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80/98(合計:971件)
樋口美沙緒
拓海
ネタバレ
何度も読み返していた同人誌です。そして、毎回泣いていました。 翼と澄也の愛情が、たっぷりつまった1冊です。 婚約して結婚して、そして子供ができて…という普通の日常の中で積み重ねた絆が、いろいろな場面で書かれています。 そんな中でも、一番気に入っているのは、「足音は、まだ少し先」のお話です。 息子の翔がお友達が持っている玩具を欲しがります。でも、クリスマスでも誕生日でもないので、翼は…
樋口美沙緒 街子マドカ
うずしお
元々ちるちるで初めて見つけて手に取った作品なのですが、虫と融合した人間の世界という設定に興味がわきました。レビューも評価も高いですが設定が設定なだけに自分に合うかな?と思っていたところ見事ドンピシャで面白かったです。 特に澄也の初登場場面の存在感が凄くて、ハイクラスの中でもトップに君臨しているという感じがしました。虫設定ならではの個種ごとの特性、毒だったりが楽しめて本当に凄い作品だなと思います。…
さきいか
シリーズはこの作品が初読みです。でもきちんと世界観に入れたので、単品でも大丈夫だと思います。 健気受、六青みつみさんの作品とか好きな人ならハマると思いますよ。 話は王道なんですけど、設定が新しいのと流れがうまいので飽きずに読めます。 追い詰められる受けに感情移入しまくって胸が締め付けられる思いでした。 読む前は正直、虫の擬人化って…と思っていた自分を叱りたいです。身分の差に毒、媚薬、共生の…
樋口美沙緒 高星麻子
JGbee
千年以上生きてるわりに精神年齢が二十歳の若者と同レベルな狗神様を愛でるシリーズ第二弾! 前巻に比べて笑い所が少なかったので萌え評価にしました。 波乱の嫁入りから半年(人間界の4年)、狗神と比呂は毎日えっちを欠かさないラブラブ夫婦になっていた。幸せな日々の中、狗神の過保護ぶりに不安を覚える比呂は、狗神の支えとなる家族を増やすため、狗神の元眷属を捜し始める。手始めに八百万の神々が集う宴に参…
薄雲
擬人化昆虫シリーズ第3弾です。 今回は1作目でものっそ嫌な男だったタランチュラと、家畜化された唯一の虫であるカイコガのお話です。 自分一人では生きることも出来ないくらい身体の弱い郁は、口をきくことが出来ず、すぐに熱を出すし転けただけでも歩けなくなってしまうこともあるくらい、とにかく弱い種です。 そんな子をうっかり好きになってしまう攻、という構図。 一途にずっと陶也のことを大好きだった郁…
私いつも思うんですよ、BLの攻に。 とりあえずお前、人の話をまずちゃんと聞けって。 今回もご多分に漏れず、そんな人の話をまったく聞かない攻と、分かって貰えないけど健気なの、な受の王道少女漫画的展開一直線の擬人化昆虫シリーズ続編です。 前回カップルの澄也なんかも脇で登場しててニヤニヤ。 王道って一歩間違ったら安っぽくなってしまうのに、しっかり肉付けされてるとこんなに安心して楽しく読めるの…
樋口美沙緒 穂波ゆきね
どうしよう、全然萌えない。 デビュー作からずっと購入してる作家さんですが、ここ最近の3冊とも全部苦手路線で、えいやっと思い切って手を出したらやはりのドボン。 どれをとっても、ネガループ。 そのくせ鈍感で変な勘違いとかして、ずれた方へ誤解する。 このすれ違い方が、白々しいというか鼻についてダメでした。 養い親の人格が飛んでて感情移入出来なかったり、なんでそこでそうなるかなぁ、といちいち…
樋口美沙緒 高久尚子
記憶喪失ものは大好物なので、期待大で読み始めました。 でも、なんかこれデジャブ……。 「愛はね、」「ぼうやもっと~」に感じたあのモヤモヤが再来です。 今回は攻のエンドレスループじゃなくて、受のエンドレスループでした。 案の定、受のネガっぷりにイラっとして、なんともいえない気分に。 そこにそんなにページ割かなくて良いから、ラブにもっと力入れて欲しかったです。 微妙なサスペンス風味…
樋口美沙緒 小椋ムク
前作で腹括った望。 だったら今作は俊一が潔く好きだと認める番だな、うん、と思って読み始めたら……。 俊一、こら。 半分以上過ぎたあたりで、思わず閉口。 ページの無駄遣いじゃないのかって勢いで、俊一の往生際が悪いです。 同じ所をぐるぐるぐぐるぐると。 友達の恋愛相談なんかで、同じ話エンドレスで聞かされるのと同じレベルのストレスでした。 結論出てるんでしょ、だったら動けー! と…
なんだろう、あまり感情移入できなかったです。 受にも攻にも、自分に共通する部分が皆無だったせいかも。 私は受の不幸は蜜の味だと思ってるところありますが、それって攻を一途に思ってて、攻をはじめ周囲の環境や人間が酷い目あわせたりってことなんですが、望の「攻に対する一途な想い」は、私の中でちょっと違うなという所があって、もやっとしたものが最後まで残ってしまいました。 望が全てを許してしまうから…