イエスかノーか半分か(2) 世界のまんなか

sekai no mannaka

イエスかノーか半分か(2) 世界のまんなか
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神295
  • 萌×263
  • 萌21
  • 中立5
  • しゅみじゃない13

91

レビュー数
39
得点
1795
評価数
397
平均
4.6 / 5
神率
74.3%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
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イラスト
竹美家らら 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
イエスかノーか半分か
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403523779

あらすじ

自分をライバル視する木崎の出現で調子を崩す計。心配する潮にも素直になれず…?
猫かぶりアナウンサー・計と男前映像作家・潮の人気作続篇!

表題作イエスかノーか半分か(2) 世界のまんなか

都築潮,28歳,ストップモーションアニメーター
国江田計,28歳,旭テレビアナウンサー

その他の収録作品

  • The end of summer あとがきに代えて

レビュー投稿数39

きれいな国江田さん


1巻より計の暴言レベルが落ち着いていて、自分にとってはまたより一層読みやすくなりました。
計の精神乱れっぷりに比べて、潮の安定感が素晴らしいです!こういう書き方は嫌いな方も多いのを承知で素直な感想ですが、計が女性だったら読んでられないんだろうな…と思ってしまう。泣いて癇癪起こして心の広い彼氏が受け止めてくれてっていう展開。

しっかりラブコメで、エッチシーンもしっかり。エッチシーンだけ計が素直で可愛いのが好きです。潮に指摘されてた通りやんわりとM気質の計とか、「ふしだら」なんて言っちゃう少女のようでいて乱れに乱れる計とか、清廉なお嬢様〜
"きれいな国枝さん"も好みなので、そのまま致してほしかった気持ちもあり、純愛ストーリーとしてはこれで間違ってないという気持ちもあり。

◾︎受け視点/一部攻め視点

1

出来るからって楽してる訳じゃないよね

イエスノーシリーズ第二作。
前作でめでたくくっついた映像作家・潮×優等生アナウンサーのガワを被った国江田計の物語です。

今回は国江田さんのアナウンサーとしての試練の物語。
国江田アナを評して、登場人物の1人が「『できるやつ』ってのは『出来ないって言えないやつ』のことなんだな」というのですが、この巻の計は、まさに素直に出来ないと言えないことから色々ともがいている感じでした。

なりたくてなったわけじゃないから何がしたいかわからない。
どうせ何がしたいかわからないし、できないなんて弱音を吐けないから、与えられた仕事に不満も言えない。
出来ないって言えない、出来る人としてしか振る舞えないから、いつもちゃんとできるように必死で頑張っている。なのにそれでもダメだしされてしまってどうして良いかわからない。
わからないけどわからないって言えないからただひたすら頑張る。
そんな悪循環に陥った計が、それでも仕事することによってスランプから抜け出せるようになるまでが今回のお話。
とにかく計が心の中で悪態をつきながらもゴリゴリしごとをこなすので、お仕事小説として面白いです。

また恋愛小説としては、いつも大らかに計を受け止めてきた潮が、ここまでテンパった計をみて思わず正論でアドバイスしてしまい、真っ向からぶつかるというイベントが発生します。
そこをお互いどう歩み寄るかも見どころのひとつでした。

その2つのイベントが無事解決して、さあこれにて一件落着ハッピーエンド…とならないのが本作の面白いところ。
仕事の一大事がようやく落ち着いたところで、突然計は記憶喪失になるのです。
シリアスなお仕事小説のノリから一転、BLテンプレファンタジックイベントが!

正直物語の展開としてなぜ?と思いはしたのですが、そこは展開も会話も面白くテンポ良く繋ぐ作者さんらしく、謎なイベントを発生させても、話としての面白さは失いません。
なかなか見ることのない潮×キレイな国江田さんは、読者へのファンサービスなのかな?
この部分は気楽に読めてこれはこれで面白かったです。
前半に張っていた壁ドンという伏線イベントが記憶喪失ネタで見事に回収されているのに舌を撒きました。匠の技だ!

