愛の在り処に誓え!

ai no arika ni chikae

愛の在り処に誓え!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神57
  • 萌×210
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

4

レビュー数
8
得点
338
評価数
76
平均
4.5 / 5
神率
75%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥720(税抜)  ¥778(税込)
ISBN
9784592877455

あらすじ

たった一人で国と共に滅ぶ道を選んだ大公・シモン。
葵にも息子の空にも国や種を背負う苦しみを味わわせたくないがゆえのその選択が、シモンなりの愛だと知った葵は、彼を一人にしないために空と一緒にケルドア公国へ向かった。

ところが、シモンの種を受け継いだ空は祝福されるも、ナミアゲハの葵は冷遇され、城の使用人から粗雑に扱われてしまう。
それを知ったシモンは、彼らを次々と解雇しはじめる。

愛しているとは口にしない一方で、過剰なまでに葵を守ろうとするシモンの苛烈さに、葵の胸は疼き……。

淋しさと孤独を凌駕する、美しい幸福がここにある。
「愛の在り処をさがせ! 」に続編登場!

表題作愛の在り処に誓え!

シモン・ケルドア,ケルドア公国大公,31才
並木葵,ナミアゲハの性モザイク,23才

その他の収録作品

  • あとがき
  • おまけ(あとがき内SS)愛の在り処は今もまだ

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レビュー投稿数8

長い愛の軌跡

前作が「こっからが読みたいんじゃー!」となる所で終わってたので、続編楽しみにしてました。

シモンが葵を受け入れてラブラブな感じからかと思いきや、何だか逆行してる?てな展開。
葵に対して欲情しないなんて…葵の気持ちを考えると可哀想すぎです。
シモンにとっての「愛」のトラウマは本当に根強くて、そんなふうになったシモンも可哀想ではあるんですがね。

葵の暗殺未遂事件をきっかけに、シモンの気持ちの変化をもたらしての葵への欲情!
ここまで来るのに本の2/3です…長かった…。
箍が外れたシモンはやりすぎ(笑)ですが、そんなシモンが見たかったのです!

前作といい今作といい、葵はよく頑張りました…。
シモンが過去を受け入れそして愛とは何かを知ったのも、葵の愛あってこそ。
2作続けてじれったい気持ちを味わった分、読後は何だか清々しかったです。

次作はマヤマヤか?との事。
受け?まさか攻め?どっちにしろ、今から楽しみです。


1

終わりよければ

前回のでハッピーエンドしてなかったのね。。
というわけでシモン✕葵編再びでございます。

シモンを支えるべく、シモンの元にやってきた葵。
しかし、歓迎されているのは明らかに息子のみ。
それに怒りを覚えるシモンは・・・・!?

前作でのシモンが嘘のように葵を大事にしようと奮闘するシモンが見どころです。
少々やり過ぎなところはありますが、不器用ながらと思うとちょっとキュンとする。
そんな中でも、渦中の葵は~というのがお話。
いじめ問題、シモンの暴挙問題。もろもろありますが、
個人的に一番旨が熱かったのはお母さんとのエピソードかな。

自分はいらない子。
子供が嫌いな母親は。
そんなふうにずっと思っていた葵。
でも久しぶりに再開した母を見て、本当はな現実。
これからベッタリってことはまずないでしょうが、
お母さんも葵を大事にしてて、かわいいと思っていたのであろう
エピソードに泣いた。良かった(´Д⊂グスン

そしてもう一つ。
攻に性欲がないってどーゆーことよ!!
言ったそばからの後半。
無駄に絶倫に変貌したシモンには笑わせていただきました。
もう少しじちょうせぇと。
子供産ませすぎw
ま、幸せそうで何よりではございますが。
末永く。愛深く。

5

最後に愛は勝つ

『さがせ!~』のあとがきではマヤの話を書けそうというようなことが書かれていましたが、これはまた次回のお楽しみということで、シリーズ7作目は以外にも前作の続編でした。

前作はページ数が多い長篇でしたが、本当の意味での恋はまだこれからというところだったので、恋も愛も知らないまま育った大公さまが葵のおかげで愛を知っていくのかな、そして愛したい愛されたいと思う寂しがりな葵の切ない片思いがこれで両思ってことなのかなと想像し希望が見えたところで終わってしまったのが残念に思っていました。
なので、その続きの話を書いてくださって樋口先生感謝です。

