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表題作愛の巣へ落ちろ! 2

七雲澄也,星北学園高等部3年生,ハイクラス種レッドニータランチュラ
青木翼,星北学園高等部1年生,ロウクラス種シジミチョウ

その他の収録作品

  • 澄也先輩とお勉強

あらすじ

ロウクラス種シジミチョウ科出身の翼は、ハイクラス種名家の御曹司で、タランチュラ出身の七雲澄也に憧れハイクラスばかりが集うエリート校・星北学園に入学する。
そこであっという間に澄也に手を出された翼は、ロウクラスがゆえに様々な困難に陥ってしまう。
自分で選んで学園に来たけれど、傷つくことの苦しさに初めて直面した翼の心は弱り切っていた。
そして追い打ちをかけるように、翼の身に危険が―――。
タランチュラ×シジミチョウの階級差が切ない、学園カーストファンタジー!

作品情報

作品名
愛の巣へ落ちろ! 2
著者
南十字明日菜 
原作
樋口美沙緒 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
電子発売日
ISBN
9784592721031
4.2

(41)

(20)

萌々

(12)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
173
評価数
41
平均
4.2 / 5
神率
48.8%

レビュー投稿数3

翼くんの受難は、まだまだ続く

原作既読。
勢いのある1巻の表紙とは打って変わって2人ともしょんぼりした顔で座ってる。
澄也の上着を着た翼が澄也の手の上に重ねてる。小指が赤い糸で結ばれてる。
意味深。。。
まだ、この巻では幸せになるとこまでいかんって事だな。
よし、今回も漫画になるとどんな発見があるのか見てみよう。

セックスをした事で澄也のフェロモン香がべったり付いた翼に香りが性行為でうつるって事を教えてあげてる央太。翼も普段すごくいい香りがしてるってきゃーって顔赤らめながら言ってる。央太に狙われる翼も有り得たのかも。それだと、百合百合しい2人だったなー。

小さくてお目々くりっくりでかわゆい翼くん。今回は怒って泣いて戸惑って、グズグズになってと、いろんな表情が見られた。
特に、飴宮達に捕まって蝶の羽根を広げて逃げるシーンどんなだろって思ってたんですが、シャツの背中をめくって羽根広げてましたね。カマキリ先輩は手がカマキリの手になってる。

今回も翼の乳首のぷっくり感にドキッとしてしまった。下半身の描写はマイルドなんだけど、乳首と性的なシーンの構図がとてもいい。お風呂での立ちバック、翼のモノローグ内でのキスしながらの正常位、最高でした。
澄也の入浴シーンの脱衣するところセクシー。
翼だけでなく、私もドッキリしました。

澄也自身はまだ無自覚だけど、翼に執着してて勉強教えてやるって口実で、2日に一度最後まで抱いて、キスは日課ってだいぶ夢中じゃねーか!
言うことは素っ気ないけど、態度は丸わかり。

ここで、イトコの陶也登場。うわぁ、めちゃイケメン。澄也と陶也距離近っ!メッチャくっつくやん。
この2人の絡みは絡みで眼福。
今後、陶也メッチャやなやつなんだけどねー。

BL漫画って単行本になるまで時間掛かりますよね。
この調子で進むと全4巻かな?と想像してますが、そうなると2年待たねばならんのかと思ってしまう。
早く、澄也と翼がラブラブになってほし〜。

5

不本意な始まりが変える未来

今回はハイクラスのメキシカンレドニー・タランチュラと
ロウクラスで性モザイクのシジミチョウのお話です。

攻様と関係した事で微妙な立場になる受様の学園生活と
学園の寮での一コマを収録。

攻様はタランチュラを起源種にもち
そのフェロモンで多くの者を惹き寄せます。

そのため攻様は
部屋に巣を張り情事の相手を絞っていたりのですが
受様はうっかり攻様の巣に迷い込んでしまい
あっという間に食べられしまいます。

種によるフェロモンは様々ですが
セックスすると互いに相手に匂いを纏う事になり
受様が攻様の匂いがべったり移され

受様がロウクラスである事から
攻様の部屋に押し入って匂いつわつけてもらった
という不本意な噂まで出回っていました。

体質故に中学もまともに行けなかった受様は
普通の高校生として学校生活を送る事に憧れ
部活に入ってみたいと思っていましたが

ロウクラスである事と噂によって
どこの部でも見学すらさせてくれません。

受様は
攻様に抱かれた事を後悔していませんでしたが
ハイクラス種の多いこの学園に
自分の居場所を見つけることができません。

しかも攻様はカブトムシの先輩と話をしていただけで
「勝手に他の男に食わせるな」と言って手を出してきて
攻様が抱いているハイクラスの生徒と
ロウクラスの自分との違いに益々傷ついてしまいます。

その上、攻様に好意を寄せるベッコウチの生徒に
輪姦目的で拉致されてしまうのです!!