そうそう、この巻でも少ないながら陽気で程よくチャラい後輩アナウンサーの皆川が良い味出しているんですよね。スピンオフ「虹彩」シリーズで主役としての彼が読めるのが嬉しいです。

同じ番組の看板アナウンサーの麻生と、今回ライバル役だった(というほどでもないけど)木崎との関係にちらっと触れられていたので、いずれこの2人もスピンオフがでるのかな?と楽しみにしています。
個人的には麻生さんはスピンオフ「〜いで」シリーズの設楽や栄のような癖ありキャラとの絡みでもみたいところ。

0

より一層面白くなっています。

イエスかノーか半分かの2巻。
前作でまんまとハマったこちらのシリーズですが、前作以上に面白かったです。
計が潮に壁ドンのリハをする場面。あまりに思いがけないセリフばかりで、吹いてしまいました。この二人の掛け合いは、本当に最高です。
計が仕事で行き詰まり、潮に会いたいのに当の本人は旅行へ。衝動的に追う計がどれだけ潮を好きかもわかります。
その後潮が計の話を聞いてあげる場面。弱音を吐けるのは潮だけにだし、計の裏も表もすべて受け入れてくれるのは潮だけ。
ここだけでも満足なのに、その後の記憶喪失。
『国江田さん』だけになってしまった可愛さとか、二人の初々しさとか最高でした。記憶をなくしても、やっぱり好きになるってベターな流れですが、おいしいなぁと思いました。
盛りだくさんなにの、お腹いっぱいではなく、さっぱりとした満足感。
読み終わったあとに、あぁ、やっぱり面白いわ!!と言いたくなります。これだけの高評価の意味がわかりました。

0

今回も二人にキュンキュン


今回は、国江田さんのお仕事関係でワタワタしてた感じのお話です。
もちろん、二人のイチャイチャ、クスッと笑えるシーンもあって、キュンキュンしましたよ!

お話はザ・ニュースのライバル番組が、放送されるというところから、始まります。
国江田さんが最初は、そんなに気にしていなかったライバル番組でしたが、出演者に国江田さんをライバル視する木崎さんがいることで、どんどんグルグルしていってしまい…
まぁ、このグルグルしちゃってる国江田さんも可愛いかったですが!笑
弱ってても、それを見せられるのが潮の前だけなんだなぁ…と、思ったら国江田さん可愛い!!

やっと、吹っ切れていつもの国江田さんになるのか、良かった良かったと思ったら…
まさかの、国江田さん、記憶喪失!!
しかも、表の国江田さんしか出てこない。

でも、潮にとっては表の国江田さんと、裏の国江田さん、どっちも必要なんですね~

1

潮、悩むの回!

相変わらずテンポよく、トントンと話が進んで行き、
一穂節で読みやすい作品。
計のお仕事描写も面白く、的確に計のキャラクターを浮き上がらせていく感じ。

今回はライバルらしき人物も現れて、
もっと色々掻き回してくれるのかと思いきや、
そうでもなかったような?
まぁ、計の心情的には大嵐だったみたいですが!

後半は珍しく潮のターンで、色々悩んでおりました!
結局は、計も潮も違いに心情的に深く繋がりが深まった回。
でも、やっぱりもう少し木崎さんに大きく引っ掻き回して欲しかったかな。

木崎さんのターンを読んでみたいです。
もしかして、同人の方で書いていらっしゃるのかな?

1

関係がどんどん深まるのがシリーズものの良さ

Kindleで購入しました。挿絵あり。X-Rayあり。
Kindle fireで読むなら紙本よりも挿絵が美しいです。
「イエスかノーか半分か」続編でシリーズの二作目。

「イエスか〜」を読了後、速攻で購入しました。電子書籍万歳。ダウンロードの時間すら惜しかったので、これ以降、続きものは全部購入してから読むことを心に決めました。
今作も計メイン。苦しんで頑張って成長する姿が生き生きと書かれています。
計にとって潮がどんどん必要不可欠な存在になっていくのが堪らなく愛おしい。一冊では書ききれない、シリーズものだからこそどんどん深まる二人の関係性が堪らないです。それにしても、もうこの二人は他人が付け入る隙がないですねぇ。
随所にある絡みが甘いし必然で自然で最高に萌えました!

