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やー…!ムシシリーズ、どのシリーズもそれぞれの面白さと切なさと萌えがあって本当に大好きなんですが、こちらのカプの攻め受け、特に受けの歩が好きすぎて可愛すぎて萌えすぎて身悶えました。(自分の中ではマヤマヤと同率!)
シリーズで一番夢中になって読んだし、きゅんと萌えた一冊だったなあ…記憶を消してもう一度読み返したい。
あらすじを読んで、「寝取り寝取られ」という言葉が怖くてなんとなくシリーズの中でも最後の方に手を出したこちら。
いや、恐れずにもっと早く読んでおけばよかったー…!
シリーズを読んでいて初めて、声を出して笑った作品だった気がします。
序盤、食堂でスオウが絡まれ、歩がとりなそうとするシーン。
「ちょっと待って…悪気があるわけじゃないから」とちゃんと声を出しているのに、地の文の「口を出したが、存在感が薄いので無視された。」のところで思わずブッと吹いてました。
この歩の起源種であるナナフシって、一体どんな虫だったっけ…?と思いググってみて、「あー!この木の枝みたいなやつ、ナナフシっていうんだ!」となぜか興奮。
本当に擬態して隠れるのが上手すぎて、つい色んな写真とページを見てしまい、ちょっとだけ詳しくなった気分に笑。
ついでにオオムラサキも調べ、羽の中の鮮やかな紫色にうっとり。
地味で目立たず誰からも気付かれないような歩が、外来種の血を引いているせいで大和と体を重ねる時に乱れてしまい、3日経つごとに発情してしまう…なんて性質にも、もう樋口先生天才だよね、と思わずにはいられません。ギャップ萌え。。
調べてみたら、本当にアニソモルファって一生交尾してるんですね。。オスが死んだ後もメスが胴体に死んだオスをぶら下げて歩いてる、なんて情報が出てきて、もうびっくり。生命の不思議を感じずにはいられない…面白いなあ。
攻めの大和が、不器用なところも見せながらも優しく歩のことを丁寧に扱い、本能に抗おうと懸命に頑張っている姿も好感しか持てなかった。爽やかな風を感じる男前高校生攻め、最高だー…✨
シリーズの中で鬼畜さ傲慢さのない攻めってあんまり見たことない気がするので、ちょっと異色の攻めだなと感じました。
ゴケグモ種のスオウとチグサとのやりとりなど、コミカルなシーンを挟みつつも。
終始一貫、「本能に導かれて抱いてしまう、それは果たして愛と言えるのか?」、「本能=心なのか?」というテーマについて書かれていた本作。
「いくら発情してたって、ゴリラとはやりたくねーだろ」という大和の極端でストレート(?)すぎる例えには思わずちょっと笑ってしまったけれど、でも、そういうことだよね、と納得です。
いくら本能といえど、好きでもない相手に抱かれたいとは思わないし、行為があるからこそ「抱きたい」と思う。
綺麗事かもしれないけれど、そう信じたいな、そう思っていたいなと大和のセリフを噛み締めました。
本能は、愛だよーーー!!!
終盤、隠し持っていた日記を大和に盗み見されちゃうシーンが甘酸っぱい青春すぎてキュンが止まりませんでした。大好きすぎる、このカプ。
番外編集にその後プロテニス選手になった大和と歩のお話が載っているようなので、今から読むのが楽しみでなりません。歩は書道の先生になっているのかな?ワクワクです・:*+.
虫嫌いだからあんまり検索はしないんだけどこれは思わず調べてしまった。ナナフシ、見たことはある…ぐらいかなぁ。見えないってことはない。歩と大和、高校生らしいカップルで微笑ましさもあり…。毎度のことだけど攻めの発言に傷ついて真意を読みとれず身を引こうとする受けのシーンが好きなのでまたギュンギュンした。スオウ、チグサとの友情も泣けた
初めてレビューを書いてみます。
このシリーズは「愛の裁きを受けろ!」が1番好きなのですが、今作もかなーーーり好きになりました!
たぶん2番目か同等くらいには好きかも。
なんといっても歩のナナフシとしての特性が可愛くて可愛くて……。
存在感0、基本的に見えないし覚えられない、気づかれないって可哀想ではあるけど私に刺さりました。
たしかにナナフシって見えないよね。でも探そうとしてジーッと観察してると見つけられる。そう思うと大和が必死に探そうと目を凝らしてるのが頭に浮かんで微笑ましいです。
志波とのイザコザのときに気配消して移動したときの描写もすごく好きでした!
そして攻めの大和はいろんな方が言っていますがシリーズの中で1番の好青年なんじゃ??
オオムラサキとしての習性がアレなだけで真面目な男の子で好感。メールもらったら頑張れちゃうのも男の子~って感じですごくよかったです。
樋口先生はいっかんして「愛とは何か」を書き続けてるなぁと思います。
愛の本質的なものなんて高校生の子どもには難しいでしょう。そう思うと、ああもう早くちゃんと伝えてくっつけよ!ってモダモダさせられましたが、一生懸命考えて、グルグルしてる男の子たちはとても可愛くてキラキラしていて良かったです。
好きな1冊。
ぶっきらぼう攻め×普段は地味だけどエッチの時は!?な受け。
ムシシリーズはどの作品もキャラクターの個性が強くて面白いです。
今作の主人公の2人は一見すると恋愛にオクテそうなのですが、2人ともムシの特性でエッチシーンはエッロエロで凄く萌えました。
結構序盤に体だけの関係になってしまいますが、ラッブラブ甘々な2人で凄く良かったのですが、すれ違いの理由や終盤距離をとってしまうまでの過程にちょっとヤキモキしましたが、安心して読める作品だったと思います。
今まで読んできた小説のなかで、ベスト10に入る一冊。
ただこのイラストレーターの絵が苦手で……。骨格とかが違和感ありまくりなんですよね。
大和が歩の陰部を見た時に、どっちの穴に入れればいいんだ? って言ってたけど、結局どっちに入れてるんだろうか。
後孔って書いてるけどケツの穴なのか女性器なのか気になる。濡れるってことは女性器ですよね。後孔……うーんどっちなんだ。ふたつあるならケツじゃなくて前の方に入れるのが普通の流れだけど。
って思って読み進めていたら、ずっとケツの穴に入れてました。
異形再生に失敗したというのは、女性器を作ろうとしたけど失敗、完成しなかった。ということらしい。
濡れはするけど、深さはない。
ちなみにムシシリーズは、序盤の二冊を読んで以降は追ってませんでした。設定もなにも忘れてたけど、読んでいくうちに思い出した。
オメガバースやdsユニバースの序盤と違って、そこまで詳しく生態について説明しませんが、歴戦のBL好きなら雰囲気でなんとなく察せるでしょう。
志波が、面倒見の良いお姉さん♂って感じがしてめちゃくちゃすこです。
個人的な話ですけど、受けのカントボーイ好きなので(今回の設定とは違うけど)結ばれてからの、セックスの前戯に萌えました。
タイトル回収というか、は〜、だから『愛の本能に従え!』かぁ〜! ってなった瞬間が気持ちいい。