息子と共にケルドアにやって来た葵。
シモンと一緒に親子仲良く幸せに暮らしましたとは簡単にならないんですね。

ケルドア公国は異国人&異種を受け入れることはなく葵の苦労の始まりです。
蔑みや侮蔑だけではなく命まで危険に晒されたとき、愛すればこそとはいえ葵を守るために隣国に出そうとした時はほんともうこのバカと叱りたくなりました。

こんな敵だらけの中でいつか受け入れられる日が想像できませんでした。
けど、全ては愛です。
愛が何もかも解決です。

葵の母親への複雑な思いが少し解消されてよかったです。
大事にされていないと思っていたけれど、少なからず親としての情や想いはあったのだと理解できました。
葵も親になって自分が得られなかった愛情に対するトラウマみたいなものが解消できたと思う。
忙しい合間を縫って会いに来て葵の衣装を作ってくれたのがどんなにうれしい事かと感動しました。

シモンは立派な大公様ですが情緒面では息子の空以下かもしれません。
葵の子育ての中にシモンも含まれそうです。
まともに育つ方が不思議と思われる環境の中で葵との出会いは僥倖でした。
お互いが相手なしに今の穏やかな幸せは望めませんでしたから。
運命の相手なんだなと思います。

2

安定

同作者のパブリックスクールが壮大すぎて、ムシシリーズがほんの少しだけライトに感じる。しかし安定して面白い。心理描写が丁寧。

1

シモンと葵の愛の行方

ムシシリーズ7作目。前作「愛の在り処をさがせ!」の続編です。
カップリングは、シモンx葵。
前作にて、空を連れてたった2人でケルドアに来た葵。
城内でも国民からも身分の低い外国人ということで嫌われ、無視されている葵。自分は隠れて我慢していればいい…そんな態度を取っているけど、シモンは葵が蔑ろにされているのが我慢ならない。
それは十分に「愛」だと読者的には思うけど、異常な母親アリエナの妄執と自分を重ねてしまうシモンは葵への感情を押し殺してしまうし、葵は葵で自分が空を産んだから規則で結婚しようとしているのかも、なんて考え始めるし。すれ違う思惑がもどかしい。
葵の「愛」は理解しやすい。母性愛もシモンを慕う愛も謂わば伝統的で教科書的である。
一方シモンは母から向けられる激情を恐れたまま時間が止まっている存在で、その愛は形を成してもいない。
その意味で、前作と本作のタイトルがきっちりと意味を持ってくる。
愛の在り処をさがす。葵の中に。自分の中に。
愛の在り処に誓う。2人で、2人の愛のカタチ、愛の居場所を作っていくのだと。
「あとがき」後のエピソードにて、子供も増え幸せな家族になった一家の姿が描かれます。そして少しの哀しみも。現実の時間軸で永遠ではないからこそ、幸せな時間はケルドアの美しい海辺の別荘で、シモンが泳ぐ沖で、葵が手を振る砂浜で、夢の中で、永遠になり得る…

7

おもしろかったです

 評判がよくて、期待しすぎていた気がします。個人的には、期待以上ではありませんでしたが、おもしろかったです。
 切ないシーンがたくさんあり、続きがどんどん気になり一気に読んでしまいました。ただ何だかんだ主人公は、周りから愛されているなと感じました。
 片思いの痛みというより、周りから嫌われている痛み、独占欲を抑えようとする気持ち、価値観の違いから起こるもどかしさなどがたくさんあって、普段読んでいるblとは、違うおもしろさがありました。

2

もやもや…です

虫嫌いの私でも「ムシシリーズ」を読んで少し虫にも興味をもつようになったくらいに大好きなシリーズなのですが、この作品はちょっと〈もやもや〉が残りました。
なのでこの作品が大好きという方は読後感のよくないレビューになると思いますので、ごめんなさい、スルーしてください。

前作『愛の在り処をさがせ!』では子作りの目的での体の関係はあったものの気持ち的にはまだ気づいた程度で終わっていたので、これからしっかり愛を育むんだろうな~とか、想いが重なった後の行為はどうなっちゃうのかなぁ~?とか、わくわくして読み始めたのですが、進展どころか、あれあれスタートライン⁉に逆戻りさせられた感じでした。

