一ノ瀬ゆまさんのレビュー一覧

神様なんか信じない僕らのエデン 上 コミック

一ノ瀬ゆま 

本能で交わりたいという衝動と倫理として抗う二つの気持ちに揺さぶられ


このBLがやばい2022でもランクインされていて、今年沢山の人がこぞって絶賛していた作品オメガバースは自分はあんまり好みじゃないんだけど、これは好みかどうか、BLかどうかってより、上下巻にして物語の密度が本当圧巻だった!!人類史上はじめてのαとΩの2人が出会い発情し、求め合う。
お互い何が起きているのか、わからず混乱するけど、αの喬が後のオメガバース=第二の性について1つずつ紐解いていくのが…

7

gift (下) 薄紅めく空の、潤びる螺旋の、光る岸辺の、 コミック

一ノ瀬ゆま 

勁の成長

皆様のレビューを読んで、自分なんかが、なんて思ったのですが、作品のために少しでも貢献できるならと拙い思いですが、書いてみようと。

pixivでこの作品を見つけて、本になっているのがわかって歓喜。
速攻Kindleで購入しました。
3冊シリーズ全ての感想です。

作画も綺麗で、ハンサムで強い攻めの勁は好みのどストライクです。
御子柴も、しっかり自分を持った健気受け。
こちらも超好み…

4

神様なんか信じない僕らのエデン (下) コミック

一ノ瀬ゆま 

ヒートに全振りすぎて

 濡れ場の描写は本当に綺麗でした。肉体美を存分に感じられます。喬と西央の表情も魅力的で、特に瞳の描写は秀逸です。陽キャで人気者そうな西央が心許ない表情や控えめな表情を見せることも多く、そのギャップも素敵でした。

 ただ、これだけの短い期間、ほぼセックスをして過ごした関係性の2人。そこをきっかけにして、日常に戻ってから本格的に恋人として睦み合う日々まで描かれていればまた印象が違ったかもしれませ…

4

神様なんか信じない僕らのエデン 上 コミック

一ノ瀬ゆま 

西央の綺麗な瞳が印象的

 αやΩという言葉が全然出てこないと思ったら、人類で初めてオメガバース性が誕生した時の2人という設定だったんですね。あらすじや帯もあまり読み込まずに評価だけで買いがちなので、良い意味で予想外でした。1巻は西央の発情に喬がずっと付き合いつつ、互いの体の異常や変化について調べるという流れで、ほぼ濡れ場。喬はザ・優等生という感じですし、西央も別にビッチというわけではないので、共にセックスには大して慣れて…

2

神様なんか信じない僕らのエデン (下) コミック

一ノ瀬ゆま 

オメガバース設定の転がし

下巻の作画の方が好きです!2人の高校生らしい可愛さが増した気がする。あとがき見るに長く描いてたから絵柄の変化大きかったのね。

人類初のオメガ性αとΩとの触れ込みで、その前提で読み始めましたが、そこに一ノ瀬先生独自のエッセンスが加わっていて面白いです。αの支配欲求で話を転がしたのは成る程!と。上巻みたいにエロが殆どだったらこんなにハマってなかったと思う。人類初のαが聡明かつ純粋な青年で良かった…

2

神様なんか信じない僕らのエデン 上 コミック

一ノ瀬ゆま 

下巻も一緒に

話の内容はちょこちょこ耳に入ってきてました。一ノ瀬先生の作品は「gift」しか読んだことないけど、もっと哲学的で込み入った話になるのかと思いきや、上官は予想外にずっとエロ。ひたすらにエロ。場面は学校、喬くんの家、そしてほとんど体育倉庫でずっとエロ。下巻を読んだ後だと、下の密度のための序章なんだなと分かる。
西央くんはいわゆるクラスの一軍で、ただし鬱陶しい陽キャではなく優しい。セクシー担当が似合う…

1

Love gift コミック

一ノ瀬ゆま 

イチャ甘良かった

本編は少し複雑展開すぎてハマれなかったんですが、スッキリと2人の後日談がまとめられたこちらの作品はとても好きでした。
本編3巻と同時購入しておいて良かったです。

本作読んでようやく気付いた事もあって…。
勁の内面を表現するチビ勁達が本編下巻でいきなり中学生くらいに成長してたのって勁の内面や思考レベルが思春期まで成長したって事だったんですね。
あの場面あまり深く考えてなかったな、と思って…

0

gift (下) 薄紅めく空の、潤びる螺旋の、光る岸辺の、 コミック

一ノ瀬ゆま 

途中の展開からどんどん集中が逸れて…

うーん…作者さんの本当に描きたかった事ってなんなんだろう。
勁が人間らしい感情や感覚を取り戻して、愛情を与えられて、自分も与えながら生きていく…ってお話だと思うんですが、それなら中盤の宗教団体の話とか余分だったんじゃないのかと思えてしまいました。
勁と兄の問題なら宗教団体とか複雑にせず、もう少しシンプルな方が良かったと思いました。
それぞれの登場人物の背景もモリモリ過ぎて、いっぱいいっぱいに…

3

gift (中) 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、 コミック

一ノ瀬ゆま 

ええっ⁉︎と驚く展開だった

1巻読了時点で私が考えていた不穏な展開…ゲイバレとか、それに伴う宥と彗の関係が崩れるとか、御子柴ジムの危機とかを心配してたんですが、そんな生易しい展開じゃなかった。
元はと言えば、ジムの友也にゲイバレしたのがきっかけで勁が寮を出て行ったのが発端でしたが、その上予想外の斜め上展開が待っていたのでした…。

この展開が唐突で複雑なので、2回読んで理解できたかなという感じです。
一気に登場人物も…

1

gift (上) 白い獣の、聞こえぬ声の、見えない温度の、 コミック

一ノ瀬ゆま 

神作の予感しかない…だけど

評価が非常に高い作品で、とても気にはなっていたんですが作画に少々苦手意識があって手を出せずにいた本作。
でも1巻読み終わる頃にはそんな事全く気にならなくなっていました。
むしろさっさと読むべきだったよね、自分。

勁の心の内面を表現する幼少期の勁や、ゲーム感覚で感情もなく生きて来た様の描写がとても個性的で面白いと思いました。
愛を知らずに、異常な環境の中で育ってきた勁の思考回路の表現方法…

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