果たして受様は彼らから逃げられるのか!?

樋口美沙緒さんの同名小説 「愛の巣へ落ちろ!」の
コミカライズ2巻目は
受様が攻様に憧れて入った学園で
攻様と関わる事で様々な苦境に会う事になります♪

攻様に憧れて入学した学園は
受様にとって優しい環境ではありませんでした。

受様を変えた言葉を口にしていた攻様も
受様が想像していた人物とは全く違っていましたが
受様は攻様の実態を知っても抱かれる事になっても
憧れを消す事ができません。

そして攻様も今まで相手にしてきた者達とは
全く違った言動をする受様が理解できないのですが
気になって仕方がないのですよ♪

来る者拒まずで身体での付き合いに徹してきた攻様と
攻様が初めてて気持ちが追い付いていない受様なので

どちらも自分の気持ちに気付かないまま
関係だけが進んでしまっているので
ハピエンまでの道のりはまだまだ遠く
ヤキモキしつつの読了でした ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐

小説は既読なので
先の展開はわかってはいるのですが
健気な受様に俺様な攻様が翻弄されているのが
けっこう萌ツボで楽しかったです♪

そして攻様のルームメイトが
受様と並んで"可愛い"と言われるたびに
ムフッ♡ と笑いが止まりませんでした(笑)

攻様の従兄弟も登場し、
更に波乱の3巻も楽しみにしております。

1

澄也先輩は、生きていることを知ってほしかった人。

体の弱い翼には、過酷な仕打ちがこれでもかと待ち受ける第ニ巻!
うう。辛すぎる。辛すぎるよ!
心配する両親の反対を押し切って入学したのに。ロウクラスである、というだけで部活動にも入れず。澄也先輩のお手付きというので、嫉妬した学生達から疎まれ、レイプされたり。
しかも、「攻め」って大体こういう時ギリギリ救ってくれると思ってるのに。澄也先輩はギリギリ間に合わない‼︎ 間に合ってくれない。挿入だけは阻止出来たものの、翼は可愛い口を犯され、あちこち弄られ、羽根は無惨にも傷付けられ、破られているのだ。惨すぎる。酷すぎないかこれ。読み進めるのが途中辛くなりました。
そもそも最初に澄也先輩に抱かれたのだってレイプだと言い切る翼にとって。いくら気持ちよかったとはいえ。怖かったのには変わらないのだ。澄也先輩は、翼をただの「餌」だと言う。餌場を荒らされたく無いのだの嘯く。もう。翼への独占欲と執着はダダ漏れてんのにね。
とにかく。凄惨なレイプシーンを経たことで。澄也先輩は、初めて。翼への独占欲以外の気持ちを自覚し始める。ただ、きちんと言葉にはしていないので、翼には両想いの確信が無い。ここに来て甘いながらもジレモダ。
翼にとって。自分らしく懸命に生きてみたい、と思えたのはいつかの澄也先輩の言葉があってこそ。翼の気持ちは全部伝えたので。澄也先輩が成長を見せるターンになって欲しいものです。
一難去ってまた一難。巻末には澄也先輩の従兄弟だという陶也が現れ、初対面から何やら翼に悪意メラメラ。試練の予感。この調子で続くのかなぁってちょっと心配。

澄也先輩がタランチュラというので、蜘蛛の糸が触手扱いなんだけど。糸が細過ぎて、鋭利。エチの際、翼を傷付けない為と言いながら、媚毒も使っているという。とっても痛そうに見えるんだけど‼︎‼︎

翼が希少な「性モザイク」な為に命が短いという設定。これはヒトでいうところの「半陰陽」ということらしいんだけど、性ホルモンを抑えながら生きている。その抑制剤が何者かに盗まれたっぽいのも不穏。女の子みたいに華奢で可愛い翼が女体化してしまったら、男子寮の女の子って事で、本来ならドタバタラブコメになりそうな予感もするんだけど。そうならないのもそれなりに不穏。

0

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