、公の場でないとはいえそんな言葉遣い…?
個人的な感覚なうえ作品そのものに関してのことでもないので、シリーズ通して絶賛の嵐の中ここに書くのも申し訳ない気がしますが、だからこそ、の気持ちも込めて。

2

勉強になる

構成がしっかりしていて、話も面白かったです。
ただ、あまりキャラ萌えはしませんでした。
関西弁はすごく好きなんですが、深の関西弁は何故かあまり可愛いと思えず・・・個人的な趣味の問題ですが、可愛いと思う部分があまり見つからなかったのでちょっと残念です。
一生懸命さは好感が持てました。
竜起のへこんでる姿にはキュンときました。
業界内の裏話やどういう風に製作されているのかなど、事細かに書かれていてすごく勉強になりました。リアルでバラエティーを見る目線が変わりそうというか、変わりました。
そういう意味ではすごく良かったです!

1

若手アナウンサーと製作会社AD

このシリーズの最新作が出ると聞いた時、
また潮&計の笑える掛け合いが読めるのかと思ったら、タイトルが『〜か』でおわらないものだったのでもしやスピンオフ?だったら竜起がいいなと思いました。

総愛され人生を歩んできた竜起の初めての挫折(?)
そして、仕事上で初めての悔しさと緊張を知った竜起でした。

テレビ局や製作会社の苦労やどろどろとしたところや充実感の中で生き生きと働く人たちの姿がほどよく描写され楽しめました。

今後もこのシリーズの続きを楽しみにしています。

2

深の方が印象強い

第1作で計にちょっかい出してきた後輩アナウンサー、皆川竜起のターン。
と言っても本作は、序盤はADの名和田深の視点中心のお仕事物語。その後竜起の視点が入って交互に描かれています。
何と言っても、深の造形がいい。
誰からも人格を嫌われている横暴プロデューサーの相馬栄に心酔して、言う事を何でも聞き、言われる前に動き、ただそばにいたい、その一心で頑張っている。
制作会社所属の外注スタッフとして報道番組「ザ・ニュース」の担当にもつく事になり、そこでスポーツコーナーアナの皆川と出会うわけですが、皆川は例によって他人との距離感が近い。そして明るくポジティブで、失敗を失敗とも思わず自由で率直で。
深は相馬の何もかもに憧れて神様みたいに接してたけど、自分と悉く違う皆川と接するようになってから『あいつやったら』こんな時どうする?どう言う?と考えるようになっていく…
この深の変わっていく様が非常に上手い。
皆川竜起は、私は1作目を読んでから嫌いなキャラです。
計に潮と別れなくていいから半分で付き合って、なんて言い寄って潮に怒られて。
本作では初めて深に対して「独り占めしたい」という心を知ったようですが、なっちゃんならどうする?なっちゃんならどう考える?なっちゃんなら、なっちゃんなら…これがない限り皆川はまた間違えると思う。
皆川は器用だし能力もあるから、自分で努力できる。でもそこには深がいるから頑張れる感、というものがない。
今ラブラブが始まったばかりの2人は微笑ましい。でも真面目で頑張り屋で、何より人の弱さを知ってる深がそのうち皆川の持って生まれただけの魅力を抜き去る、気がする。
皆川はラブなうちになっちゃんの物の見方・感じ方を心に取り入れるべきと思います。ためらいは時間の無駄でしょ、なんて言ってる場合じゃないよ。後で深とお別れになるよ。
(皆川のファンの方々、暴言すみません)

2

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