確かに5年という歳月を経て新たに構築していかなくてはいけない部分も多くあるとは思うのですが、なにせシモンの精神年齢が…幼さすぎる…
家族を省みない父、精神に異常をきたしている母、十分な愛情を得ることもなく、一方で次期大公国としての重責と、それに伴う子作りに励まされる生活で苦しみ、傷ついてきたので、愛とか情とか心の襞が感じられないのは仕方ないとしても、子作り以外のセックスをする意味が分からないという展開にはちょっとびっくり。9ヵ月も一緒のベットに寝ていて相手が全く欲情しないっていうのはあまりにも葵が不憫で可哀想でした。

だからこそ、トラウマに苦しみもがくシモンに優しく寄り添い、不満を口にすることなく、愛情深く葵が接することで、抱えてきた深い闇を脱却し二人が身も心も深く結ばれたシーンはかなり萌えたのですが、このシーン以外では私はあんまりテンション上がりませんでした。

どんなに虐げられ、陰口をたたかれ、暗殺未遂まで起こされても、全く非の打ちどころがない聖母のような葵の言動に、いくら「昼は清楚で夜は淫ら」と言われても、なんかピンとこないというか萌えないというか…

むしろそんな葵が、恥ずかしがりながらエロエロのおねだりしちゃったり、激しい艶態をシモンの前だけでは見せてしまうっという展開だったらギャップ萌えでかなり盛り上がったと思うのですが…箍が外れたシモン主導でただやりまくってるだけってところが今一つドキドキできずにもやもやが残ってしまった原因だと思います。
ただ単に恋人に母性愛を求めるタイプの攻めが私の地雷ということもありますが。
それにも増して葵の「いい子」発言は地雷どころじゃない破壊力でしたが。
話自体は面白かっただけにう〰んちょっと残念でした。


次は女性的な容姿とは裏腹に正義感が強く、熱血漢で、腕っぷしの強い大っ好きな真耶先輩の話がやっと読めそうなので今から楽しみです!
中身は漢の真耶先輩が年下の手のかかるやんちゃな問題児の攻めに身も心もメロメロにされたり…しないかぁ〰(笑)

7

シリーズ最高傑作だと思います‼

ムシシリーズの大ファンなのですが、前作の「愛の在り処をさがせ!」では、正直そこまで萌えませんでした。ここで終わり!?という不完全燃焼感がすごかったのです。ちゃんと完結はしていたのですが、いつものムシシリーズの良さが感じられなかったのです。

しかし、この作品を読んで、やっと納得です。続編ですが、この2冊で一つの作品として完結していると言っていいと思います。もう、涙あり、感動あり、萌が大量にありで、一気に読ませてくれます。前作が辛い展開に耐える試練の巻だとすると、今作は萌えに萌えさせてくれるご褒美の巻だと言えると思います。前作は辛かったという方、安心して読んで下さい!

と言っても、今作でも葵は相変わらず酷い目に遭います。大公妃として認められず、精神的にも肉体的にも傷つけられています。また、頼りになるべきシモンが、相変わらず「愛する心」が未熟なまま。そのせいで二人は上手く噛み合わず、すれ違います。シモンの幼少期を思えば仕方ない部分もあるのかもしれませんが、あまりのダメダメっぷりにちょっと苛立ったりもします。

しかし、ここからが神です。葵が危機に陥り、葵を失うかもとなった途端に、シモンが一気に独占欲と執着を見せてくれます!
このシリーズの醍醐味は、最初は冷たく傲慢で受けを酷い目に合わせる攻めが、受けに本気で惚れてしまい、デレて情けない姿を見せてくれる所にあると思うのです。それがここでも遺憾なく発揮されます。もう、前作とは別人かと言うくらい、デレてます!怒濤のイチャイチャを見せてくれます。エッチも、これでもかと甘いです。これが読みたかったのです!! 先生、ありがとうございます!!! 前作でへこたれず、読んで良かったです。

あとがき後におまけがありますが、こちらもとても素敵でした。すごく甘くて幸せで、ちょっとホロリとさせてくれます。
とても心を動かされて、勢いで初レビューして見ました。失礼な部分があったらすみません。お付き合い下さり、ありがとうございましたm(_ _)m

22

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