1

ちょっとだけネタバレがあります。

なんだかんだで信頼と愛で結ばれた潮と計に大事件!裏番組にニュースのライバルが現れたり、計に対抗心を燃やす木崎が現れたり。ちょっと計くん危うし!!というところなのに、潮はなんとライバル局の密着取材が入ったり(><)挙句に計に大変なことが降りかかります。とっても大変で大事件なのに潮はショックも受けて、悩みつつ、ちょっとデレたりします。何故でしょう?その上で、とっておきは計の壁ドン!!これを読まずして潮と計は語れません♡みんなで幸せになりましょう♫

2

飽きさせない展開。

シリーズ再読の2冊目。
主役2人(計の比重が多めですが)のキャラの面白さは1冊目で確立しているので、相変わらずのテンポのよい掛け合いや心の声が面白く、すいすい読みすすめることができます。

恋愛面だけではなく、お仕事の面でも壁にぶち当たって悩んで、でもちゃんとそれを解決して。

ストーリー的には衝撃の展開(それなりにベタ)もあったりするのですが、暗く切なくなりすぎないのがこのシリーズらしくていいですね。
壁ドンからのカツアゲ〜の展開は笑えるし、使い方うまいなーと思いました。

竜起や木崎、その他上司の面々など個性的なキャラクターが揃っていて読み応えのあるシリーズだよなぁ…と改めて思った再読でした。

1

『王子嫉妬を知る』の巻

口に出さない心の声とか都築の前での計の口癖『愚民』『凡人』が引き続き高い頻度で登場。
面白すぎる。
言いたい放題のセリフが面白くて、アナウンサーの美しい声と完璧なアクセントで聞いてみたい気がします。
正直な言葉を『心の地下室に幽閉』してイケメンアナの仮面を被る計がかわいくて面白い。

それでも時には、失敗のトラウマから喋れなくなった新人アナの教育的指導してしまう場面は厳しいけど優しい人となりを見ました。

ちょっと気に入らないと思っていた後輩の木崎への仕返しが面白かったです。
小汚い方の計の流れるような悪口雑言にスッキリ&大笑いしました。

2

潮が計のまんなかなのね。

BL的な萌えポイントとは違うけれど、私にとってこの作品がすごいなと感じるところは、アナウンサーの仕事やその取り巻く世界への見方が変わったという点。つまりはこの一冊にとてつもないリアリティがあるから。

本作は、前作から1年後。「計」は潮と相変わらず、だったはず。だけど「国江田さん」は裏番組に追い上げられて、焦りが「計」をイライラさせる。
好きでなくてもできる自分が実は抱えていた、劣等感と負け意識…
そんな時、スタジオより現場取材を優先して、と指示され、あっち行ったりこっち行ったりの不規則性に心身ともに疲弊する国江田。計のストレスも最高潮で、ついに潮ともギクシャクして。
や〜っとお休みが取れたら潮がいない。なんと裏番組の木崎了と他のスタッフと一緒に温泉旅行?
さて、計は潮を追っかけて温泉に行くのです。
そこで潮に弱音吐きまくって仲直りするのですが、その後現地で火事に遭遇して急遽中継したり、頭を打って部分的記憶喪失になったり、と目まぐるしく展開します。
私は記憶喪失ってイマイチ好きじゃないんですけど、国江田の中から潮の記憶だけが消えてしまいます。潮に対しても礼儀正しい「国江田さん」のままで、「計」がいなくなってしまった。
潮は国江田さんに『お前じゃない』って感じるんですね〜。これは前作の命題アゲイン?
イエスか、ノーか、半分か、2倍なのか……計か国江田か、どっちかなのか、どっちもなのか。
潮にとって、計無しの国江田は「お前」じゃない、でも計は国江田込みの存在だろうに。
これは人が他者をどう受け入れるかっていう問題。
相手の優しさが好き、相手の強さが好き、色々の「好き」があって、じゃあそうじゃない相手の部分はどうなんだっていう。
まあ、早めに記憶喪失は直り仕事での強気も戻ってめでたし、潮とのラブもめでたし、です。
「国江田さん」の時の潮への告白・誘惑シーンは良かった!です。

1

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