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表題作愛の在り処に誓え!

シモン・ケルドア,31歳,ケルドア公国大公
並木葵,23歳,ナミアゲハの性モザイク

その他の収録作品

  • あとがき
  • おまけ(あとがき内SS)愛の在り処は今もまだ

あらすじ

たった一人で国と共に滅ぶ道を選んだ大公・シモン。
葵にも息子の空にも国や種を背負う苦しみを味わわせたくないがゆえのその選択が、シモンなりの愛だと知った葵は、彼を一人にしないために空と一緒にケルドア公国へ向かった。

ところが、シモンの種を受け継いだ空は祝福されるも、ナミアゲハの葵は冷遇され、城の使用人から粗雑に扱われてしまう。
それを知ったシモンは、彼らを次々と解雇しはじめる。

愛しているとは口にしない一方で、過剰なまでに葵を守ろうとするシモンの苛烈さに、葵の胸は疼き……。

淋しさと孤独を凌駕する、美しい幸福がここにある。
「愛の在り処をさがせ! 」に続編登場!

作品情報

作品名
愛の在り処に誓え!
著者
樋口美沙緒 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
ISBN
9784592877455
4.5

(173)

(123)

萌々

(33)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
15
得点
778
評価数
173
平均
4.5 / 5
神率
71.1%

レビュー投稿数15

やっとやっと聞けた一言

やー…!!待ってました、シモンの「愛してる」。
これを聞くまでが…長かった。。

前作の「愛の在り処をさがせ!」の続編であるこちら。
甘さで言えば確実にこちら(の後半)が勝っているのですが、なんでだろう、ドキドキハラハラ感の違いかな…?自分はどちらかというと前作の方が好みで、この二人、一体どうなっていくんだろう…!?という先の読めない展開にグッときていた気がします。

なんせ、シモンの「愛してる」が聞けるまでの葛藤が…!長くて…!!健気な葵が本当に可哀想になってしまい、焦ったさに焦れてるうちに一回ぶくぶく沈んで行ったような気がします笑

シモンにはシモンなりの大公としての責務や論理があるし、恐ろしい母親のトラウマが付き纏っているから、仕方がないことではある、というのは分かってる。分かってるけども!長かったよーーー!!!「愛してる」までが!

自分を妊娠させ、国民に大公妃・葵を認めさせるために抱いているのだ、と葵が誤解するのも納得の言葉足らずさが、(かなり×100)もどかしくも。
そのもどかしさがあったからこその、誤解が解けた後の溺愛執着への萌えがあったのだという気も。

「愛の嘘を暴け!」から入ったこちらのシリーズ、大きくなったテオしかよく知らなかったのですが。
今回こちらと前巻を読んだことで、テオの成長やフリッツの手助けなど、いろんな部分がピン!と繋がった感じがしました。大・満・足!!テオがいい仕事しすぎてて泣けた( ; ; )「愛の嘘を暴け!」も読み返さないとですね。

シリーズ他作品はまだ何作か読めていないので、引き続きちょこちょこ追っかけで読んでいこうと思います(読み終えたくないー!)。

0

No Title

あのシモンが!後半は甘くなった(シモンメーターでだけど)愛を知らなかったシモンの心を葵が芽生えさせたんだよなぁ。愛の言葉を言うのにどれだけかかったか…ヤキモキした…。葵の健気なことよ…国に馴染むように自ら対話しに行く姿勢が良かった…。子供達が産まれて先はあまり長くないのかなって表現もあったけど長生きして欲しい。

0

個人的にはちょっとご都合主義過ぎるかなと思いました。

「愛の在り処をさがせ!」からの続き作品なので、必ず前作から読むことがおすすめです。
前作「愛の在り処をさがせ!」は本当に神作品だったのですが、今作は少しご都合主義過ぎる展開が多くてちょっとそこだけ気になってしまいました。
前作では山あり谷ありでやっと家族3人で暮らせるようになったと思ったのですが、今作でも次から次へと問題が起きてハラハラしながら読みました。
最終的にはハピエンで凄く良かったですし読後感はすごく良かったです。

0

前半は苦しい苦しい…後半やっぱBLって最高~!!


離ればなれだった二人がシモンの元へ行き、めでだしめでたし…かと思いきや!!
まだまだ両手を広げて喜べない状況が続きます…。

前半は本当にお互いの主張がすれ違い、もどかしい~~ッ!
こんなに辛いことあるのか!?というくらい、葵が可哀想で健気。

シモンは愛情が分かり易くなったものの、息子は歓迎されるのに葵へは相変わらず意地悪や無視されるのが気に喰わない様子。
対する葵は、それでもいいと我慢し続けます。

2巻目で薄々気づいたのですが、もしかしてどちらも頑固…?
でも、その代わり周りの人が大人です。
おそらく、この人たちがいるからどうにかやっていけている。

側に居られればそれでいいと思ったけれど、やっぱり愛されたい葵がずっとグルグルしています。
まぁ~~精神年齢7歳のシモンはなかなか手強い…。

「葵には性欲を感じない、できない」と断言した瞬間は、こちらも泣いてしまいそうでした。

しか~~し!!
後半、葵がまた命の危機にさらされてからのシモンの感情が爆発。
執着好きの私、大歓喜!!

これだけで私、ここまで耐えてきて良かったと思いました。
本当に樋口美沙緒先生は落として上げるのが天才です。
一種の麻薬効果もあるのかと思うほど、報われます。

とはいえ、ムシシリーズの中で一番もどかしいカプでした。
やっぱり記憶を消してもう一度苦しんで読みたい。

0

7歳児

上巻の感想で結構好きじゃないところを書いてしまったけど、作品としては面白くてしっかり楽しんでます!
特に続刊にあたるこちらはシモン視点がたっぷりで、攻め視点好きには大満足。

モヤっとしたところはこちらにも勿論あるにはある。葵がまた子供の前で手を挙げてるな…とか(前巻の、テオの前でアリエナ、空の前でシモンに引き続き)。
あとお互いを"お前"と呼び続けるところとか。英語ならyouだから関係ないのかもしれない。

それはそれとして、国を背負う立派な男のシモンと、こと恋愛に関しては7歳児のシモンが共存しているところがたまらない。7歳を乗り越えたら性に目覚めた中高生になってしまったわけだけど笑
愛しさが天元突破して、葵をなかば襲ってしまうシモンの想いが過激でよかった。唐突なようで、むしろここでこう以外しようがないというか。
こんなに愛の深い人になれるとは、フリッツも城で働いていた皆も衝撃だろうな。そう思うと使用人達はもっとそれを受け入れてもいいように思えるけど、フリッツ自身がその自分を受け入れるのに相当な時間を要したのだから周りもしかり。

変わっていくことを受け入れて、変わっていく自分と環境に合わせて努力する2人が好きになる、ムシシリーズの中でも特に気に入りの作品でした。

萌2〜神

0

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